児島かつら先生インタビュー

気持ちを表に出す年下と、罪悪感に悩む年上！
主人公の靖大は、年下の従兄弟である佑真への罪悪感にさいなまれています。幼い頃に二人でした“ないしょのあそび”。佑真の性癖を歪めてしまったのは自分ではないか!? 大学受験を理由に靖大の元でともに暮らす佑真は、気持ちを表に出して迫ってきて……。3月17日発売、児島かつら先生の新刊コミックス『ジーン・クラッシャー』。流されてはいけないと、仕事に逃げる靖大ですが、子供だと思っていた佑真のオトコな発言に、思わず!? それでは「801 AUTＨORS 108」第867回、児島かつら先生どうぞ！

Q. 作品紹介をお願いします！
いとこ同士の家族恋愛物です。年の差、年下攻め。
子供の頃にしたエッチな“ないしょのあそび”のせいで従弟の佑真の性癖を歪めてしまったという罪悪感を抱える主人公の靖大(受)と、ひたすら感情をぶつけてくる佑真(攻)のお話しです。
Q. メインカップルはどんな攻×受ですか？
攻の佑真は自分の思ってる事をストレートに出す子です。わりと今までは自分の思う通りに人生進んでいたけど靖大だけはどうも上手くいかないという葛藤があります。
その苛立ちから強引に出てしまう事も。受の靖大は佑真に対して罪悪感ばかりでひたすら自分の感情を抑え、佑真の訴えに対しても素直に受け入れる事が出来ないでいます。
Q. 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう？
佑真がただ強引で我儘な子という印象にしたくなかったので佑真の家族との交流シーンを入れてみました。あと恥ずかしがってる告白のシーンですね。
靖大に関しては罪悪感から抜け出す為の何か大きなきっかけをずっと考えていたのですが、意外とふとした思い付きから気持ちって晴れて行くのでは…と思い、無理の無い展開にしてみました。

Q. 苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください！
本当は最初主人公は攻の佑真の方でした。でもネームに入ってから何か違う…の連続で全然進まず…。途中で思い切って視点を変えてみたらすんなりお話しが進んだので、正解はこっちだったんだなーととてもすっきりしました。
Q. 執筆中の、思い出に残る日常エピソードをご披露願います！
今回はぎっくり腰にもならずいつも通りお仕事出来て良かったです。

Q. 今、何かハマっていることは？
ウォーキングとジョギングです。最初ウォーキングだけだったんですけどある日走ってみたいと思ってジョギングも始めました。とても楽しいです！
Q. 発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
いつもの事ですが日に日に緊張で胃が痛いです。

Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
少しでも楽しんで頂ければとドキドキしています。どうぞ宜しくお願い致します…！
担当編集より
児島かつら先生のQpaファーストコミックスは、従兄弟同士のこじらせラブで登場です！
男らしく成長している年下の従兄弟と、そこはかとなく色気漂う年上の従兄弟。
児島先生の描かれる男子のふとした表情や男を感じさせる身体にも注目です。
幼い頃の“ないしょのあそび”がきっかけて年下の従兄弟に歪んだ性癖を植え付けてしまった、と罪悪感に苛まれていた受けの靖大と、「それはちがう」と言って迫ってくる佑真の恋の追いかけっこに目が離せないお話となっています。
年下攻めが若さゆえにぐいぐい来る感じも見ていてにやにやするのですが、ふたりの幼少時代のショタ可愛さもとてもとても萌えポイントが高いです！
「いけないことだ」と囚われていた罪悪感から解放されたあとのふたりの距離感もドキドキです。
カバー下や幕間のおまけもたっぷりでお届けしていますので是非お楽しみいただきたいです！

特典情報
アニメイト：描き下しメッセージシート
とらのあな：描き下ろし両面カード
中央書店コミコミスタジオ：描き下ろしペーパー
ホーリンラブブックス：描き下ろしイラストシール
全国特約書店共通：描き下ろしペーパー
特典一覧は竹書房サイトの特設ページをご参照ください！

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(C)児島かつら／竹書房