答えて姐さん 腐女子の掲示板 「雑談」



BLレーベルがんばれ!

匿名

09/05/28 13:26

回答数:10

小学館フラワーの水城せとなさんがワンツーフィニッシュ。これはべつにレーベルのせいというより、作家さんの力だと思うし、読んで面白い作品は読者としてはどのレーベルだろうがどんどん増えていってほしいです。大歓迎です。なのですが、既存のBL専門といってよいレーベルにもっとがんばってほしいという気持ちもあります。
そうでなくとも、このところ、BL界は新しい変化球な作品が多いですね。でも話の筋だけ変化出してみましたみたいな、無理やり感のある作品も増えていると感じます。王道で面白い作品がもっと生まれてほしいのですが!

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10. 堂々巡り・・・ってか無限ループのサバイバルモードっすね。

売れないから、人気とりのためにエロとか多くしたりする。
一時しのぎにはなるけれど、余計それでBLのへの世間への特定イメージ強める。(「BL=女の読むエロ本って感じに)
ついたイメージ通り・・・つまり、エロエロでなければBLでないと勘違いする人も出て来る。
勘違いしたままの人が、面白がってよりエロエロなものを好んで買いたがる。
そうゆうのでないと売れないから、よりエロエロになる。

うまく云えなくてちと言葉乱暴なんですが、大体そんな感じでしょうか・・・・・?

とは云え、別にエロエロなのが何も悪いって言ってるわけではないんですが・・・でも実際問題、最近のは解くにエロとストーリーが、どーもうまく絡み合っていないものが多いような気もするんですよ。

「王道」どうこう以前に、全体的に今のBLって内容がどうも上すべりの小手先勝負になってきつつあると私は感じます。
昔よりBLってやっぱタブー感なくなって来たし、色々作家と出版社の色々な思惑とかあるから、まぁそれが大きいかな? とも思わなくもないのですが。(大御所にならないと好きに書けないみたいだし)

最初の方で書いた、ループですが、これを作り出した一番大きな要因は、腐が昔よりメジャーになってきてしまったから・・・なんじゃないかと私は思うんですよ。

「電車男」でアキバおたくがブームになり、「萌え」とか平気で一般人まで使い出した、そして次は「腐女子」とかBLがブームですもん。つかブームって云うのもなんではありますが・・・・・本屋行けば、デカイ所なんてBLだけで埋め尽くされたブースとかありますしねぇ~
とりあえず、BLのって絵がかわいいとかだったりするので、小学生とかも興味本位で手に取りやすいと思います。
そして、その位とか、一番エロとかに興味ある頃だったりしますし。

後、低年齢でなくとも、それだけ世間でBLって騒いでいれば、「なんちゃって的にBLにはまってるー」みたいな人も多くなるんじゃないでしょうかね?
そういう人達は、BLのストーリーを楽しみたいというよりも、むしろその雰囲気を味わいたいってのが結構あるんではないかと思います。
そういう人が、てっとり早く雰囲気味わいたいなら、やっぱりエロエロ・・・って事になっちゃうんですかねぇ~?
そして、「雰囲気だけ」って人は、どうしてそこまでしかはまってくれないのか、っいと、エロエロでもって中身と絡んでなかったりするのが多いから。

BLにもいいの一杯ありますが、でもそういうのは結構本屋でも、見つけにくかったりしますから、もう世間一般で「BL=エロエロ」のイメージついてもしゃぁないと私は半ば諦めてもいます、なんか。

云ってみればこれら全部がこのループの正体か・・・・・

どっかで、このループ切れるといいんですがねぇ~ナカナカそうもいかないんだろうなぁ~

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9. 有害図書指定っていうのも・・・

売れなければ意味が無いというのは、
特に出版社に限ったことではないですよね。
気軽にモノが買われなくなったのは
大本はどの業界でも一緒だとおもいます。
個人的な意見ですけど
数年前から「青少年条例」の有害図書の規定で
BL系の本は置かなくなった本屋さんも有ったりして、
もともとBL系出版社は扱い内容が厳しく、
一般の出版社は従来より自由になったのでは?
いまや少女コミックスでもキス程度じゃ話は進まず、
直接的な表現ができるかどうかなだけで
BL系より中味は激しいのもしばしば。
私も良く古本屋さんを利用しますが、
お気にの作家さんの本は新刊で買っています。
早く読みたいと言うことも有りますが、
やはり作家さんの収入になるのは書店販売品になるので。
ご質問者の匿名様のお題からはやや離れてしまいましたが、
作家さん&出版社の方々に頑張って頂くのはもちろんですが、
読者も出来る事で貢献しないと!!

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8. 買いたくても

3番さん6番さん7番さんの言われる事はわかります。
本を買う事が作家さんにも出版社さんにも潤いを
与える事もわかります。

でも、いざ買おうと意気込んだ後に内容見本なりで
読む気を萎えさせられてしまったら応援したい気持ちも
失せてしまいます。
出せば売れる、そう言う時代は既に終わっていますし。

7. 古本の影響力

すみません、続きです。

では、なぜ古本業界がパッシングを受けるのかと言いますと。
古本へ回される事により、再版、重版が減ったからです。
商業誌で仕事をされた方ならよくお解かりでしょう。
重版こそ出版社の利益になり、執筆された方々へのお給料となるのです。
重版が減れば、編集部は給料が減り、執筆者へ支払われる金額も減ります。
賃金の少ない仕事はしたくないものです、描く人も同じです。
意欲の減少は、作品への熱意に繋がる場合もあります。
良い作品に見合う賃金を支払いたいのは山々ですが、この不景気ではなかなか難しいです。


先日、大手出版社連合による某古本業者の株式を買占めようと団結したことがニュースになりました。
まだ現実されていませんが、水面下では話し合いがされていることでしよう。
古本業者自体を出版社が乗っ取って、吸収もしくは消滅させようとしています。
このことから、古本業界は脅威であって、出版業界の流通と損益の重大さがご理解いただけないでしょうか?

私自身、ネット配信も古本もよく利用しています。
どちらが悪で…など言う権利はありません。
ただ、本の世界だけでも経済を揺るがす力があるのだという事を知って欲しいのです。

面白くない話を長々とすみませんでした。
でも、一人一人が本を買ってくださることが、経済を少し元気にしているのだと思って下さると嬉しいのです。

6. ネット配信と印刷本

>まふまふ様

私の発言がお気に障られたのでしたら、大変申し訳ありません。
どう説明していいのか、私の文章力では限界があるのですが、できる限りでお答えさせていただきますね。

まず日本経済がどういう風に動いているか、本当はそこから理解していただきたいのですが…。
それはやっぱりキツイので、本当にかいつまんでの解説です。

まず、ネット配信と本ではコストが違います。
ネット配信はコストがかかりませんがあまり利益はなく、広告料がメイン収入です。
では、この広告を出してくださるスポンサーは、というと、同系列の出版業に携わる会社です。つまり同業者。
ネット配信にかかわる人件費や諸経費と、自社もまた他社へ宣伝料を支払っていますので、差し引きゼロって感じです。
本当に、少人数ギリギリのところで管理していて利益幅は極少です。
たくさんの人が利用しているので、「本当は儲けてるんでしょ?」と思われがちですが、会社というのは華やかに見える部分こそが人集めの場で、宣伝する場所で、身を削ぎ落とすほどの利益しかないものです。身銭を切って経営しているところだってあります。

印刷された本ですが。
生産ラインとして想像していただきたいのです。
出版社→執筆者→印刷業社→卸→運送業社→店舗→返本

このそれぞれの仕事には人件費などの費用がかかり、それぞれの業者が利益を求めれば、出来上がった本の代金はものすごく高い価格がついてしまいます。
でもそれでは人は買わない…。
できるだけお手ごろな価格で出版するには、それぞれの業者が泣く泣く利益幅を減らしているのです。

5. 横レス失礼します

3番の匿名さんの発言に少し気になるところがあったので、横レス失礼いたします。

> 古本や携帯なのが便利に利用される現状で、印刷された本を売るのは大変な事なんです。

とのことですが、確かに「印刷された」本と言う点で携帯は「本を売る」一連の流れの中の一部利益に繋がらないかも知れませんが、ダウンロードコンテンツ自体は課金されており、出版社の利益には繋がる物だと思います。
古本のように出版社や一次著作者への利益と直接繋がらない物と同列に提示するのは少し乱暴かと。

私はよく携帯コンテンツを利用するので気になってしまいました。
もし私の認識に誤りがあるようでしたら済みません。

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4. そうですねー

葡萄瓜さん、久江羽さん、匿名さん、お答えありがとうございます。
たしかに。王道の定義も人それぞれですしね。それに、出版社や作家さんそれぞれの事情もあるはずですしね。作者の人の『普通』(王道とするところ)と編集の人の感覚がズレてたりすると、大変というか不幸なことですよね。出版社と作者さんはお互いの相乗効果でよりパワーアップするのが一番だと思うけど、そうじゃなかったら悪かったらお互いカワイソウ・・・。相性の問題かもしれませんが…。

この展開有り得ないから修正してねっていうのが例えばあったとして、それは常識的な修正なのか?それともそれは作家さんのオリジナリティーの部分で、修正は不必要なのか?とかとか。作者さんもだけど、編集の人もストレス溜まりそう…。

王道を狙ったがためにオリジナリティーが損なわれて失敗する場合もあれば、そのままで十分なのに奇をてらったがために逆におかしくなっちゃうこともあるだろうし…。

そして、匿名さんのお答えにあった、『ノルマ』にはなんだかゲンナリ。出版社も商売だから当然仕方ないのだけど、そういうノルマによって半ば仕方なく世に出ることになった本を買ってしまいたくはないもんだと思いました。(あ…買わなきゃ買わないでまた廃れの原因にもなるので、面白い本を見極めなきゃですね。)

3. 内部事情の為、ご理解下さい

出版業界はこのところ利益が上がらず、どこもかなり困窮しているみたいです。

というのも、本を買わない人が多くなってしまったから。
古本や携帯なのが便利に利用される現状で、印刷された本を売るのは大変な事なんです。
執筆する側も、出版する側も、今は金銭的な問題は大きいと思います。

以前は出版社ごとに、月に何冊新刊を出版するかが決まっていて、そのノルマを1冊でもクリアできなかったら、多大なペナルティが付いてくる…、という厳しい約束事がありました。
BL業界だけで新刊は月60冊とも言われています。
とにかく、毎月毎月、新刊を出し続けなければいけないので、内容が追い付いていなくても約束した数だけ本を出版しなくてはいけない…、そんな内情もあるみたいです。
今もそうなのかは知りませんが、以前の出版業界には確かにそういうことがあったのです。

なので、数合わせのために急きょ編集して本になったり、人気がない、内容が無い、という作品でも、新刊ノルマに達していなかったら数合わせの為には、そういう作品を使わなくてはいけない…など等。

アンケートはとても重要ポイントです。
でも、それだけでは動けない出版業界の内情があるということなので…。
少々辛口でしたが、どうぞご理解下さい。

BL業界を元気にするには、やはりみんなで本を買うしか無いでしょう!

2. ほんと、頑張って欲しい

先日、雲田はるこさんのブログを読んでいたら、「東京漫画社さんは執筆内容の制約が緩く、執筆時間に余裕があるのでいい環境で描ける」といった内容のお話がありました。
だから最近マーブルコミックスに他レーベルよりも面白さを感じるのかなとも思った次第です。

いつも思うのが、漫画にしても小説にしても“担当編集者さん”との話し合いの結果当初のプロットを諦めて、却ってつまらない「王道」ものにしてしまった(これは私の主観もありますが)というあとがきが多いことです。
理由は当初のプロットでは「読者に受けない」かららしいのですが、そんなことは無いと思うのです。

葡萄瓜さんのご意見を読んでもわかりますが、アンケート結果がすべての出版界なのでしょう。
しかし、このご時勢ですから、せめてブログやレビューのチェックもしていただいて、本当のところ読者がどんな内容を求めているかを知って欲しいと思っています。

そもそも、アンケートを書かれる方は、どのくらい「王道」を希望していらっしゃるんでしょうか?

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1. 先ず王道の選択から

黎明期に比べれば今現在BLを取り囲んで
いる環境は遥かに安定しています。
ですので今こそ専門レーベルの底力を魅せて
欲しいと言うお気持ち、よく判ります。

しかし、そこには先ず大きな障壁がありまして。

「王道」とは何か、と言う定義の選択を
する時点で現在版元さん側に迷いが
出て来ている様な気がします。
版元さん側も商売ですから数字を追う
必要があります。数字に反映する作品の
傾向を重視せざるを得ない事もあるで
しょう。
その過程で、王道の定義選択に迷うの
かも知れません。

後は作家さんの創作ペースと言う問題も
ありましょう。
筆の進みの問題もありましょうし
作案の湧き出し方の問題もある。
面白い作品を量産するという事は、
環境を整えないと中々に難しいものかと。

取り敢えず待つ間に見過ごしていた
面白い(であろう)作品を発掘してみるのも
良いかも知れません。

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