01/19 奥田枠先生インタビュー 俺様支配者×気弱なルームメイト♥攻めの死から始まるサスペンスBL!!コミックス『Kの支配者』
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2018/03/30 18:28
ネットで話題の人外ものが、大幅加筆修正&描き下ろしで書籍化!
醜いバケモノだが純粋な心の持ち主のカヴォと、見た目は紳士だが中身はビッチなリアン。森で困っていたリアンをカヴォが助けたことで、二人は一緒に旅することに……。Twitterで話題の人外ファンタジーBLが待望の書籍化! 蓮地先生の初コミックス『バケモノとケダモノ (1)』として3月31日に発売されます! 魔物と美形の凸凹カップルによるほのぼの旅模様、珍しい設定と不思議な読み応えに、ハマること請け合いです!! それでは、「801 AUTHORS 108」第1580回、蓮地先生どうぞ!
Q. 作品紹介をお願いします!
ファンタジーの世界を舞台に、醜い魔物と美形の中年という正反対の二人の旅模様を描くほのぼのボーイズラブです。ある出来事をきっかけに二人は一緒に旅をすることになります。ストーリー重視で、二人の関係性の変化をじっくり描くことを心がけました。
Q. メインカップルはどんな攻×受ですか?
人外×中年(オヤジ)です。醜い見た目だけど純情で心の優しいバケモノのカヴォ【健気・可愛い担当】×美形だけれど中身は「気持ちいい事大好き」なちょっと淫乱でケダモノ紳士のリアン【セクシー担当】です。
Q. 当て馬や重要な脇役は?
4話の最初に出てくる怖い門番さんがお気に入りです。出番はすごく短いのですが、リアンの色気に惑わされそうになるシーンがあります。真面目で怖い人物なので、描いていてギャップが楽しかったです。執筆中「彼はその後新しい扉を開いてくれたりするのだろうか」と色々想像して楽しんでいました。
Q. 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう?
カヴォとリアンの体格差です。「人外×人間」感が明確に分かるので、二人の全身が出ているシーンは特に力を入れて描きました。
Q. 苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください!
カヴォとリアンには大きな体格差があるので、二人を小さなコマに一緒に描きこむ時などは体のバランスや構図に配慮しなければならないのが大変でした。
また、私は建物を描くのが元々苦手だったので、村の背景にはめちゃくちゃ苦労しました。ヨーロッパ風のファンタジーの世界観なので、石造りの建物もたくさん登場します。「なんでここレンガにしたんだ?」「どうしてここ普通の石畳にしなかったんだ?」と自分で自分にツッコミを入れながら、必死に描きました。
Q. 今作にまつわる裏話ってありますか?
カヴォの髪の毛が1話から段々サラサラになっていっているのは、ひそかにリアンが手入れをしているからという裏設定があります。
Q. 執筆中の、思い出に残る日常エピソードをご披露願います!
作画作業中、ふと振り向いたらカメムシが天井付近をブンブン飛んでいたという事が2回もありました。
Q. 今、何かハマっていることは?
日頃から料理をするのが好きです。最近は特に、鶏胸肉に片栗粉をまぶしてボイルして、ポン酢とネギをかけて食べるのにハマっています。プルプルとした食感が楽しいです。高タンパク低カロリーで美味しいので、おすすめですよ!
Q. BL作家になったきっかけを聞かせてください!
BLにハマったきっかけは思い出せないのですが、確か中学生のころから大好きでした。
まさか自分がBL漫画を執筆することになるとは全く想像していなかったので、担当さんからお声掛けいただいた時は驚きのあまりリアルに部屋の中をグルグル歩き回った後「とりあえずお茶飲もう…」と、担当さんへのお返事そっちのけでキッチンに向かったのを覚えています。
Q. 発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
一冊の単行本になった喜びと緊張でドキドキしています…!
Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
はじめまして、蓮地(れんじ)と申します。
ファンタジーや人外やおじさんと自分の好きなものをこれでもかと詰め込みまくった漫画ですが、少しでも楽しんで読んでいただければと思います。
未熟で力不足な部分もたくさんありますが、これからも多くの事を学びながら執筆していこうと思っておりますので今後とも『バケモノとケダモノ』をよろしくお願い致します。
担当編集より
Twitterでの話題作が、大幅加筆修正と描き下ろしを加え待望の書籍化です!
本作品は、「人外×中年」という…あるようでなかったカップリングがキーワード。蓮地先生の描く中年紳士・リアンがかもし出す大人の色香にドキリとさせられつつ、純情で可愛いバケモノ・カヴォに思わずキュンとすること間違いなしです…!
二人の旅を描くロードムービー的なお話です。時折シリアスもありつつ、全体的にはほのぼのとした雰囲気で物語が進みます。森や村などの舞台も精緻に描き込まれており、作品の世界観を支える魅力のひとつとなっています。
世間から見れば「変わり者」同士の二人が、旅をする中で何を得ていくのか、そして少しずつ縮まっていく距離感を見守っていただければ幸いです。
『バケモノとケダモノ』をどうぞよろしくお願いいたします…!!
コミックス『バケモノとケダモノ (1)』
特典情報
とらのあな限定:描き下ろし4ページリーフレット
アニメイト限定:描き下ろし4ページリーフレット
中央書店限定:描き下ろし4ページリーフレット
詳しくは各書店ホームページへ
作品情報はコチラ
(C)蓮地/KADOKAWA