古いweb小説を探しています。
個人サイトで読んでいました。
※過激で特殊な癖を取り扱っているので閲覧ご注意ください。
舞台はドイツ。
リハビリ対応も行う病院に勤める医師。優しく穏やかな医師は人望も厚い。
ある日、スポーツマン（水泳？）な患者がリハビリにやってきた。
患者の担当医師となって彼のリハビリを検診しつつ、仲良くなる。
検診の過程で痛みを与えると、独特な視線を投げてくる患者に心がざわめく医師。
この感情はよくないと自戒し、患者に対して畏怖を感じる医師。
とうとう、患者から離れるために無医村？への赴任を決める。
老人ばかりの田舎で有り難がられながら、医療院兼住居（地下室あり）を整えて生活を始める。患者に断りなく逃げたことに対して後悔はあるものの、安堵が大きい。
そんなある日、大嵐の日に遠方からのタクシーがやってくる。患者が訪ねてきてしまった。
会ってしまうと、彼の望みも自分の望みも誤魔化せなくなってしまう。医師はそれまで知らなかった自分の中の加虐的欲求を認識してしまう。被虐を乞う患者に彼のマスターになることを覚悟する。
※中略
患者は完全管理を望み、最終的には四肢切断されたい。お誂え向きに彼がやってきたのは大嵐の中。村人には見られていない。健康体な人間がある日欠損したら問題（犯罪）になるが、始めから四肢がなければ気にならない。完遂するまで地下室に匿うことになった。
※中略
本編の他、以下のような短編があったはず。
・麻酔なしで切断手術をして昂る話
・術後高熱を出してケアされる話
・幻肢痛に苦しむ患者をよしよしケアする話
・患者にジャストフィットな車椅子の話
・患者の兄にニアミスする話
・患者が勤めていた？SMバーの話（オーナー夫妻）
・患者の少年期？に通って性癖の根幹になってそうなスイミングスクールの話（いじめにあってたかも）
その他
・普通のセックスはしてない？少なめ。
・医師なので患者の負傷に対するケアが完璧だし、プレイ以外はやさしい。
・施術や薬について割と本格的な記載。
・切断が犯罪であることを登場人物たちが認識している。
日常生活と犯罪的癖行為がよいバランスで成立しているところがおもしろかった記憶です。
お心当たりないでしょうか？
匿名