安堂まめ先生インタビュー

男のマウンティングはやっぱりセックス!!


麻生陸は、宇宙開発事業を手がける企業の若き幹部候補。社運をかけたプロジェクトに、アメリカから出向してきたエリート社員、一条功輝と臨みます！ ところが、使命に燃える麻生を、一条は「足手まといになるな」と突き放し……。1月27日発売、安堂まめ先生の初コミックス『俺にふさわしい屈辱を、』。一条の不遜な態度に牙を剥く麻生ですが、返り討ちにされ、屈辱にまみれます！ しかしなぜか肉体は快感をおぼえ!? それでは「801 AUTHORS 108」第1169回、安堂まめ先生どうぞ！

Q. 作品紹介をお願いします！
表題作『俺にふさわしい屈辱を、』と前作『キスは罪悪』の2つを収録していただいてます。
表題作のテーマは攻×攻。どちらもプライドエベレストなノンケの同僚2人が、お互いの利益の為に仮の相棒関係を結んでいく過程で関係に変化と、性癖も露わになっていき…というお話です。



もうひとつは、女性に困った事がないノンケの御曹司(攻)がうっかりゲイの受けさんに食べられてしまうのですが、意外な所で繋がっていた…というお話です。


前者はコメディタッチに、後者はシリアス傾向のタイプの異なる内容になっています。

Q. メインカップルはどんな攻×受ですか？
(ドＳ)俺様：一条功輝×(ドＭ)俺様：麻生陸の喧嘩っプルです！
男として充実していた日々を送る受けが、自分よりも更にステータスの高い男と出会い自分でも知らなかった性癖や男性として屈していく過程をコミカルなテンポで描いてるので、重くなりすぎず笑ったりしてもらえたらいいなと！



Q. 当て馬や重要な脇役は？
麻生の部下である渡辺は喧嘩の絶えない2人のクッションになって、よく動いてくれたなと思います。
自分だったら日々いがみ合う上司2人に挟まれていたら絶対胃を壊しそうなので、ある意味彼が一番頑丈なのかもしれません…

Q. 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう？
ノンケの2人なのでどちらも攻めになりうるけれど、プレイになると立場がハッキリする所です。
麻生を虐めてるときの作画に特に力を入れて描いたので、一条のドＳ顔と麻生のドＭ顔を楽しんでいただけたらと…！
それと、商業作品で描かせていただく時に黒髪キャラクターは攻めにしていた傾向がひっくり返った作品でもあるので、個人的にターニングポイントになったかなと思います。


Q. 苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください！
お互い煙たがってる状況からどう恋愛関係に持っていくのか苦労しました。(すぐ喧嘩するので)
2人の勤める先が民間の宇宙開発企業という点も、仕事内容に特化しすぎるとBL要素が薄くなっていってしまうのでそのあたりのバランスは担当さんと良くお話させていただきました。

Q. 今作にまつわる裏話ってありますか？
格好いい男にもギャップがあると可愛いなと思って、麻生には実は過度な愛犬家という設定などいくつか用意していたのですが、本編で盛り込めきれなかった部分はコミックスの描き下ろしで描かせていただいたりしました。
ボツになった設定では、麻生の部下の渡辺と一条の部下のレイチェルもくっつく…ってプロット段階ではあったのですが、くっつかなかったです！(笑)

Q. 執筆中の、思い出に残る日常エピソードをご披露願います！
執筆中はプライベートも含め怒涛のスケジュールだったので、約1年かけてひたすら原稿に打ち込むという日々全てが思い出になってます。
誕生日も原稿修羅場中に迎えたのですが、担当さんが贈って下さったプレゼントとお手紙が一番うれしかったです…！ 仕事デスクに貼るくらい嬉しかったです！(笑)

Q. 今、何かハマっていることは？
あたたかい飲み物で喉に良いものを常に探してます。いろいろ試していくうちに、白湯が一番なのでは？ と気づき始めました…

Q. BL作家になったきっかけを聞かせてください！
同人イベントで担当さんが同人誌を見て下さり、ご連絡をいただいたのが初コミックスへのご縁に繋がりました。本当に感謝しています！

Q. 発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
初めてコミックス化のお話をいただいた時には、嬉しい気持ちと緊張とプレッシャーと色々あったのですが、今は作品がひとつの形になって書店さんに置いていただける事に感謝の気持ちでいっぱいです。
拙い部分もあるとは思いますが、ひとつでも楽しんでいただけたらこれ以上嬉しいことはありません。

Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
最後までお読み下さりありがとうございます。何かひとつでも興味が湧きましたら是非お手にとっていただけたら嬉しいです！


アメイロ編集部 担当編集より
安堂まめ先生デビューコミックス『俺にふさわしい屈辱を、』は、先生の艶やかな絵柄が映えるセレブ男子がいっぱい★ なゴージャスな一冊になりました！

表題作の『俺にふさわしい屈辱を、』は“男のマウンティングはやっぱりセックス!!”という合言葉から生まれたエリート・ケンカップルとなっております。


スーツの上から靴で踏まれて、パンツの中で射精させられるところから攻め→受けへの躾が始まります。
負けん気の強い受けは、必死に食らいつこうとしていきますが、結局、手の平で転がされてカウンターパンチを食らうという…ズブズブとメス堕ちしていく受けの顔やリアクションに、ぜひご注目ください！
一方、攻めは股間を踏みつけた靴をハンカチで拭うなど、いちいち所作が不遜で受けを堕としていくのも見所。
安堂先生の辱めスキルと言葉責めセンスが光るシーンがたっぷりです！

収録作の『キスは罪悪』は、おバカな年下御曹司×ビッチなお兄さんのカップルです。
受けの傷を全て受け止める攻めの一途さが、とても胸を打つ作品になっています。



そして今回のスマートフォン限定スペシャル特典ゲームは、その名も『メス堕ち危機一発』。
言葉責めの剣でスパダリをメス化させて、エッチな特典マンガをGETしてくださいね。

極上エロスの世界に誘う『俺にふさわしい屈辱を、』どうぞよろしくお願いいたします！

コミックス『俺にふさわしい屈辱を、』

特典情報
とらのあな限定：カラー漫画ペーパー
アニメイト限定：描き下ろし漫画ペーパー
特約店限定：描き下ろし漫画ペーパー

＜スマートフォン限定 描き下ろしアルバム特典＞
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(C)安堂まめ/アメイロ