ふと気になったんですが、コミックや小説がCD化するのに何か基準とかってあるんですかね?
例えば人気作はCD化とか…?
個人的には「えっ!?」と思うような作品も多々ありますし…。
こんな質問していいのかわからないんですけど「~じゃない?」でもいいのでご意見お願いしますっ!!
沢山のご意見ありがとうございますっ!!
やはり制作する方々の~なんですね(д)
ほぇー、何となく納得しましたw
というか、三ツ矢さんが関わってたのは
初めて知りました!!
うーん、色々奥が深いですね(ω)
こんな駄スレにご意見くださった皆様
ホントありがとうございました!!
>あずき姫さま
はじめまして。
私は、長年趣味で演劇もやってまして、自分で脚本を書いたこともございます。
どこでそのように感じるか説明するのが難しいのですが、長年のカンで、小説やマンガを読んでいて、…「ピーン! これは演劇にできるな。演劇で視覚的に見せたほうが、おもしろいものができる!!」とアンテナが立つことがあるんですよ。
そうなると、頭の中は、「このシーンとこのシーンを活かして、劇中の場面転換◯回、登場人物○人、小劇場公演で1時間半から2時間の上演時間内で納まる…」などと、もう製作作業に入っちゃってます。
(実際は、上演許可申請しても許可が出るかわからないので、よほどのことがない限り、実際に書き出したりしませんが)
BLCD製作現場の方々にも、この「これは音声でCDで聞かせた方がおもしろい」アンテナが、標準装備されていると思いますよ。
ご参考まで。
基準といえるかどうかわかりませんが、歴史的に追っていくと、BLCDといえそうなもっとも古いものはJUNE出版の「鼓ヶ淵」で、じゃあ、当時のJUNE作品の中で超人気作だったかというと…すいません、その頃、すでに腐デビューしてましたけど、特に印象にはありません。
当時のJUNE系で看板作家だったと思うのはやはり山藍紫姫子先生とか江森備先生、JUNE枠超えてBLの草分けと言えるのは中島梓ですしね。
BLバブル期に作られた「誰得」BLCDを待つまでもなく、黎明期から「なぜにこの作品…」ていうのはありますよw
「舞え水仙花」カセットブックとか「なんでこの作品なんだろう?」と今になってみると首をひねります…。
ただね、そうした黎明期の作品で、三ツ矢雄二さんの存在は欠かすことができません。花枕桃次という別名で黎明期の作品群の脚本や脚本監修、演出をいくつもされています。
思うに、当時のBLCDって三ツ矢さんが脚本作れるかどうか、で決まってたんじゃないのか(笑)
最近でも、「空に響くは龍の歌声」なんかは、原作が完全な同人作品ですし。こりゃあもう、原作の人気とかなんとか一切関係なく、制作側が興味持たなければBLCD化もなにもあったもんじゃない例。
逆に吉田珠姫とか、綺月陣など、人気作家なのにBLCD化されたものが異様に少ない!崎谷はるひのようなビッグネームでも、初BLCD化作品は2003年のANSWERだったという意外。
原作の人気は基準の一つでしかない気がします。
映画製作と同じように…映画化も、監督とか脚本家が食いつかなければいくら原作が名作でも映画化はされないでしょう?それと同じことなんじゃないかと思いますが。
あと考えられるのは、レーベルに毎月、一定数制作しなきゃならないノルマのようなものも存在するのでは?
ときどき、トンデモなアラブものがBLCD化されてたりするんですけど、「なんでこんなC級モノ…誰得だよ…」っていうのはどう考えてもノルマな気が…。
あとは版権の問題とか大人の事情で。
ワンダーファームみたいに原作とBLCDどちらも自作自演なわかりやすいところはともかく、某レーベルみたいに、出す作品の多くがすがすがしいほどにC級wwwwというレーベルを見ていると、版権買いとる金ないんかいと勘ぐりたく…。人気作だとやっぱり版権も高くなりそうだし。
サイバーフェイズなきあとに「交渉人」シリーズとか「コルセーア」シリーズの制作を他社が引き継げないのは版権上の問題だという話もありますね…。
そこそこ売れている作品の中で制作会社の中の人が
「これ、声で聞いたら面白いんでなかろうか」
と思えばそれで決まるんでしょうね。基準とかなさそう。
もちろんすごく売れているから、という理由で
ぴんと来なくても取り敢えず作る事もあるでしょうが・・・。
で。本はいいのに声にしたらハズレだったり、原作はパッとしないのに声にしたら萌えたりすることもままあるわけで。
結局は制作サイド&声優さんたちの作品への熱意がそのまま出ちゃうんだろうなぁと。
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