匿名2番さん 
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木原音瀬先生の「美しいこと」が文庫版で出ていることを最近知ったのですが、レビューを読んだところ上下巻で出ている方に収録されている「愛しいこと」が抜けているとの指摘が散見されました。購入を検討しているのですが、この「愛しいこと」抜きでは話が綺麗に完結しないのでしょうか？ アフターストーリー程度のものなら気にせず購入しようと考えています。
匿名2番さん (1/1)
匿名１番さん、えすむらさん、親切にお答えいただきありがとうございます。講談社版では下巻の大半が削られているんですね。現状「愛しいこと」を定価で読める機会がないのは残念ですが、いつか続きが読めることを願って購入しようと思います。
こんばんは。
両版持ってます。”美しいこと”だけでも、十分作品の世界観は堪能できると思います。講談社版のラストが文芸っぽい、ホリーノベルス版のラストはBLっぽい、というレーベルごとにジャンルの違いを感じました。
とはいうものの、やはり”愛しいこと”まで読んでいただきたいところです。
匿名1番さん (2/2)
つづきです。
今までは、講談社版ではなく、ホリーノベルス版をおすすめしてきたのですが、このような状況で困っています。
中古の本しかすすめられず、きちんと定価で買いたいという方の思いにこたえることができない。
願わくば、大人の事情とか版権とかがどうにかなり、また電子書籍で読めるようになり、紙の本でも気軽に買えるようになるといいのですが。
木原先生のような大家なら希望があると思うのですが。難しいかな。
講談社版も木原先生の著作なので、けなす気はないのですが、できれば「愛しいこと」も読んでいただきたいと思っております。
匿名1番さん (1/2)
アフターストーリーではなく、がっつりと全体のラスト、終章であると思います。
なにしろ、ホリーノベルス版の「美しいこと 下巻」のほぼ25パーセントくらいが「美しいこと」で、75パーセントくらいが「愛しいこと」なのです。
ページ数でいうと、3ページから55ページが「美しいこと 下」で58ページから256ページまでが「愛しいこと」なのです。
講談社文庫版では、二人の気持ちが近づいたところで終わります。
「愛しいこと」は攻め視点です。これを読まないと、それまでの受け視点のストーリーでは優柔不断で、受けを振り回し、苦しめる攻めというストレスが解消されません。
一応身勝手に見える攻めの感情もわかり、逆に嫌がる受けに付きまとって、困惑させ、期待させ、泣かせます。
なぜ、講談社版に愛しい事を収録しない！？と思ったのですが、1冊の文庫には収録しきれず、かといって、上下巻にはしたくなかったのかも・・・とか「美しいこと」で終わらせたほうが、がっつりとBL感が出ず、良かったのか？などと思います。でも収録すべきだった・・・！と特にホリーノベルスがなくなった今、強く思います。
さらに小冊子の「愛すること」があり、ここでは幸せそうな受けの姿を見ることができます。
なにやらホリーノベルス版の電子書籍も新たに買うこともできず、紙の本も書店にある限りではないでしょうか。（中古ではなく定価で買うとしたらです）
「愛すること」は電子配信されることになった・・・という話を聞いたことがあるのですが、本編がこんなありさまで、どうなったのでしょうか。
すみません。つづきます。
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