最近はずっとBL小説や漫画ばっかり読んでいます。(最近と言うかここ何年か)
小説を書いているので(もちろんBL小説です)他のジャンル作品も読んで見ようかなって思ったんですけど、よくわからないんで
皆さんに、腐女子の人が読んでも面白いと思えるような作品を教えて頂きたいので質問しました。
ジャンルは何でもアリです。 ラノベでも純文学小説でも……。
それと、出来れば小説限定でおねがいします。
ちなみに……。
私の好みは「痛い」系の話です。
胸が締め付けられるような、苦しいけど、読むのをやめられない。
肉体より精神的な「痛さ」で!!
読んだあとにジーンと来るあの感じが病み付きになるんですよね。
あとは……「ヤンデレ」「復讐」「萌え要素」「無理やり系?」「泣きBL」ですかね。(長くなるのでこのへんは省きます)
ギャクや明るい話は誰かにオススメされない限り、好んで買いません。(別に嫌いではないのですが)
だからなのか今、私の書いてる話も暗くて重い話です。
あっでも、皆さんが面白くて良いと思う作品なら内容は問いませんので。↑はあくまで自分の好みだし。
それでは、回答よろしくお願いします。
太宰治【駆込訴え】
ヤンホモな作品です。ユダ→→→イエス。
ロートレアモン伯爵【マルドロールの歌】
シュール。
恩田陸【ネバーランド】
腐関係無く恩田陸先生の作品は引き込まれます。
江戸川乱歩先生や谷崎潤一郎先生も腐関係無く引き込まれる素敵な作品が多いです。ほか、江戸川乱歩先生は長田ノオト先生がコミカライズした作品があるようです。
過去スレに参考になるのではというのを見つけましたので貼っておきますねー↓
「同性愛文学・妄想でも楽しめる文学」
http://www.chil-chil.net/answerList/question_id/406/
自分の知らない作品も出ていてこれは読まねば~と、興味深かったです。
貴腐人の方ならよくご存じの萌え本を数冊並べてみます。
『孤島の鬼』江戸川乱歩
あまりにもべたで恥ずかしいのですがおススメです。文体に始め慣れなくても、腐っていればどんどん読めますよ。
『偸盗』 芥川龍之介
兄弟萌えとでもいうのでしょうか。個人的に隠れた?萌え短編だと思っています。
『砂の器』松本清帳
もしなら、映画をおすすめします。
加藤剛のものですね。萌えは私だけなのかもしれません(^^ゞが、作品が素晴らしいのでご勘弁をm(__)m
『草の花』 福永武彦
なんでしょうか。この感じ。好きな方は大好きだと思うのですが、個人差があるかもです。
『赤ひげ診療譚』 山本周五郎
おっさん受けです。って、嘘です。ごめんなさい。本当に名作です。涙が止まりません。萌えはかなり個人差ですがそんなことより素晴らしい作品です。黒沢明版の映画もともにおススメです。できれば両方ご覧ください。ぜひ!
ここからは現代?版で
『きらきらひかる』 江國香織
有名ですが映画にもなりましたね。豊悦がゲイのお医者さんの役で薬師丸ひろこちゃんと夫婦。恋人役の筒井道隆くんがまた良いのです。
原作の読後感が多分、お好みではなかろうかと思われます。一人でいるのが寂しくなります。
監察医のドラマのほうではないです。一応。もちろんあちらはあちらで素敵でした。ユリ萌えが満載で楽しかったな。
萌え要素はないのですが。
佐々木丸美 『雪の断章』
BL萌えはないですが、報われない生い立ち系のお好きな方はたまらない作家さんだとおもいます。
好きな方はすごく好きだと思います。
既読作品がほとんどだったらすいません。
クレタコさんと読書傾向が似てますが…(笑)
精神的に痛い作品、私も大好きです。
東野圭吾さんは意外とダークですね~。『悪意』『白夜行』『秘密』、そしてもちろん『容疑者Xの献身』がオススメです。
貴志祐介さんは『クリムゾンの迷宮』一択で。他の作品も面白いんですが、この作品が他を三馬身ぐらい突き放してます。
栗本薫さんは『時の石』がオススメですね。小松左京を彷彿とさせる珠玉のネクラ短編集でした。
長編は後半になるとグダグダになりますが、『グインサーガ』も『魔界水滸伝』も初期はかなり面白いし、腐要素まんさいです。
あと精神的にキタものは、
岡嶋二人『クラインの壺』
井上夢人『ダレカガナカニイル…』
京極夏彦『新巷説百物語』
あたりですかね。
どれも読後にむしょうに寂しくなって震えた記憶があります。
もしお時間があるのなら、京極夏彦は、刊行順に読まれるのをオススメします。実はほぼすべてのシリーズに繋がりがあるんです。サイコロみたいな本だらけで、手を出す前に微妙に怯んでしまうとは思いますが(笑)
小野不由美さんは『魔性の子』がオススメです。
これ精神的にグサグサきました。自意識過剰な人間のハートを根底からえぐりとるような結末です。
宮部みゆきさんは精神的な痛さのある作品はあんまりなかったかなァ。『魔術はささやく』と『龍は眠る』が好きです。
なにげに赤川次郎さんもピリッと痛い作品を数多く書かれてますよ。軽いユーモアミステリ作家みたいな認識をされがちですが、キツーい作品も多い。『魔女たちのたそがれ』『招かれた女』『窓からの眺め』etc… ありすぎて記憶してませんが。
新宿鮫シリーズも好きです。これたしか冒頭からして腐がウホッ♪と思ってしまうような場面だったような。ちょっと記憶あいまいですが…。たしかサウナのシーンでしたよね?(誰にきいてんねん)
有栖川さんと島田さんは個人的にはあんま好きな作家さんじゃないかなァ。
あ、そーだ、
痛いというと乙一さんも外せないかと。
『暗黒童話』『夏と花火と私の死体』『GOTH』などなど
文字数尽きてきたのでこのへんで。
つらつら長くてスイマセン。
小野不由美さんです。
BL以外では殆ど小説は読まない私が唯一どハマりした作家様ですww
最初に読んだのはゴーストハントのコミックスだったのですが、そのレーベルには似つかわしくない(←w)内容の濃さと専門的な知識に興味がわいて(元々心霊モノやオカルト系のお話が大好きなんです)原作も読んでみたい!と思ったのがきっかけでした。しかし、残念ながら↑の小説は既に絶版で入手出来ず。
じゃあ代わりにとたまたま手に取ったのが『十二国記』シリーズで、その予想を上回る圧倒的なスケールのデカさとファンタジーの域を超えた世界観に完全ノックアウトされてしまいましたww
しかもこのシリーズ、考え方や解釈によってはBL脳でも全然イケる!←私だけかもしれませんが(笑
以来小野さんの本は殆ど読み漁りました。ファンタジーからオカルト、ミステリなど種類は様々ですが私はどれも大好きです!
でもお話の内容によっては表現方法でエグい描写や流血シーンもあったりするので、そうゆうの苦手だったりすると少し注意が必要かも?です(^_^;
もう既読済みでしたり、趣味にそぐわなかったら申し訳ないのですが、とりあえずご参考までに。
図書館に置いてありそうなものから腐視点で読んでも面白いんじゃないかなーと思うのを幾つか。
ちるちるにも登録されてるんですが、柴田よしきさんの「聖なる夜」上下は、くくりは一般小説ですがBL要素が高いので、むしろBL小説として読めちゃうかもしれません。
耽美系なら赤江瀑さんですね~一時期ハマりました。
あとやはり腐人気の高いところだと高村薫さんとかかな。
ミステリー系なら京極夏彦さんの「京極堂」シリーズや、有栖川有栖さんの「アリスシリーズ」、島田荘司さんの「御手洗シリーズ」はどれも同人人気が高く腐女子の心をくすぐる描写もちょこちょこ出てきますのでとっつき易いとは思います。
腐とは関係無く、一般的に面白い作家は?って聞かれたら、無難に貴志祐介さん、東野圭吾さん、宮部みゆきさん辺りかなあ、ベストセラーになるだけあってこちらは誰が読んでもまあ外れないだろうという万人向けの安定した面白さ。
あと栗本薫さんは本人がBLを書き、またJUNEで小説道場をやっていただけあって一般作品にもたまに腐風味を入れてきます。
ただ未完だったり途中でうだうだになっちゃうのもあるのでシリーズ物は避けた方がいいです。
ぐっとハードボイルドなら大沢在昌さんの「新宿鮫」シリーズ。これも腐女子ならおおっと思うシーンが出て来ます。
更にもうやや古典の部類かもしれないけど、三島由紀夫もいいし、鏡教花の文章は何度読んでもその美しさにうっとりします。
……と、とりあえず有名作家で図書館にまず有るであろうというラインナップをあげてみました。これはもう上げ出すとキリがなくなっちゃうのでこの辺で。
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