身も蓋も無い質問ですいません;
ふと思ったんですが、なぜBLはエロありきの作品がほとんどなんでしょうか?
短編などでくっついてすぐにに体の関係を結ぶのって早急すぎる気がして…そんな無理矢理もっていかなくても;と思ってしまいます。
まふまふさんやぎがさんと同じですが、単純に性描写があるものの方が売上が伸びやすいからだと思います。
BLは他ジャンルと比べ恋愛に特化したものが多い(というか殆どな)ので、必然的にセックスが介入してきます。
だったらそれこそぎがさんのおっしゃる朝チュン的なシーンでもいいはずなのに、ここ数年は特に性描写有りが当たり前になり、しかも過激化していますよね。
ただこれはBLに限ったことではなく、一部の少女コミックにも同じ傾向にあります。
どうしてエロのニーズがあるのか。
その理由として、女子の性意識が変化してるからなのかな?と思います。
性に対してオープンになってきて、エロに対する耐性も付き、エロを楽しむこともできるようになってきている。
加えて、恋愛=セックスとまでは言いませんが、セックス込みの恋愛観がティーン層にまで浸透してる。
その辺が後押しとなっているような気がします。
出版業界も厳しく今は特に売上至上なこともあり、読者のニーズに応え売れやすいものを求めた結果の現状です。
エロものも大好きだけど朝チュン作品も大好きな自分としては、エロなし作品があまりにも激減していて悲しいです。
どっちも楽しみたいな。。
匿名
皆様回答ありがとうございます。
なるほど…男同士の恋愛感やBLの成り立ち、ニーズなど色々な要因があるわけですね。
BLにおいてエロも作品の魅力であるというのは私も思います。
このような質問をしていますがエロが嫌いなわけではないのです。
ただ、好き→速エッチみたいな流れが普通なのって、どうなの?と疑問を持ってしまいまして。
男性向けエロや、日活ロマンポルノなどに代表されるかつての成人映画でも同様だと思いますが、
ずばり、出版社側の要請として「エロイ方が売れる」から
さらに、作家側にとって大事なこととして「エロさえあれば、他の部分に関しての制約が少ない(エロシーン外の「余白」に作家性を出すことが出来る)」から
という、両者の思惑が一致してのことだと思います。
いわゆる「朝チュン」など、体の関係があることを匂わせる手段なんていくらでもあるわけですから、「今時エロがない恋愛なんてありえない」「エロがないと恋愛をきちんと描けない」というのは、はっきり言ってエロを見せる理由を正当化するための詭弁だと思います。
いや、もちろん好きこのんでエロたっぷりに仕上げている作家さんもたくさんいらっしゃるであろうとは思いますがね。
これはあくまで想像ですが…
お話にリアリティをもたせたかったから!
じゃないかと思います。
現実の恋愛なんて…カップルが普通に恋愛してたら、
エロ無しっていうのはあり得ませんよね~
(※もちろん、世の中にはプラトニックもあります。)
そうでなくても、BLは現実感薄いファンタジーなので…。
恋愛にリアル感を入れようとすると、
どうしてもエロは避けて通れません(笑)
だからエロも含めて、まるごと恋愛を描いてるんですよ☆
(↑逆に男女の恋愛だと、現実感しっかり有りですから…
別にエロを入れなくても、リアリティ出るんですよね~)
…なんて思いますが、アノ場面が醍醐味なのは否定できません(笑)
世のニーズに答えてるんですよ、当然!
わー考えたことなかったです!!
なんででしょう?うーん・・・
じゃあまじめに考えたことを。
最初がそうだったからじゃないのかな~なんて思います。
最初がエロいものから始まって、それが今までつづいたのかな・・・?と。それしか思いつきませんね。
エロ連鎖ってやつですかねー?(笑)
ぶっちゃけエロがすごく苦手な人はいるのかな?なんてことを思います。
あとは、男女平等じゃないからエロいのかな~と。
男がエロ本読んではだめな年齢があるじゃないですか、
うちは男が未成年でエロい小説、マンガを読む=将来なんか悪いことをしそうだからダメ。
みたいなことを聞いたことあるんですよね。
反面女は大丈夫だろうと思われているみたいですけど。
BLは大半は女の人が読むから、エロくてもいいって感じじゃないんですか?
でも今は腐女子の低年齢化が進んでいるようですから、将来はどうなんでしょう?
これまでの皆さんの意見の中にほとんど言いたい事が書かれているのですが、加えて、BLというジャンルの成り立ちからも言える事が有りそうかなーと。
例えば少女マンガは「女の子達に夢を与えるマンガを!」って考えから始まったと思うんですよね。元々の目的が健康的というか。だから男女の恋愛についても、体の関係まで描く必要があまり無かったのでは(最近のは良く分からないけれど)。
でもBLはもう少し大人の視点から出てきたジャンルだと思います。
大ざっぱに言うと、BLはJUNEとやおいが混ざって出来てきたもので、それぞれの成り立ちは以下のようになってます。
●JUNE
著名な少女マンガ家さん達が雑誌連載した、少年同士の恋愛作品から始まったもの。
※これは私の勝手なイメージなんですが、結構重い内容のものが多いと感じます。ミドリさんの説明のように、“男同士”ということを乗り越える一つの指標ということでエロ成分が使われている事が多いような気がします。詳しくないのでよく分かりませんが。←おーい
●やおい(同人誌)
同人誌上で男キャラ同士の恋愛を描いたもの。元々個人の趣味の世界だから、描き手の妄想次第でいくらでも自分達の見たいものを作れるため、その結果エロが激しい作品も出て来るようになった。
…こんなふうに、恋愛とエロを切り離しにくい性質を持ったものが基本に有る、というのも一因かなーと考えています(*'-')だから、まふまふさんの説明のようにエロを売りにしやすいという事にもなるのかも。
でもこれは私の勝手な考えなので、思い込みで書いている部分も無きにしもあらず。読み流してもらえるとありがたいです(・ω・)
商業誌等は雑誌の方向性なりがあって「もうちょっとエロく…」とか「もうちょっとソフトに…」と、編集サイドから指示がある場合も多いと思います。
身もふたもない言い方をすれば、エロい方が売れるから、という部分は少なくないんじゃないでしょうか。
たまに、あとがき等で「エロを描くのが苦手で…」などと苦労を漏らしている作家さん等もいらっしゃいます。
いろいろ大人の事情があるのだと思います。
これが同人誌となると、それはもうその作家さんが「見たいし描きたい」から、という部分が大きいと思います。
好きじゃないと描くのは難しいですよね。エロ。
確かにエロが無理やり入っていると、そんな無理に入れなくても…とか
早すぎるよ…とか心の中で突っ込みを入れる時がありますが
エッチもBLの中の重大な要素でもあるはずです。
それでも「この作品はエッチシーンがないほうがよかった」と思う作品もあるし、
ストーリーとエロの比率がわりと難しいようにも思います。
しかしエロのない作品は作品で、ちょっと残念と思ってしまうのも事実…(私にとって)
「なぜ」と言われると難しいのですが、
仔音さんが言われているように、Hなシーンがあるからこそボーイズラブという考えもあると思います。
また、私は、“男同士”ということを乗り越える一つの指標がセックスであるようにも思うんです。
男同士付き合うとしても、本当に男を抱ける(抱かれる)か、ということがネックになるように思います。
本当に「同性だから」ムリ…ということでしたら、セックスはできないと思うんですよ。
ゲイじゃないけど、その相手のことが好きだからセックスできる、っていうのが「男同士であるという障害」を乗り越えたという一つの指標なのかな~と思いました。
まぁゲイとかなら話は別になりますけどね…。
全然答えにはなっていないのですが、
私はそういう理由もあって、BLにはセックスシーンが入っているといいなぁという気持ちです。
男同士ですから、男女の場合の「結婚」というゴールがない分、セックス描写で完結させるしかないのかなぁ…と思ったり。
(実際には養子縁組とか、外国では同性結婚もありますけどね)
むしろHなシーンがメインなのでは?
作者さんの好みでもあると思いますが・・・・。短い話でもHのシーンを無理やり入れないといけない・・・と思ってる作者さんもいるかもしれないですしねー。
Hなシーンがあるからこそボーイズラブ!!という考えもあるんじゃないでしょうか?
でも確かに現実ではありえない話ばっかりかもしれませんねー。
出会って1日目で身体結んじゃったりね!!
でも男は手が早いとも言うし・・・。女が相手だとこうもいかないんでしょうね;
男同士だからこそ、あれくらい早くてもおかしくない・・・のかもしれませんね。
私的にはHシーンはすぐあるのも良し、なくても良し、という感じです。
ガンガンプレイがあるのもBL、ピュアで純粋な話もBL、ということで良いと思います。萌えポイントは人それぞれということで。
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