匿名
ほんっっとに今更だとは思うのですが、今年の大河ドラマの影響などもあり、現在『炎の蜃気楼』を読みはじめています。まだ1巻ですが。
しかしこのシリーズを読破した友人たちによると、最終巻を読んだ後は痛くて苦しくて泣いて泣いてもう仕方がなかったそうです。まだ1巻しか読んでいないので想像がつきませんが、読んで人生観が変わったという子もいれば、後悔したという子もいました。
こちらのレビューも見せていただいたのですが、今更すぎてなのかあまりレビュー数は多くなく、最後まで読もうか1巻で終わりにしようか迷っております。
この炎の蜃気楼は私の大学の図書館に置いてあり、「いいのかBLなのに」と思ってしまいました。しかし友人にそう言うと「これはただのBLじゃないんだ」と熱く語られました。あまりに熱弁されたので興味を持ちましたが、「ただし読むなら覚悟して読め」と脅されました。
そこでみなさんの客観的な意見をお聞かせいただきたいです。果たして「炎の蜃気楼」はそれほどの名作なのか。読んだら後悔するのか?何せ40巻以上もあるようなので、こちらも気合いを入れて読みたいのですが…迷っております。
匿名
■一ファンさま
え…ハッピーエンドでもバッドエンドでもない結末って…?すごく気になりました。友人からもこれは生と死と愛と憎しみ、執着の物語だと熱く聞かされました。ご意見、参考にさせていただきます。
■てんてんさま
1、2巻では判断つきませんか…。今ちるちるで確認したら「みなぎわの反逆者」は6巻?ですか?でもなんか5巻の後にまた1冊があって、別冊かと思えば話は続いてるようですし…全40巻かと思ったら、ん?それ以上ある?とりあえず5巻まで借りてみようかなと思います。
こんにちは。
私はほぼリアルで1冊づつ読んだので、ゆっくり浸透して読了できた感じの読了者です。関連本はコンプで持っていますが、はっきり言って1,2巻では読み進められるかどうかの判断は着かないシリーズですよ。
冊数もさることながら「みなぎわ」あたりから精神的な展開が徐々に重くなっていくので、その辺りまででも読まないと続けられるかどうかの判断し難しいかなと思うのです。
ご友人が熱く語られた通り、私も読んだら何かしら考えさせられる影響力のあるお話だと思いますし、ハマればたぶん一気に読みたくなるはずなので(笑)、茶鬼様のお勧めのようにゆっくり読まれると良いのでは?頑張ってみてください♪
一ファン
わたしは昔まだBLというものと出会っていなかった頃に最終巻まで一気に読んだタイプの読者ですが、読んでおいて損はないと思います^^;
ちょっと記憶が曖昧になりつつあるので間違っていたらゴメンナサイなのですが、序盤はほぼ普通のアクションものだったと思います。中盤、直江(攻め)の執着と二人の不仲描写からひどく痛々しい印象を受け、主人公自身もどん底に突き落とされます。赤鯨衆編くらいから、ようやく事態が少しずつ好転していく(でも根底はやっぱり暗め)ので、そこまで頑張ればあとはページをめくる手が止まらなくなるのではないかな、という気がします。甘さも少しだけ出てきます。
個人的な考えですが、この作品を通して作者が語りたかったのは「恋愛」ではなく、「生死」とか「幸せのあり方」みたいなものだと思うので、恋愛要素は少なめです。最終話の終わり方も、BL的ハッピーエンドではありません(同じくバッドエンドというわけでもないです。ネタバレになるので詳しくは言えないんですが……)。出会えて良かったと思うのと同じ理由で、後悔するかもしれないけれど、読了した個人としてはぜひ最後まで読んでみてほしいですね。きっと心に残る作品になるんじゃないかな、と思います。
匿名
長文でのご返答ありがとうございます。そうですか…直江、鬼畜なんですか…1巻からじゃ想像がつきませんね(汗)
ちるちるさんでのレビューもそうでしたが、Amazonでのレビューを読んでみると皆さん炎の蜃気楼に対する思い入れが半端ではなく、ちょっと腰が引けておりました。しかしとりあえず、明日2巻を借りて読んでみようかなと思います。ありがとうございました。
炎の蜃気楼はリアルタイムで読んでいて、途中で読むのをストップしたので、40巻以上もあると聞いて驚きました。
ストップしたのは、単に刊行がまちまちで私が追い切れなかっただけの話ですが。
当時の途中まで読んでいた印象では、非常に濃密でコバルト文庫とはとても思えなかったです。
直江の気持ちや思い入れもわかるのですが、直江があまりにも鬼畜過ぎてちょっと辛かったです。(いま読むと違うのかもしれませんが)
下剋上萌えで、鬼畜攻め、腹黒攻め、敬語攻め好きの傾向があると、読み応えがあるので楽しめると思います。
血が出る等のスプラッタ描写、ホラーティストもやや有なので、そういうのが苦手でしたらご注意を。
スレ主様は大河ドラマ好きということなので、その辺の歴史的な描写もがっつりたっぷりあります。
私はその辺の描写をついつい難しく感じるというか、流し読みしてしまういけない読者だったので。
大学の図書館にあると言う事なので、茶鬼さまも仰ってましたが、読み進めてみるのが一番なのではないでしょうか。
40巻以上も一気に借りることは出来ないと思うので、まとめて途中迄読んでみて、先が気になったらまた借りるというのがいい気がしました。
私事ですが、銀河英雄伝説の展開の辛さに2巻まででストップした過去もあります。
読んだ事がトラウマになった本もありますが、読書人にとってはいい思い出みたいな感じです。
色々と言いましたが、炎の蜃気楼は名作だと思います。
かなりの登場人物が登場するというのに、それぞれのキャラの実在感の凄さは天下一品です。
しっかりとした文章描写で、キャラの心情が痛い程伝わってくる本というのは、中々見かけないです。
そして、40巻以上あるということで、シリーズとしての読み応えもあります。
スレ主様のご友人達にそれだけの思いを抱かせる本というのなら、読んでみて損はないと思いました。
匿名
章ごとに分かれてるんですか。だったら大丈夫かもしれません。
私は読んだら一気読みするタイプなんですが、章段ずつだったら様子を見て読んでいけるかも。
Amazonでの炎の蜃気楼のレビューも見てきたいと思います。
「気合を入れて~」と書かれておりますが、この作品見たところ、何章かに分かれて何編とかあるみたいですね。
ですから、40巻読破を前提にする必要も気合も必要ないとおもいます。
ごくごく単純に、でいいと思いますよ。
up主さま、自分はこの作品は読んでおりませんが、これはチャレンジしてもよいのではと思います。
レビューが少なく指針もなく、友人様の感想にプレッシャーを感じられて、全40巻もある作品に手を出してよいのか迷っているようにお見受けしたのですが。
学校の図書館で借りることが可能ということで、自腹ではないのですから、ここは思い切ってもよいのではないでしょうか?
一巻を読んでみて、面白いと思ったら次も読みたくなるのは当然のこと。
そうして、気が付いたら読破していたもよし、挫折したもよし。
感想は人それぞれなのだと思いますしね。
まとめて一気にいかれず、一冊づつ読まれていかれてはどうでしょうか?
そして、読後感想をこちらでもレビューされたりして、次に読まれる方の指針に、主さまがなられるのもいいと思いますよ。
本の価値は読んだ人が付けるものですものね。
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