まるで海外ドラマ! 舞台はアメリカ、こだわりは“翻訳調”
アメリカ南部の観光都市ニューオーリンズで起きた殺人事件。事件を通じ、お人好し刑事ジェフリーと、被害者の友人で根暗美人のレイモンドが出会い……。吉田珠姫先生の新刊小説『堕ちた天使は死ななければならない』が7月24日発売! 三十路になって初めて自分のセクシュアリティに気付いたジェフリー、その美貌ゆえに過去にトラウマを持つレイモンド、二人の関係性の行方は!? それでは、「801 AUTHORS 108」第1337回、吉田珠姫先生どうぞ!
Q. 作品紹介をお願いします! 舞台はアメリカのニューオーリンズ。マルディグラというお祭りでも有名な観光都市で、殺人事件が起こります。
そこで、犯罪被害者の友人であるレイモンドと、ニューオーリンズ市警の刑事ジェフリーが出逢います。
Q. メインカップルはどんな攻×受ですか? 攻のジェフリーは、真面目でお人好し系の刑事で、いつも同僚たちにからかわれています。
反対に受のレイモンドは、美貌だけれど根暗で引きこもりです。性格も、過去の事件でひねくれまくってます(笑)
Q. 当て馬や重要な脇役は? 気に入っている脇役は、ジェフリーの同僚たちですね。警察署内でのやりとり、書いてて楽しかったです。ほかはシリアスなんですが、署内だけはお笑いのノリです。
Q. 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう? とにかく、多視点の話を書きたくて、翻訳調にしてみました。
行を変えずに「」の会話文が入るのと、登場人物や事件内容を事細かに語るのが特徴です。
Q. 苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください! なんと言っても、行ったことのない土地なので、資料を集めているだけで心躍りました! いつか行ってみたいです、ニューオーリンズ! 有名な騎馬警官たちをナマで見たい!
Q. 執筆中の、思い出に残る日常エピソードをご披露願います! 二十年以上乗っていたスクーターが駄目になって、買いかえました。愛着はあったんですが、今どき珍しい2サイクルバイクだったので、排気煙がもの凄かったんです。冬場なんか、うしろの車が離れて走ってたくらいのオンボロでした(苦笑)
Q. 今、何かハマっていることは? 近所のショッピングモール内にあるスポーツクラブに、八十過ぎの母親に引っ張られて入りました。
母親は、踊りをやっているのでまだ筋肉があったんですが、私は長年の運動不足で、体内のほぼ半分が脂肪でした。
減らさなきゃいけない体重は……ウン十キロ、だそうです~~~(汗っ)
一年くらい頑張れば、デラックスな体形に変化が表れるかも……。
Q. 発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう? 毎回、発売前はドキドキします。
皆様にお気に召していただけますようにっっっ(なんせ、二見様で過去に出した本は、なかなかのシロモノばかりだったので……)
Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ! ひとつ前での回答でも書きましたが――どうか、お気に召してくださいますように! それだけです! よろしくお願いいたします!
編集担当 Sさんより 吉田先生デビュー25周年記念の年にこの作品をシャレード文庫からお贈りできますことを大変光栄に思っております。
舞台はアメリカ、登場人物全員外国人という設定はまるで海外ドラマのようで、一気に引き込まれること間違いなしです。
イケメンなのにお人好しで三十路まで自分の性嗜好に気づかなかったジェフリーと、男性はジェフリーとしか接触できない超絶美形のレイモンド。
応援せずにはいられません…!
小説『堕ちた天使は死ななければならない』 特典情報 ホーリンラブブックス:ssペーパー
コミコミスタジオ:ssペーパー
サイン会:7月22日 ジュンク堂書店池袋本店
吉田珠姫先生サイン会|二見書房―シャレード― (C)吉田珠姫/yoco/二見書房
コメント2
匿名1番さん(1/1)
いつも思うのですが、この絵師様のマンガが読みたい。。。。
匿名2番さん(1/1)
翻訳調、カッコ良さそうですね!いつもと異なる読み口で楽しめそう。興味持ちました!