答えて姐さん 腐女子の掲示板 「作家」



模倣されるシーン

八重子

08/09/05 14:27

回答数:3

漫画の世界では、誰かの作品を真似た、パクリだ、などと非難されて、作家さんが全否定されることがあります。
でも、一概にパクッた作家さんが悪いとは思えないのです。
パクられたほうは、面白くないかもしれませんが、
そのシーンは模倣したくなるほど、すばらしい作品だったということになりますし、
それが模倣だとわかった時点で、オリジナルの作品にも光が当てられて、注目が集まるはずです。
かつてあったのまネコ騒動みたいに、勝手にパクって商品登録してお金儲けたくらむようなことは別にして、それ以外はそんなに目くじらを立てることはないと思うのですが。
ご意見よろしくお願いします。

回答一覧

3. 回答ありがとうございます

ご意見、ありがとうございます。
やはり難しい問題なのですね~
「要はバレるかバレないかの差」というのは、すっきりしないようですが、現実的にはこの部分が大きいですね。

「表現の自由と著作権の問題は、こういった創作活動について回る話題」
ということですが、この問題を掘り下げれば、掘り下げるほどわからなくなってきます。
著作権のそれに絡む版元、スポンサーさんが被害をこうむることがあるでしょうが、
あまりに権利を主張しすぎて、本来、著者の権利を守るはずである著作権が、結局誰の得にもなってないという気がするのです。
キャラクターの着るファッションをトレース、作品の構図をそのままトレースして著作権で訴えられるというのは、どうしても納得ができないというか…
法律に訴えて出版差し止めとか非生産的な解決より、うまく和解したり、調整する機能というものはないのでしょうかね。

2. 私が思うには

以前こういった問題について友達と議論したことがありました。
その時友人は大反対の立場、私はどちらとも言えない微妙だよねという立場でした。でも次第に話が進むにつれ友人から「同じ媒体から同じ媒体へでなければいいんじゃない?」という言葉が出たんです。つまり今まで大反対していたのは、漫画から漫画の写しなどであって、友人にとっては写真から漫画などは問題ではないということでした。そうなると、今まで議論していたにもかかわらず実際には私の考えと近かったのですが、反対と賛成の2種類だけではなく人の考えって様々だなと思いました。
ガイドラインはないだけに、変な言い方ですが非常にグレーな問題ですよね。

写真も広告の場合は大問題になることもありますが、記事としての写真や映像の静止画(ワンシーン)は堂々と使ってますと公言してる作家さんもいますよね。
何も見ず、人物の動き、位置関係、遠近感などを表現することは困難を極めると思います。大体、これは私の場合ですが小中学校のころの美術の授業でも、美術教師が持ってきた写真の中から一人一枚選び作品にするといったことが何度もありました。

長くなりましたが、要はバレるかバレないかの差だと思います。作家一人一人は気をつけなければいけないし、もしバレたら謝罪するしかない。だけど、実際には多くの作家がやっていることだと思います。

1. 難しいですよね

なかなか難しい問題ですよね(-ω-;)
表現の自由と著作権の問題は、こういった創作活動について回る話題です。

>そのシーンは模倣したくなるほど、すばらしい作品だったということになりますし

これは実は私も以前はちょっと同感だったりしてました。
実際、トレースなどを含めて模倣は割とよくあることらしく、特にそれが同人誌で見かけられることもあります。
まあ同人誌でも二次作品の場合は、その存在自体が模倣にあたるのでは?という部分もありますが(笑)ましてやそんな中でのトレースは軽蔑に値する行為ととらえられることもあるようです。

また商業ベースに乗ってくる作品同士の場合は、資料元が同じ漫画であれ写真であれ、クレームを申し立てるのは作者だけでなく、それに絡む人たち(版元・スポンサーなど)ということもあるかと思います。
とにかく流通に乗ったものは色んな利権が絡み合っているので、極端な話、作者が「別にいいじゃない」と思っても、申し立てなければならないこともあるかと思います。
色んなオトナの事情がありますよね(;´∀`)

しかしながら常習的に模倣を繰り返す人、というのは、その仕事ではまず大成出来ないと言われています。
やはり創作物は作者が身を削って生み出しているモノです。
その苦労と言うのは読んでいる方からは考えられないような辛さもあります。
なので、いくらステキだからと言って、その上澄み部分だけを利用するという行為は、やはり作者に対して非常に失礼なことなのかもしれませんね。

どんなに売れいても、いまだに何日も殆ど眠らずに机の前にかじりついて作品を描き続ける作家もいます。
それらの苦労から生み出された作品は、やはりその人だけのものであるのかな、と私は思ったりしています。

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