ちるちるユーザーの皆様、こんにちは。12月になって、2013年の終わりも近づいてきますね。
そこで質問です。2013年に発売された小説でベスト3を選ぶなら皆様はどの作品を推しますか?去年も同じような質問がありましたので、今年もお尋ねしたいと思います。
http://www.chil-chil.net/answerList/question_id/1420/
さらに2013年発売の小説ベスト3とは別に、今年発売ではないけれど2013年に読んだ小説のベスト3もお聞きします。
こんばんは。
いよいよ年の瀬ですね。
昨日コミックスのほうにも書き込みさせていただいたので、小説もほうも書かせていただこうと思います。
小説はほんと読んでないので、「これだ!」という作品には出会えませんでしたが、そんな中でのマイベストで。
1.木原音瀬「熱砂と月のマジュヌーン」
とてもとても賛否両論の作品でいろんな見方があると思うのですが、どこまでも王道に逆らう木原アラブ、個人的には好きなんです。介護愛的な展開もツボでした。
2.一穂ミチ「降ったらどしゃぶり」
セックスレスというテーマの据え方や、雨の情景と心情の重ね方が好きです。一穂先生の文章力は抜群だと思いました。
3.華藤えれな「裸のマタドール」
自分の中で、上記2作とはやや温度差があるんですが、BLと闘牛の相性の良さに気付かせてくれた作品という意味で、貴重な出会いでした。
トピ主さまもぜひベスト3をお聞かせ下さい。
ではでは、みなさま良いお年をおむかえください。
私の好みはかなり好みが偏っているので、
参考にならないと思いますが…
ちなみに今現在 8月、9月発売の本を一生懸命読んでいる状態なので、
それ以前の作品になります。
発売してすぐ読めるかた、すごいです><
どんどん本がたまっていく…汗
今年発売されたもので私的ベスト3
僕の愛する執事へ (SHYノベルス298) 秀香穂里
攻めが執事、受けを昔からずっと一途に溺愛、受けに尽くす攻め、個人的に萌でした。
意地悪しないでお兄ちゃん (白泉社花丸文庫) 小中大豆
お兄ちゃんの変態?腹黒?ふりが萌えでした。
秘密で緻密な欲望 (プリズム文庫) 釘宮つかさ
兄弟もの好きなので。
これも迷う所で
悪魔が恋のキューピッド (二見書房 シャレード文庫)
攻めの乙女でへたれ具合が萌えでした。事件様子もあまり書かれてなくて、事件もの推理ものが苦手な私にも読みやすかったのもポイント高し。
今年発売ではないけれど2013年に読んだ小説のベスト3
美女と幼女と男の娘 (ステラ★ノベル)
ダントツ1位
話も意外性あり、かわいい男の娘もの、しかも「幼女」
にしか見えないぐらい幼くみえる男の子、攻めが受けを溺愛、執着している、
こういう話を待ってました。
もっと理想をいえば、受けの方が幼女にみえる男の娘だと良かったのですが、
百合っぽくて きゃっきゃ うふふ してる様子は これはこれで面白かった。
こういう萌な話もっと増えないかな…。
君の瞳に映るのは (ガッシュ文庫) しいな貴生
同級生 健気受 すれ違い
攻めが受けに一途で紳士的で、優しい、そして受けに尽くし、健気。良かったです。
薔薇は紳士を惑わせる (ショコラノベルスハイパー) 烏科ひゆ
王道話だけど攻めが受けを溺愛、執着、良かったです。
今月の作品は、読書中の作品や未読、未購入の作品が多いため、
厳密には11月までの作品を対象にベスト3を決めました。
2013年に発売された作品のベスト3
『地獄の果てまで追いかける』(宮緒葵 先生)
『淫猥なランプ』(中原一也 先生)
『ブライト・プリズン 学園の美しき生け贄』(犬飼のの 先生)
他にもたくさん良い作品があって、3つに絞るのが大変でした。 f(^^;
今年に読んだ2013年 以前の作品ベスト3
『凍える月影』(いとう由貴 先生)
『欲望と純潔のオマージュ』(華藤えれな 先生)
『河童の婿入り ~千年の命、百年の恋~』(加納邑 先生)
今年は新刊のレビューが中心だったので、
2013年より前に発売された作品が殆ど読めませんでした。
既刊はまだレビューの下書きを書いていませんが、
上記の3作品が暫定で神評価のリストに入っていたので挙げました。
加納先生の『河童の婿入り~』は、
先生の河童への執念(こだわり)に打たれて神評価となりました。
3冊に絞るのは難しいですね。
まだ読めていない本もかなりあるので、暫定的なものです。
1. 「月の欠片」 佐々木禎子
名作でした。
事故後、何年も経って目覚めた裕真(受)の戸惑いや事故の謎解きの部分。
英俊(攻)の強い想い。裕真が惹かれていく様子。ぐいぐい引き込まれました。素晴らしかったと思います。
2. 「サクラ咲ク」 夜光花
せつなくて可哀想で泣けました。
怜士を包み込んでくれる花吹雪先輩が素晴らしかった。
3. 「はなだま人魚」 沙野風結子
3. 「恋はドーナツの穴のように」 砂原糖子
3. 「琥珀色のなみだ~子狐の恋~」 成瀬かの
すみません。3位3冊になっちゃいました。どれも良かったので甲乙つけがたいです。
はなだま~ は、おとぎ話のようなお話ですが、病弱の話に弱いのでかなり泣けました。兄弟のお互いを思いやる心が胸にしみました。
恋はドーナツ~は、高校生とバイト先の店長のお話ですが、次が気になってどんどんページをめくってしまいました。店長の葛藤にすごく説得力がありましたし、凜生の今時っぽい感じも良かったです。
琥珀色のなみだは、本当に美しい話でした。子狐の琥珀が自分を助けて育ててくれた鐵を想うお話。せつなくて悲しくて美しい。
これもボロボロ泣いてしまいました。
2013年も良い作品に沢山出会えて幸せでした!
匿名2番さん (1/1)
『碧のかたみ』 尾上与一
『ブライト・プリズン 学園の美しき生け贄』 犬飼のの
『イエスタデイをかぞえて』 綾ちはる
の3冊ですね。
今年発行の小説を400冊弱ほど
読んだ中からの選択です。
『碧のかたみ』
尾上さん、デビュー作から全て読んでいますが、
今回もぐっさりときました。
本編の再読はしたくありませんが、
後日談は好きです。
『ブライト・プリズン 学園の美しき生け贄』
きらきら設定で単純に楽しめました。
続編も期待しています。
『イエスタデイをかぞえて』
新人さんデビュー作は
丁寧な作品が多いのでたいてい手に取るんですが、
今年のあたりは本作でした。
牡丹燈篭さま、楽しいトピをありがとうございます。
きっとこれから、みなさまオススメの作品が一度に知れるんですね!
新しく開拓中のため、わたしはかなりウキウキで書き込みをお待ちいたします。
そして即決でした、わたしの今年発売小説ベスト3です。
と言っても、今年発売のものはひじょうに既読率低いのですが…
1位
夜光花さん『サクラ咲ク』
わたしにはダントツでした!
花吹雪先輩、最高です。
わたしのキングオブ攻!
仕事が忙しく、新しく買ってある本をほとんど読めないにも関わらず、この作品だけは1週間に1回は繰り返し読んでいます。
その度に同じ場面で泣く!
すでに泣くために読んでいる?
そして再読するたびに、自分が書いたレビューを書き直したくなり悶えます(泣
ひと月以上経ってしまったので、直せないんですけどね。
2位
かわい有美子さん『光の雨 原罪&贖罪』
タイトルを変更し、2冊にまとめられた作品です。
ですからかなり以前のもののはずなのですが、読んでいる間まったく違和感がないことに脱帽。
検察もので、かわいさんの平河寮シリーズよりも重く固い感じですが、ひじょうに読み応えがあり白々しさがないのでのめり込みました。
年末年始にお時間のある方に2冊まとめてオススメしたいです!
3位
さとむら緑さん『きみは藍色の夜に生まれた』
砂原糖子さんの『ファンタスマゴリアの夜』とひじょうに悩みました。
固さと同時にコメディな部分もあり、それがちょうどうまい具合に配分され、受け攻めともに性格男前ですから言うことなし!な『ファンタスマゴリア』。
全体のバランスだったらこちらなのですが、『きみは藍色の〜』の天然系攻めである青衣にすべてわたし持って行かれた感がありました。
最近、天然系攻めが「大好っき好き!」なことに気づき、ランキングに多大な影響が!
今年度発売以外ですと……
1位
一穂ミチさん『雪よ林檎の香のごとく』
2位
橘紅緒さん『恋 私立櫻丘学園寮』
3位
同じく橘紅緒さん『唇で壊される。』
わたしは今年の夏終わり辺りから10年ぶりくらいにBL熱が再燃したために、ほぼすべてが今年に読んだ本となりました。
なので皆さまには「随分前に読んだなー」と感じられるかもしれません(汗
目新しさがなく、すみませんー。
一穂さんは『雪よ林檎の〜』を同人誌でも書かれていらっしゃるので、それが一冊に纏まることを夢見ております。
橘さんは、現在は漫画の原作が多いようで小説は書かれている様子がないですが、新刊をしつこく心待ちにしています。
『櫻丘学園寮シリーズ』は三部作のようではありますが、書いて欲しいなあとこちらも心待ち。
匿名1番さん (1/1)
1位
木原音瀬『秘密(文庫)』
2013年12月発売 講談社文庫
★旧本を読んでいた為あらすじ知っていたのですが、改めて読むとやっぱりとても素晴らしい作品と感じた。『秘密』の主人公と似ている私は生まれながらにして発達障害があり一方的に相手の事を好き好きと押して押して押しまくる所が自分を重なりすごく共感。素直で率直な愛の表現が時にはとても痛い。最後の救いが木原音瀬先生の優しさなのでしょう。
2位
木原音瀬『片思い』
2013年3月発売 リブレ出版
3位
木原音瀬『期限切れの初恋(BBN)』
2013年7月発売 リブレ出版
★人間ドラマを堪能できました。
1「愛の裁きを受けろ!」(樋口美沙緒先生)
2「奪還の代償 ~約束の絆~」(六青みつみ先生)
3「ラブレター 神様も知らない 3」(高遠琉加先生)
1について
ムシシリーズがとても好きなのに、ファンになったのが遅いために手に入れられなかった同人誌を商業で出版して下さったのが本当に嬉しかったです。
3月には番外編の同人誌再録集も出して下さって、買うことができた私は大変な果報者だと思っています。
この年末に発売されるシリーズ第一作のドラマCDには、書き下ろしショートストーリーが付くと知って、CDには全く興味がありませんが予約するのに何の迷いもありませんでした。
「ムシシリーズの番外を書くのはたぶんこれが最後」との先生のお言葉だけが、どうしても残念です。
続編を書くお気持ちはあるとのこと、首を長くしてお待ちしています。
2について(ネタバレします)
ランキング上位にあがっているのが気になって、ファンタジーは苦手だと思いつつも手を出してみて目から鱗が落ちたのがこの本です。
シリーズ全てを愛読する今では、どうしてもう少し早く読んでいなかったかと後悔するほどです。
この本で一番の気に入り場面は、虐待されている幼いカイエ(受のケモ耳しっぽ付きかわい子ちゃん)が、リグ(申し分なく格好いい攻)からもらったさくらんぼの砂糖漬けを泣きながら食べるところで、何度読んでも可哀想萌えが炸裂します。
イラストの葛西先生の描き下ろし名場面集が発売されるのも待ち遠しいですね。(私が見たくて出版社にお願いしているだけですが)
3について
実はまだ読んでいません。
昨日、あまり期待せずに読んだ高遠先生の雑誌掲載作品が驚くべき名作で、「おみそれしました」と自身の不明を恥じるとともに、読む前からこの本の素晴らしさを確信した次第です。
今度の休日に、「1」「2」を読み直した上、万全の体勢で拝読する予定です。
「世界の果てで待っていて」の続編への期待もますます高まる高遠先生です。
最後になりましたが、質問を出して下さった牡丹灯篭さん、ありがとうございます。
私が評価だけ入れていた本で、いまさらレビューしたくてもできないし、「答えて姐さん」のどこかの質問で無理やり感想を書かせていただくしか、この気持ちをうったえる術はないのかと思っていたところに、渡りに舟の質問でした。
これで、思い残すことはありません。
この質問に関する回答は締め切られました