匿名
タリオシリーズを読んでみようと思ったのですが、様々なレビューで【グロい】という言葉が目に止まりました。
著者の作品は好評なものが多く、特に【タリオシリーズがオススメ】というレビューにも興味を持ちました。ですが、グロテスクな表現は少々苦手なので購入を迷っています。
タリオシリーズのグロテスクなシーンや描写がどれ程あるのか、読んだ方にご感想を頂きたいのですが、実際はどの様なものなのでしょうか……?
匿名
匿名様
文面から匿名様の愛を感じました。こんなに愛されている作品なら食わず嫌いはいけませんね。
ofnotice様
こんな所でマンディアルグ氏のお名前を聞くなんて…。城のなかで語る英国人しか読んだ事はありませんが、大変淫靡な作品だったと記憶しています。
シリーズの魅力や各巻の内容まで……、有り難いです。こちらも大変情熱的で今すぐ読んでみようと思いました。
お二人ともありがとうございました。購入の決心がつきました。
呼びましたか!?
と呼ばれてもいないのにイソイソと出てまいりました(笑)
マンディアルグ、クライヴ・バーカーのようなスプラッタやトマス・ハリス(羊たちの沈黙が有名)みたいなアメリカンサイコに比べれば、あくまでBLですからね…ほどほどです。
一般のミステリー小説に出てくる殺人事件描写より同等かやや軽いと思いますよ。
ただ、一般的なBLしか読んだことがないという方にはそれでもショッキングなのかなと思ってしまいますが。
そもそも山藍紫姫子先生は一般的なBLとはかなり趣が違ってルビ多用の難解な表現も多いので、その文体だけでダメって人はいるでしょう。
というわけで、心配ならば段階を追って慣れていくのではどうでしょうか。
第一段階…英田サキのESシリーズとかダブル・バインド、デコイもそうかな…。水原とほる先生も痛そうなのあるらしいです。
第二段階…沙野風結子「獣の妻乞い」「獣の月隠り」、「タンデム」シリーズ(とくに「楽園の鎖」は暴力表現がもっともシビア)
私見でシリーズごとに殺傷シーンの度合いをまとめると
背徳の聖者たち(シリーズ1作目)
冒頭に殺戮シーンはあるがそれほどディテールは書いていない。
オム・ファタール(2作目)
鷹司と桜庭さんがラブラブ状態です。桜庭さんが殺されかかるシーンがあります。
トライアングル(3作目)
これはグロが問題というよりも、変態プレイの数々のほうが問題(笑)エンタメ性が最も高い作品。
タリオ(4作目)
ここでちょっと心理的なグロが登場。裸の男が爆発物を首につけられて裸で歩かされる(実際は爆発物じゃないんだけど)
ネメシス(5作目)
文体はかなり軽くなりましたが、桜庭の忌まわしい過去が痛々しい。ただ、シリーズ上の大きなターニングポイントでもある作品。
またタリオとは基本的に「目には目を、歯には歯を」を実行する復讐プロジェクトなんですが、それゆえ、凄惨な復讐の手口というのが語られるシーンはあります。ただ、それで肉裂けたとか血が出たってことが生々しく書かれるのはないです。
むしろ、同じ山藍先生の作品であれば、「スタンレー・ホーク」シリーズのほうが、主人公が殺人課刑事であるぶん、惨殺死体だなんだは出てきます。(もともと山藍先生はスタンレー・ホークを書いていて、復讐団体タリオを思いついたそうです)
グロと並んでHシーンもタイガイなので、そっちでショック受けるかも。そういうのも沙野センセイあたりで慣れておけばそうショックではないかと思うんですが…。
それよりも、タリオシリーズの楽しさは、「お嬢さま育ち」と揶揄される美しい桜庭さんとイケメンセレブの鷹司とのところかまわずあちこちでいたしてしまうアマアマなバカップルぶり、世間知らずな桜庭さんのズレっぷりですね。
作風がダークで重厚なだけに、そういうやりとりに「プッ」と噴いてしまうんですよ。
タリオ・シリーズ及び山藍先生を語り出すと止まらなくなるのでこのへんで失礼いたしますw
匿名
絶対に、読んで下さい!!!
『グロ』を超える感動がありますから!!
山藍先生の素晴らしさを堪能していただきたいです。
おススメです。
『グロ』に、なれると、快感になりますよ!!
片っ端から、山藍作品を読みあさっています。
信者がここにいます。
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