私は深読みし過ぎかもしれないですが。
宮内は、お母さんに「産まなければよかった」と言われ続けた子ども。そのお母さんが付けた名前が「一郎」
一郎のお母さんがαの恋人(女性)に別れるきっかけになったのが、婚約者の「太郎」。
「一郎」という名前には、恨み骨髄の「太郎」をすごく意識した、お母さんの想いが見える気がします。
愛を込められた名前ではなく、恨みを込められた名前。「一郎」と呼ぶたびに、「太郎」が想起させられる。
宮内は、お母さんが別れた恋人を想い続け、その子・宮内を産んだことを後悔し続けたことを、幼少のころから知っていたのでしょう。産みの母が、宮内を一人の人間として認めた救いの言葉をくれたならよかったけど、くれなかったんでしょうね。
太郎は、普通に聞けば跡取りの名前と受け取れる「次郎」を息子に付ける。太郎がその時点で一郎の存在を知っていたのか、わかりませんが。
考えすぎかな。
匿名2番さん (1/1)
「一郎」という名前が、それまで宮内の背負ってきた運命や悲惨な記憶の象徴なんだと思う。自分を愛さなかった母親から与えられたものでもあり、宮内が否応なく受け入れざるを得なかった辛い過去を呼び起こすもの。
幸せになった後の宮内は、自分の名前も受け入れたんじゃないかな~最後に近いページで久藤から名前で呼ばれるシーンも描かれてるから。
匿名1番さん (1/1)
単純に『ダサいから』じゃないですか?
深読みすれば、自分の出自を知っている宮内は 名前が通る事で 弟である次郎がいつか真相に気付いてしまう恐れがあるから伏せている。
とも取れなくはないですが さすがにそれは読みすぎだと思うのでやっぱり
ダサいから
だと思います。
真相があれば私も知りたいです。