思春期の「痛み」と「欲望」にキュン♥優等生の風雅は受験を控えた夏、ふと思い立って海の家でバイト。その店を営む大家族の末っ子で、2歳年下の純に懐かれます。泣いたり笑ったりと感情豊かな純をやっかいに感じながらも、つい世話を焼いてしまい……。12月24日発売、青葉いくら先生の初コミックス『夏影に、さよなら』。互いに惹かれあいながら、ときにすれ違い!? 思春期男子同士の、ラブに心震わせましょう!! それでは「801 AUTHORS 108」第1140回、青葉いくら先生どうぞ!
Q. 作品紹介をお願いします!表題作は、夏の田舎の高校生の、甘酸っぱくてちょっと切ない青春ストーリーです。
海の家でアルバイトを始めることになった風雅が、二つ年下の純に出会って少しの期間一緒に働くことになり、互いに少しずつ惹かれあっていきます。
同時収録の『禁じられたあの夏へ』も 夏の田舎のお話です。幼い頃にしてしまった行為を忘れられないまま、すれ違って離れていた二人が再会します。
Q. メインカップルはどんな攻×受ですか?何一つ悪いことを考えていない、純粋でヘタレでまるで子犬のような攻め・純と、面倒見が良くてしっかり者のキラキライケメンの受け・風雅です。
まるで正反対のような二人ですが、だからこそ一緒にいる分には相性がいいのだろうなと思います。
Q. 当て馬や重要な脇役は?重要な役割としては、海の家で共に働いている純の家族達です。純とは違いしっかり者のお姉ちゃん達、ちょっと怖いお父さんやお兄ちゃん。
お兄ちゃんはこの作品内ではひと味違った辛口キャラクターなので、お気に入りです。
Q. 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう?『夏影に、さよなら』『禁じられたあの夏へ』両作とも、二人のすれ違いや互いの隠された本心、そこから始まるちょっとした口論などが重要になってくるので、そこを特に大事に描かせていただきました。絵に関してはアナログでペン入れをしていますが、田舎の柔らかい雰囲気が出せたかなと思います。
Q. 苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください!苦労した点は、こだわりポイントとかぶってしまいますがやはり純と風雅のすれ違いのところです。二人の感情をリアルに、情熱的に描くことを意識しました。
純の家族達を描くときは楽しかったです。描いていながら、周りからチャチャを入れるモブのような気持ちになりました……。
Q. 今作にまつわる裏話ってありますか?気づいた方もいるかもしれませんが、風雅と純はのちにもっと身長差がひろがります。
Q. 執筆中の、思い出に残る日常エピソードをご披露願います!田舎ばかり描いていると、田舎に行きたくなるもので……。地元の少し北に行ったところ、滋賀県の
近江舞子というところで琵琶湖沿いを一人でのんびり歩きました。
作品の登場人物のことも少し考えながら、気分転換になってとても良かったです。琵琶湖も綺麗でした
Q. 今、何かハマっていることは?いっぱいあります。ハンドメイドのアクセサリーを作るのにとてもハマっています。自分ではあまりつけないのですが、友人につけてもらっていたりすると嬉しいです。
あと今期の某文豪アニメと某排球アニメを是非みてください
Q. BL作家になったきっかけを聞かせてください!同人をやっていた際、担当さんに声をかけていただきました。とても興味があったのでお話を聞いてみた上、こうしてお仕事をさせていただくかたちになりました。
Q. 発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?まだまだ信じられなくて、現実味があまりないです。書店に行ったら自分の本があるなんて。
Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!初めての単行本です。どういった反応をいただけるのか、仕上がりを実際目にしてみてどうかなど、まだまだ不安と楽しみがいっぱいですが、甘酸っぱくて切ない青春がぎっしり詰まった一冊になっていると思いますので、是非楽しんでいただけたらと思います。
アメイロ編集部 担当編集より少年の涙を描かせたら随一(!?)青葉いくら先生のデビューコミックスは、甘く切ない恋模様がぎゅっとつまった一冊になっております!
表題作の『夏影に、さよなら』は、甘えたがり年下ワンコとリア充な優等生が田舎の海の家で出会うところから始まります。
受けであるリア充少年・風雅は、周りから「笑顔が素敵」と褒められるキラキラ太陽属性ですが、実はその笑顔にコンプレックスを持つ…という闇を抱えています。
感情のままに行動する攻め・純によって隠されていた感情や一面が暴かれていくところにぜひご注目いただければ嬉しいです!
また青葉先生のデビュー作となる『禁じられたあの夏へ』は、幼い時にカラダの関係を持ってしまった幼馴染のお話です。
初恋の痛みに蓋をし成長してしまった見栄っ張りな攻めと、傷つけられても一途で健気な受け……。
思春期だからこそ一筋縄ではいかない恋をご堪能ください。
2作品とも、少年たちの涙が切なくて愛おしく……、泣き顔フェチの方にもたまらないシーンが盛りだくさんです。
青葉先生の瑞々しい筆致と感性が溢れたコミックス『夏影に、さよなら』をどうぞよろしくお願いいたします!
そしてスマートフォン限定のスペシャル特典もございます!
海から流れてくるボトルメッセージを拾うと、本編より未来を写したアルバムが開くというものです。
純と風雅はどんな未来を歩んだのか……、ぜひ最後まで見届けていただければ幸いです!
コミックス『夏影に、さよなら』特典情報とらのあな限定:カラー漫画ペーパー
アニメイト限定:描き下ろし漫画ペーパー
特約店限定:描き下ろし漫画ペーパー
<スマートフォン限定 描き下ろしアルバム特典>
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(C)青葉いくら/アメイロ
コメント2
匿名2番さん(1/1)
流行りの絵柄ですね。最近同じような絵の人が多くて誰が誰だか。お名前見るまで別の先生と勘違いしてました。お上手でべつに嫌いな訳じゃないんですけどね。
匿名1番さん(1/1)
かわいい!この電子連載レーベル、気になってる…