中原一也先生インタビュー

追い込まれ、思い悩む様さえもエロい…♥


バーテンダーの湯月は、ヤクザの斑目克幸と愛人関係。ところが、謎の男に拉致され、斑目を殺すように命じられます。しかも大切な友人を人質に取られて、身動きが取れず……。5月24日発売、中原一也先生の新刊小説『愛しているとは限らない』。追い込まれ、湯月が選ぶのは!? シリーズ第三弾、「おしおき」と称して湯月は、これまでにない激しい悦楽に堕とされます!! それでは「801 AUTHORS 108」第1277回、中原一也先生どうぞ！

Q. 作品紹介をお願いします！
ヤクザ×バーテンのシリーズ第三弾です。
相変わらず俺様傲慢ヤクザ・斑目と素直でないバーテンダー・湯月が事件に巻き込まれます。
大事な友人を人質に取られた状態で斑目殺害を依頼される湯月。湯月がどういう行動に出るのか、何を感じるのか。
揺れる湯月の心をエロティックに表現できていればいいなと思います。
そして、躰は調教できても心は服従しない湯月を斑目がどんなふうに攻めていくのかもぜひ見ていただければと思います。

Q. メインカップルはどんな攻×受ですか？
ドＳなヤクザと素直でないバーテンダーです。


Q. 当て馬や重要な脇役は？
やっぱり湯月の大事な人である釜男ちゃんは重要な人物だと思います。
あとは斑目の舎弟・指原も。湯月ことをよく思っていないところも好きな設定です。

Q. 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう？
湯月の迷いです。殺してやりたいと思うことも少なくない斑目をいざ殺さなければならない立場に追い込まれて何を思うのか、というところに力を入れました。
あとはやっぱりエッチシーンです。今回もドＳなヤクザらしいエッチを心がけました。

Q. 苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください！
カクテルを作るシーンはいつも楽しいです。かっこよく、そしてエロく、とこだわっている部分でもあります。

Q. 今作にまつわる裏話ってありますか？
裏設定というか、あるんですが書くとネタバレになるので…。内緒にしておきます。

Q. 執筆中の、思い出に残る日常エピソードをご披露お願いします！
何をしていたのかまったく覚えてません。仕事して猫を可愛がるだけの毎日なので印象的な出来事もなく…。多分猫を可愛がっていたと思います。笑。

Q. 今、何かハマっていることは？
猫。とにかく猫が好きで多頭飼いしてるんですがどの子もみんな好きすぎて毎日あっちの子こっちの子代わる代わるモフったり肉球の匂いを嗅いだりしています。

Q. 発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
どんな反応があるかいつもドキドキしてます。

Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
興味を持たれた方はぜひ手に取ってください。ヤクザとバーテンの甘くないヒリヒリするような恋愛模様を目指して書きました。


担当編集より
克幸×湯月編もついに三作目！ 今作も大人の色気満載です!! さらに湯月はこれまで以上に斑目の存在を意識していきます。斑目を殺せるのか、殺したらどうなるのか……。思い悩む様さえも湯月はエロいです。ハードさを増していくエッチシーンに駆け引きめいた二人のやり取り、そして鬼気迫るアクションシーンをドキドキハラハラヒリヒリしながら楽しんでください！ また、湯月の過去が見える短編も収録されています。ぜひ、隅から隅まで味わい尽くしてください！

小説『愛しているとは限らない』

特典情報
コミコミスタジオ：クリアファイル
ホーリンラブブックス：ブロマイド


(C)中原一也・奈良千春/二見書房