誰かに成りすましたり、身分、立場、感情、性格、何でもいいです。
受けが攻めに隠し事をしたり、騙したりしているお話(小説)が読みたいのですが、何か良い本はないでしょうか。
攻めのことを好きになって、打ち明けられずに思い悩む感じで、葛藤が強ければ強いほどいいです。
宜しくお願いします。
そういえば、受が攻を騙しているといえば、これがそうだった…
・水壬楓子「ミステイク」
これは、ボディガードの人材派遣会社エスコートを舞台にしたエスコートシリーズの3作目ですが、毎回主人公が変わるので単独で読んでも大丈夫だと思います。
受の真城は、「かつて自分の部下だった清家薫を、誘惑して夢中にさせたあげく、ボロ雑巾みたいに捨て去ったことに対して良心の呵責を感じて」(作中原文のまま 笑)おり、仕事先で5年ぶりに清家と再会し、ひどく動揺します。そのまま同じ現場で仕事を続けますが、真城は自分が彼を誘惑した本当の理由だけは彼に知られたくないと思っていて…
余談ですが、真城さんは私の腐歴の中で、最強の「クイーン・オブ・女王様受」として輝いております。
ふと考えてみたら、エスコートシリーズの他の話でも、受が攻に隠し事をしていました。
・「リミット」6作目
受が隠している「あること」を理由に、二人の関係を終わらせなければならないと思い詰めていて…
・「クライアント」7作目
受が、自分とクライアントとの関係がどのようであるかを、攻を含めた周り中に隠しており…
「リミット」「クライアント」両作とも、隠されている何かがお話のキモでございまして、最後の最後にわかる仕組みになってますので、ここではネタバレいたしません。3作品全部おもしろいですよ。
また同じ水壬楓子さんの動物変身ファンタジーのムーンリットシリーズの7作目(最終話)
・「ムーンリット・ウェディング」
受が、攻に、自分の正体・皇女(公的には。ほんとうは皇子)でありヤマネコに変身する特殊体質であることを隠して接近しますが、実は攻も…
このシリーズも毎回主人公が変わるので単独で読んでも大丈夫だと思います。
水壬楓子さんの小説って、最後の最後で謎が解ける話が多いかも。
匿名
ラムセスさん>
「COLD SLEEP」以外はどれも既読で好きな作品だったので、ちょっと感動してしまいました^^
「COLD SLEEP」面白そうで、すごく気になりました。切なくてぐっと来そうなお話ですね。さっそく本屋さんで探してみたいと思います。
ありがとうございました!
fiona0109さん>
「いつわりの薔薇に抱かれ」あらすじを見て、読んでみたい!と思いました。きっと読み出したら止まらない気がします。
「姫君の輿入れ」健気受が大好物なので、好きになれそうなお話でした。この前本屋さんで見かけたので、今度買って読んでみたいと思います。
「ホームドラマ」剛しいら先生の作品は昔一度読んだことがあって面白かったので、手が出しやすい安心感がありますね。探してみます。
ありがとうございました!
*英田サキ 「いつわりの薔薇に抱かれ」
マフィアもの。受けは身分を隠しています。
*和泉桂 「姫君の輿入れ」
平安王朝モノ。受けは性別を隠しています。
*剛しいら 「ホームドラマ」
受けはある秘密を偶然知ってそのせいで追われていることを隠しています。
パッと思い浮かぶのはこのくらいですね。
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