先日山藍紫姫子先生のアレキサンドライトを読み
『10年前JUNEを愛読されていた読者さんは、
こんなに面白いものを読んでいたのか!』とえらく興奮してしまい
今では小説JUNEが読めないことに激しく悲しみ
もんどり打っている憐れな現状です。
こういった、今では珍しいドラマティックで荘厳さを感じる昔の作品を教えて頂ければとスレ立てさせて頂きました。
当時の熱狂をご存知の方、いらっしゃいましたら何卒ご教授ください!!
できれば小説でお願い致します
商業作品だけではなく同人誌でもいいので
(3/21のJ庭に狩りに行きます!)
ドラマティックJUNE作品があれば
どうか教えてください
図々しいお願いで大変心苦しいのですが・・・どうぞ宜しくお願い致します(深礼)
名作としてウワサに名高い『間の楔』という作品も近日挑戦してみようと思っています。
JUNE・最高です!
本当に当時読んでいた方が羨ましい限りです・・・!
たくさんのたくさんのお宝情報をご教授下さり本当に有難うございました!
お礼が遅くなってしまい本当にすみません!
こちらで紹介して頂いた作品は
ほとんど購入することができました
銀の鎮魂歌にやきもきし、
「ローマ、残照の記」にキュウキュウして、
そして>もこもこ様!
教えてくださった『冬の星座』本当に本当に最高でした…!
アレキサンドライト以上にハマってしまったかもしれません。
二人のラストにほっとして幸福至極です。
今ではすっかり山藍先生の信者の一人になるべくせっせと新刊既刊を収集中でございます。
いままで『これが自分の好きなBL!』というのに中々出会えなくて、
(もちろん現代ライトBLも大好きです)
心淋しいというか、疎外感というか
ひとりぼっちのような淋しさを感じていたのですが、
こちらの名作に出会えて『一人じゃなかったーーー!』と救われる気分です(大袈裟ww)
本当に有難うございます!
教えて下さった皆さんの宝物リストは
私にとっても超宝物リストです。
これからは視野を広げてお超腐人目指して
頑張ろうと思います。
小説の挿絵つながりで、素敵な
JUNE系漫画家さんにも出会えました。
とにかく感謝です!
さいごに『役に立ったボタンを』100万回押して〆にさせて頂きますね
本当に有難うございました!!
のこのこ
匿名
JNNE的というかBLに分類しても良いのか判断に迷う所ですが、ある程度年を重ねた貴腐人様なら必ず一度は手に取ったと思われる文豪森鴎外の長女、森茉莉さんの「恋人たちの森」をお勧めします。
あまりにも有名過ぎる作品なので既読されているやもしれませんが、恐らくはJUNEで活躍されていた作家様も若かりし頃、多大な影響を受けた事間違いなしかと思われます。
JUNEといったら、栗本薫様でしょう。中島梓名義の小説道場には、今現在、活躍されている作家さん達が、多数投稿されていました。
その栗本薫様のミステリーでもSFでもない一面、耽美小説はいかがですか?かなり古いので、ブックオフ等でたまに見かけます。
真夜中の天使
朝日のあたる家
カローンの蜘蛛
元禄無頼
そして耽美といえば、
山藍紫姫子様
花夜叉
花鬼
色闇
王朝恋闇秘たん(漢字でません)
長恨歌
きんこん花(漢字が・・)
最近花丸文庫からでた『江戸繚乱』も面白かったです。
耽美とは、被虐と淫靡と陰惨等をこねて、トンデモのデコレーションしたものですが、はまると病み付きになるものです。
JUNEといったら、栗本薫様でしょう。中島梓名義の小説道場には、今現在、活躍されている作家さん達が、多数投稿されていました。
その栗本薫様のミステリーでもSFでもない一面、耽美小説はいかがですか?かなり古いので、ブックオフ等でたまに見かけます。
真夜中の天使
朝日のあたる家
カローンの蜘蛛
元禄無頼
そして耽美といえば、
山藍紫姫子様
花夜叉
花鬼
色闇
王朝恋闇秘たん(漢字でません)
長恨歌
きんこん花(漢字が・・)
最近花丸文庫からでた『江戸繚乱』も面白かったです。
耽美とは、被虐と淫靡と陰惨等をこねて、トンデモのデコレーションしたものですが、はまると病み付きになるものです。
あの…当時だって、いろいろでしたよ…日本語になってないよ~、みたいなのとか;
なーんにもひっかかりのない、あっかるーい学園モノもあったし、B級なエロ作品もありましたとも;
さてそのなかで、「まさにJUNE」というと。わたしが記憶してるのは 榊原姿保美さん。
「耽美」と銘うたれてたと記憶しています。
絶版だろうと思うのですが、
『龍神沼綺譚』はドロドロとした人間関係がJUNEっぽかった気がします。
個人的には『雪うさぎ』の今ではありえないバッドエンドを、ぼんやりおぼえています…って、今検索してみたら昭和50年代です~~;それは…探すのがむつかしそう。でも前にどこかの図書館でみた覚えがあります。探してみてください…(史保美と名前の漢字を変えても執筆もされてます)。
入手しやすいところでは剛しいらさんが小説JUNEへの、投稿でデビューされたように記憶しています。「ドクター&ボクサー」シリーズが光風社出版、クリスタル文庫から出ています…(わたしはオークションで買いましたので絶版かどうか。検索してみてください)。
あと、『座布団』シリーズ!
特に『花扇』はJUNE的と思います。新装版が出ます、ちるちるで検索してみてください。
剛しいらさんにはJUNE的な作品、意外と多いようにかんじます…ええと、『雛供養』とか(キャラ掲載のキャラ文庫ですが)。
榎田尤利さんの『夏の塩』『夏の子供』も小説JUNE掲載作です、新装版が出ています。ハードカバーでお高いです。
ドラマチックか、自信がないですが、以上、挙げておきました。
三田菱子さん、なつかしい;
ルビー文庫から出てましたね?ルビーも初期はJUNE作品の文庫化をしていたので、今とは違ったのです
…とりとめなくてすいません、では。
質問者ののこのこです!
昨晩、茶鬼さまのご回答を握り締めて
アマゾンから戻りまして、一晩たったらお宝山で感謝と感激の雄たけびを上げている質問者でございます!
あああ、本当に本当に有難うございます
貴重な本棚の記録を教えてくださって本当に感謝の言葉もございません!
うざくなりますがお礼させてください(深礼!)
>むつこさま!
さっそく吉原理恵子
『対の絆』三田菱子
『鼓ヶ淵』榊花月
『約束~If I miss you~』~など
なんとか購入できるもの購入しました!
たくさんたくさん教えてくださって本当に有難うございます!
もうタイトルだけで萌え焦げそうですハアハア!
なんとなくJUNEは大河ロマンで薄暗い感じ
801は二次パロ
BLは現代もので恋愛重視
というイメージです JUNE!いいですね
本当に雑誌が廃刊してしまったことが悔しいです!
たくさんの貴重な記録をお裾分けしてくださり本当に有難うございます
届くのが楽しみで楽しみで・・・!
>もも太郎侍様!
栗本薫先生とはあのグインサーガの方ですね・・・!そんな大巨匠までJUNEを・・・!
文庫は廃刊が多かったのですが
電子書籍で読めそうなので何が何でも読んでみたいです!
感激な情報有難うございました!!
ワクワク
>もこもこ様
『冬の星座』 購入しました!
一体何がそんなにショッキングなのでしょう?!
アレキサンドライトでも充分ショッキング白目状態でしたので今から期待で両性化しそうです!!
『FLESH&BLOOD』も挑戦してみますね・・・こ、これは大作っぽそうで
読むものがたくさん増えて感激です!
有難うございました!!
>わか竹さま
本当にJUNEの世界深くて魅力にあふれていますね・・・!
しかも素敵な文芸作品からのJUNEまで
ご教授くださり本当に有難うございます!
文芸作品なのにJUNEだなんて今からおいし過ぎて動悸が止まりません!
「おしろい蝶々」だなんて!私のこころも羽ばたきそうです!!有難うございまいした!
>クレタコ様
こんなにたくさんご紹介預かってもまだ
素敵なJUNE作品があるのですね…
たけうちりうとさんの「青鯉」
なんだかタイトルだけでしびれます・・・!
私説三国志、どこかで名前だけそのウワサを聞いたことがあるので、絶対に名作なのでしょうね図書館で何が何でも見つけてみます!
かなりウザイ感じにレスしてしまい申し訳ありません
まさかネットでこのような輝く善意に授かれるとは思わなかったので本当に心から心から感謝です・・・
このように人様の恩恵にタダで授かり恐縮なのですが
探そうにも古い作品は書店の本棚にもないので、目からウロコがぼったぼたです。
読後ははりきってレビューしてまいりたい所存です!
素敵な宝物を有難うございました!
本当に小説JUNEが復活…なんて夢見てしまいます。どうしてその志を引き継ぐ雑誌が生まれなかったのか…時代なのでしょうか
残念です。
ここで紹介に預かった作品を大切に読んで、
私も彷徨えるJUNE放浪っ子に
その素晴らしさを伝えていきたいです!
この度は本当に本当にご助力の程有難うございました!
役にたったボタンは好きなだけ押せる使用になるべきですね…!明日も押します!
はあ~イアソンさま~まくしみりあ~んv
JUNE 最 高 です!!
のこのこ
皆さんかなりオススメを出されているので、まだ出てない辺りを。
江森備さんの「私説三国志 天の華・地の風」はJUNEを一世風靡した名作です。
今は絶版になってますが意外に図書館にある事が多いので地元図書館でデータ検索してみるとあるかもしれません。
ちなみに山藍紫姫子さんも意外にあったりします。
たけうちりうとさんの「青鯉」
たけうちさん作品で最もJUNEの香りが強い様に思います。
JUNE時代をリアルタイムで過ごしてはいませんが、
今なお色あせぬ素晴らしい作品がありますよね。
かくいうわたしも、最近山藍先生の作品を読んで
衝撃を受けた1人です。
そうしてぼちぼちJUNE作品を探していた所だったので、
ここにある皆さんの回答は正にお宝です!凄い。
JUNEを感じる作品として、あえて文芸書からの
おすすめを記してみます。探すと意外とあるんですよ。
皆川博子「この光と闇」 角川文庫
登場人物は盲目の主人公と父、家政婦のみ。
閉ざされた世界で築いていたものが
徐々に露わに剥がれていく過程が哀しくも甘美でもあります。
ある事実が明らかになるのですが、そこに至るまでの幻が美しいです。
著者は歪んだ日常と美しい青少年を用いた作品が
他にもあって「死の泉」などもお勧めです。
加門七海「おしろい蝶々」角川書店(単行本)
白粉をはたいた透き通るような手の持ち主は、
この世ならざる美しい少年だった、という表題作など
平安から昭和までを舞台に幻想・怪奇などがテーマの
作品集です。純粋な想い故の儚さと痛みに魅入られます。
横レス失礼します。
>むつこさん
野村史子さんの「レザナンス・コネクション」が
気になっていて、レビューを拝見した所です。
もう絶対探し出して読みます。
こんばんは!
JUNE的作品、私はあまり読んだことがないのですが…
山藍紫姫子さんの作品で
『冬の星座』は読まれましたでしょうか?
かなり衝撃で、何が衝撃かと言うとネタバレになってしまうので詳しくは書きませんが・・・
攻めが無茶苦茶過ぎて、恐ろしいわ!と読んだ当時物凄いインパクトを受けました。
『FLESH&BLOOD』のシーズの松岡なつきさんの初期の頃の作品も、ハーレクイン調に近い感じなのですが、結構ドラマティックだったように記憶しています。
外人多し。
単発もの、冊数を重ねるシーズものありで、バリエーションも有る作家さんだと思います。
『夜の揺籃 』という作品が痛いし、悲しいし、辛い…でも最後は幸せになれる作品だったと記憶しています。
はじめまして、こんばんは。
出ていないお名前で、栗本薫さんはどうでしょうか?たくさん著書があるのですが、なかでも
「終わりのないラブソング1~8」角川ルビー文庫
特にこの作品は、当時読んで衝撃を受けた覚えがあります(笑)
暴力シーン、レイプ輪姦シーンありですが、ハッピーエンドだと思います。私が「独占欲の強い攻め」が好きになった原点でもあります。
図書館で借りられる地域もあるようなので、もしよろしければ是非v
私も大好きです。
ただ、JUNE時代にリアルタイムで読んでたわけじゃないし、そもそもJUNEとヤオイ、BLの違いってなんぞや?っていうのもいまいち分かってないのですがw
JUNEっぽい!好き!と思った作品をば…。
秋月こお
『銀月と云ふ男』
『慕情恋情』
秋月さんの小説のなかで、この二作が一番好きです。
繋がりのあるシリーズなので、順番に読むのがオススメです。
かわいゆみこ(かわい有美子)
『今、風が梢を渡る時』
『MIKADO―帝』
切ない系とドロドロ系。
今のBLでこのラストはあり得ないです。
でも、それがいい。
須和雪里
『サミア』
名作として名高いですね。奇妙な世界観での奇妙なお話です。
泣けました。
和泉桂
『この罪深き夜に』
『夜ごと蜜は滴りて』
『せつなさは夜の媚薬』
『罪の褥も濡れる夜』
有名なドロドロ家族シリーズですが、王道BLっぽい三作目以外は、極めてJUNE的じゃないかなと思います。
とくに4巻がオススメ。
神谷凪
『ディープフリージング―深呼吸』
隠れた名作だと思います。
今確認してみたら、この作品をレビューしてる私以外の方みんなが神評価で、オオッと思いましたw
私も神評価しておけばよかった~。
榊花月
『約束~If I miss you~』
榊花月さんは、昔の本のほうが断然イイです。
試してみて欲しいです。
吉原理恵子
『対の絆』
『間の楔』や『銀の鎮魂歌』のほうが好きです。
かぶらないよう何を紹介しようかな~と迷ったのですが、濡れ場の描写に度肝を抜かれたこの作品を。
かーなーり、痛いですが。
野村史子
『テイク・ラブ』
『レザナンス・コネクション―共・鳴・関・係』
たった二冊しか本を出されなかった方ですが、クオリティの高い短編ばかりでした。
もっと評価されて欲しい作家さん。
たけうちりうと
『カインの扉』
たけうち作品は最近ハマって集めてる最中なので、もっと面白い作品があるかもですが、今のところこの作品がナンバーワンです。でもたぶん絶対にもっと面白いJUNEぽい作品があると思う!
三田菱子
『鼓ヶ淵』
暗い。怖い。
でも好き。
こんばんは
目からウロコのご回答本当に本当に
有難うございます><
わわ感激です!
もう居ても立ってもアマゾンです
秋月こう先生以外知らない方ばかりで
『こういう情報知りたかった・・・!』という
気持ちでいっぱいです
耽美で痛くて苦しくて残酷で…
という作品を探していたのですがどうにも八方塞がりで、名作と名高いことでなんとなく購入した『アレキサンドライト』で
昔のJUNE作品に追い求めた答えがあった!とかなり興奮気味です
銀の鎮魂歌 なんてタイトルだけでブルブルしますね…ドラマティックな予感が
『奴隷船』タイトルだけでハアハア動悸がww
>>河上桜子「微笑う人魚姫」←怖い
というのが凄く凄く気になります!
このオススメリストは宝物です
絶対購入しますね
KALEN文庫というあまり聞いたことないレーベル、教えてくださって本当に有難うございます
間の楔、さっそく読書しましたが最高でした…イアソンっ様!!感動して胸が熱くなりました…すばらしい
JUNEの世界ってなんて素敵なんでしょうか
薄暗くて重くてでも輝いていて、
本当に当時にリアルタイムで読んでいた方が羨ましいです
世間ではこういったリストは自分で探せ!という感じなのに、
茶鬼さまの大切な読書リストを
こんなに快く教えてくださって本当に有難うございます
目からウロコ過ぎて感謝の言葉も見つからないのですが、
KALEN文庫を足がかりに、自分の求めるBL本の発見の旅に出かけたいです(笑)
この度は本当に本当に有難うございました!
役にたったボタン100押したいです!
(茶鬼さまレビューのファンです、いつも読後や買う前の楽しみにしています!)
ではでは失礼致します
のこのこ
こんにちは、のこのこ52987さま。
私もJUNE的作品って大好きです!
耽美で痛くて、痛くて、痛くて、、、
どんだけ痛い好きなんだ、って思うんですがw
さて、そんな作品で特に痛い系で思いあたるものを拾ってみました。
自分が読んだことのあるものばかりです
全部KALEN文庫です
立花一樹「ローマ、残照の記」
秋月こお「カシミアのダンディ」←ちょっとライトで古い感じですが
矢萩貴子「奴隷船」←滅茶痛い!
河上桜子「微笑う人魚姫」←怖い
吉原理恵子「銀の鎮魂歌」←泣きます
山藍さんの作品はどれも耽美調で軽い、重いの差はありますが、のこのこさんの好みにあうのではないでしょうか。
吉原さんも大変にJUNE的だとは思いますが、一行が短く巻数がいってるわりに、あっというまに読めちゃいます。
「間の楔」ラストがよかったですよーー!
よろしかったら、参考にしてみてください。
この質問に関する回答は締め切られました