10年ほど前に読んだネット小説のタイトルがどうしても思い出せません。お力を貸してください。
シリアスな大作、舞台は古代中国(のような雰囲気)。
主人公の受けは人攫いにあい、同じ年頃の男児たちとサーカス団のような所で集団生活を送っている。
そこでは剣を持って舞い踊る、舞踏と武闘の間のような技芸を鍛えさせられる。(この技芸がこの世界の闘う方法であり、勝敗で序列がつく感じ)
失敗すると鞭打たれたりご飯を与えられなかったりと劣悪な環境。皆命懸けで訓練している。結果、子どもたちは親指だけで全身を支えて逆立ちできるくらい、身体能力が異常に高い。
受けはリンという名前の子と仲が良い。また、特段美形のAとそれにずっと付いているBがいる。Aは大人とそういうことをして贔屓されている。
たしかこのサーカス時代に攻めと出会う。国の官吏的ポジションの攻めが視察に来て、偶々受けに優しくする。受けはその恩を一生忘れず、攻めに尽くすためだけに生きていく。
ある日、ミッションに合格すれば(官庁に入れて？)解放されるという日がやってくる。しかしそのミッションはほぼ自殺行為。普通の人間には越えられないほど離れた、崖から崖を渡るというもの。
結果A、B、リンは生き残り、他の子供は皆死ぬ。受けも崖から落ちたが、謎の力(この頃は自覚がないが実は飛べる能力持ち、母親譲り)に助けられ、生き残る。4人は合格とされ官庁？に勤める。
そこから何やかんやあって受けは攻めの部下になる。攻めは慕われている気持ちが恋愛なのか悩んだりしつつも受けを寵愛する。攻めは寡黙な雰囲気。
リンは途中で病死する(大号泣した覚えが)
AとBもなんやかんやいい感じのカップルになる。
受けが例の技芸で試合をした時、翔ぶ能力に目覚める。しかしそれは、誰かが能力者を皆殺しして絶滅させたはずだったもの。受けの立場は悪くなり…みたいな展開。
上記のようにざっくりの雰囲気しか覚えていません。官庁や国といった立場は間違えているかもしれません。タイトルに星が入っていたような気もしますが、分かりません。
サイト名も思い出せません。当時ランキングサイトを頻繁に見ていたのでそこで出会った可能性が高いです。
ストーリーも感情描写もとても丁寧に描かれた、素晴らしい作品でした。どうにかもう一度読みたく、またあの作家さんのことを知りたく、投稿しました。
お分かりの方いましたらぜひご回答よろしくお願いいたします。
デデ