陰謀、魔の手… 危険と隣り合わせの二人の恋路は!?
遠野春日先生の人気小説「情熱」シリーズ番外編最新刊『艶乱(いろのみだれ)』が6月17日発売! 極道の若頭である東原と、若手弁護士の貴史の恋を追った3冊目です。今作では、東原が極道の道へと進むきっかけとなった過去が明らかに! それに伴い陰謀の匂い、そして、東原の安否を気づかう貴史には魔の手が……。危険と隣り合わせの極道×弁護士ラブ! 手に汗握って、見守りましょう!! それでは「801 AUTHORS 108」第959回、遠野春日先生どうぞ!
Q. 作品紹介をお願いします!情熱シリーズ12冊目で、東原と貴史をメインにしたスピンオフ作品「艶」ものの3冊目になります。『
艶悪』『
艶恋』と二人の関係性が少しずつ変わり、互いの距離が徐々に近づいていく様を描いてきましたが、本作もその流れを汲んでさらに一歩相手の懐に踏み込む二人をテーマに書きました。今までほとんど明かしていなかった東原の過去についても今回掘り下げております。個人的に気になる新キャラも登場しますので、その新しい人物にもぜひご注目いただけますと嬉しいです。シリーズ本編の主人公カップル、遥と佳人もちょっとだけ出てきます。
Q. メインカップルはどんな攻×受ですか?東日本最大の指定暴力団川口組の若頭と個人で事務所を構える弁護士のカップル。傲岸不遜だけど情に厚く、猛々しいのに冷静な頭脳派で、組内では若手ながら重責を担う攻と、黙って立っていれば穏健でおとなしそうに見えるけれど、いざとなったら言うことは言い、意志が強く怖じけない強さを持った受さんです。
Q. 当て馬や重要な脇役は?これ一作で葬るには惜しいと私が個人的に思う重要な脇役が今回出てきます。皆様にも興味を持っていただけたら嬉しいです。
Q. 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう?書きたかったのは東原の過去ですが、こだわったという意味では、今まで何度も拉致されたり騙されたりして痛い目を見てきた貴史の成長です。もう二の轍は踏まないぞと本人が固く心に誓っていることを、読者様にも知っていただきたいと思いました。
Q. 苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください!新キャラを書くのが楽しかったです。のらりくらりとした食えないところをもっと書きたかったです。あと、このキャラにもっといろいろな服を着せてみたかったです。
Q. 執筆中の、思い出に残る日常エピソードをご披露願います!作中、ちらりと刀剣について書いていますが、昨年からずっと刀剣を擬人化したゲームをしておりまして、その影響を少なからず受けております。私は実際の刀剣にはまったく詳しくないですし、博物館で何振りか鑑賞した程度なのですが、何年か後に本作を読み返したとき、これを執筆していたときは刀剣のゲームに夢中だったなぁと鮮明に思い出せそうで楽しみです。
Q. 今、何かハマっていることは?前々から舞台鑑賞が唯一と言っても過言ではない趣味なのですが、昨今2.5次元舞台というものを新たに知りまして、たぶん今はそれに一番ハマっている自覚があります。若手俳優さんにも興味が出てきて、次から次へとその方たちが出ている舞台を探してしまうので、今ちょっとクラシックコンサートや歌舞伎鑑賞のほうはお休みしています。東京に住んでいてよかったような悪かったような(笑´∀`)
Q. 発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?楽しんでいただけるものになっているだろうか、と毎回心配になります。校正モレなかったかな、という不安もいつもついて回ります。一度発行されたら、作品は私の手を離れて読者様に自由に解釈していただくものになりますので、ドキドキです。
Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!こんにちは。はじめましての方もいらっしゃいますでしょうか。インタビュー、お読みくださいましてありがとうございます。長く続けさせていただいておりますシリーズの最新作をお届けすることができて嬉しいです。応援してくださる読者様のおかげと深く感謝しております。今後ともがんばっていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。ご意見、ご感想等ありましたら、ぜひお聞かせください! 普段は主にツイッター(
@haruhitono)で情報発信させていただいております。
担当編集より一部に熱ーいファンを抱える東原&貴史の3年ぶりの新作が発売になります! 貴史を幸せにしてやってくださいという熱狂的なファンの期待にこたえられる作品に仕上がっていると思いますので、是非、お楽しみください! 情熱ワールドの広がりには皆様の声援が欠かせませんので、これからも応援よろしくお願いします!
(C)遠野春日・円陣闇丸/リブレ