最近特に、一般小説でも狙ってか狙わずかBLっぽい絡みをする小説が多い気がしませんか?
私は匂い系小説が好きなので、一般のものからBL臭を嗅ぎ取って楽しんでいるのですが、最近は学生の馴れ合い?みたいなのも多くて、そういうのはあまり萌えません。
おすすめ作品募集中です!!
ちなみに好きな作品は「李鴎」「月魚」「左近の桜」等です。
長野さん、三浦さんの作品はだいたい読みました。
またBL作品でも硬派なものがあればぜひぜひ教えてください!
えがちゃん様
ありがとうございます!
歴史ものって何かと匂いますよね。。。
男の熱さと上下関係あるいは仲間関係が原因でしょうか?
あとは男色公認の時代が侮れない…
坂の上の雲、話題でしたしすごく興味あったんですが見てないんです…涙
司馬遼太郎だと鉄板ですが「燃えよ剣」は大興奮でした!
はじめまして
こんにちは
歴史小説に匂い妄想が大爆発してしまいます。
山岡荘八『伊達政宗』
池波正太郎『真田太平記』
高橋克彦『炎立つ』
司馬遼太郎『坂の上の雲』
NHKのTVドラマで悶絶していたのは私だけでしょうか。
大河ドラマも侮れませんし。
arzt1115様
ありがとうございます!
「エルリック・サーガ」シリーズ、未読です…!
普段SFに進んで触れる機会があまりないんですよね(^^;
シャーロック・ホームズシリーズはとっても美味しく読ませていただいております!!
映画も素晴らしく匂わせていて、映画館では健全な友人の隣で悶絶していました…ごめん…
はじめまして。
思わず「匂い系」と、トピを拝見して、オススメの小説を一つ。
あまり海外のものが少ないようでしたので、敢えてSFの重鎮で、
「エルリック・サーガ」シリーズを。
マイケル=ムアコック氏の作品で、ハヤカワSF文庫です。有名作品なので、既読でしたら、ごめんなさい。
挿絵が天野先生で、ムーディー(死語?!笑)な上、病弱な天才剣士の主人公は、剣の力に支配されるように、恋人を殺したり。。と、苦悩するのですが、彼の友人との関係が、どうも匂うのです!
そう感じるのは、私が腐らせて読むせいでしょうか。。(ちなみに、シャーロック・ホームズシリーズも、そこはかとなく匂いませんか?)
私のいぬ間にたくさんレスがあって驚いてます…
本当にありがとうございます!!
こーが様
服部まゆみさんは以前チャレンジしたのですが、仰々しい文体になかなか馴れず挫折してしまいました。。。
匂い系として評価も高いですしまたチャレンジしたいです!
クリボウ様
「李歐」は何度読みかえしても圧倒されてしまう…
高村薫の一貫したクールで殺伐としたタッチと、登場人物の人間味のバランスに痺れます////
「黄金を抱いて翔べ」映画が見たいー!
ofnotice様
いつも姐さんスレ興味深く拝見しております!
古典文学結構好きですよー
「友情」は以前、もしや匂い系では?と思って読んだら期待通りだった(笑)
「車輪の下」は健全な時代に読んだのですが、作品自体の陰鬱さとよく馴染んでいたためか華麗にスルーしてました。
今思えばあの空気感は中村明日美子さんの「薔薇色の頬のころ」のような感じですかね…?
井原西鶴まで匂い系ー!?
ぜひ読んでみます。。。
mihi様
絵本…ですか!新しい…
確かに絵本の登場人物は純粋でひたむきな心の持ち主や、ツンデレ多いし、それっぽく見える場面が多そうですねww不純だww
jimmy様
阿部公房作品は有名どころだけ読んでます。が前衛的というか、難しいですね…そこが魅力だと思いますが!!
はじめまして、むしゃむしゃさん。
そのHNから思い出したんですけど
武者小路実篤はゲイ説、があるらしいです…。
「友情」はかなり匂うんですが、私だけ???
さて、古典的な作品からこっそり出してみました。
え?とっつきにくいですかー?そ、そんなことおっしゃらないでー!
古典文学こそBLの宝庫でございます。
「車輪の下」~「ダミアン」 ヘルマン・ヘッセ
どちらもドイツのギムナジウムが舞台なんです。キスシーンまである!
「蟹工船」
以前もどっかのトピで書きましたが、少年をキャラメルと交換に抱く船員たちのくだりが…小林多喜二先生、スミマセンスミマセンと頭をさげつつ萌えた。
匂いどころかモロでしょう!というのが
「孤島の鬼」江戸川乱歩
江戸川乱歩と、その挿絵画家・岩本準一が同性愛関係にあったことは孫の岩田順子さんが書いてますね。
「奔馬」三島由紀夫
三島の最後の作、「豊饒の海」~「天人五衰」までの連作第二弾。
豊饒の海に出てくる主人公・清顕と、全編に渡って登場する清顕の友達・本多の関係がめちゃめちゃ匂うのですが、匂いMAXはこの「奔馬」でしょう。
これが一番、BL的な匂いが強い。
さらに古典。
「好色一代男」井原西鶴
匂いどころじゃないのですが、どこか洒脱な語り口がいい。
大爆笑だったのが、主人公・世之介16歳が飛び子(流しの男娼)を買って一夜を過ごしたのち、実はその飛び子、14歳ぐらいだと思っていたら、とんでもない年増(たぶん20歳ぐらい)だった、あーあ興ざめ!男娼は実年齢バラしちゃだめだ~と嘆いているところ。
「葉隠」
鍋島藩の藩士が書いた武士の心得書なんですが、
案外、単純なことを書いています。
で、その中で男性同士で契りを交わした者の心得もあるんですが
なかなかに深い。
ほかにも、宇治拾遺物語にも稚児の話が出てきますし、
上田秋成の「雨月物語」の中のひとつ「白菊の契り」なんて、タイトルからしてもう匂います。
ちなみに、山藍紫姫子先生の初期作品は、この上田秋成の影響もたぶんにあるのではないかと思っています。
むしゃむしゃさま
おはようございます。
【李歐】いいですよね!
買った当時は筋立てが面白すぎて、BLを意識する余裕すらなかった(笑)
定期的に読み返す1冊です。
…ということは、一連の女王:高村薫作品は既読でしょうか?
【レディジョーカー】や【黄金を抱いて飛べ】等々…義兄たまらんww
【神の火】も好きです。
また、上でせっこさまが挙げていらっしゃるように金城一紀作品からはナニか匂いたつと思います!
【フライダディ…】の前作【Go】も女子が登場するにもかかわらず匂いをかぎとってしまいました。
まだ学生ですが彼らの棲む世界は【国籍】という壁に囲まれ、なかなかにハードです。
横レス、失礼します。
私も、幾つかあげさせていただきます。
『この闇と光』服部まゆみ/角川文庫(絶版・中古or図書館でどうぞ)
幽閉されている盲目の王女、の視点で物語が始まります。が、読み進むうちに語られてきた世界が180度反転します。王女の真実の姿は……。妄想が尽きない、ある意味、とんでもな幻想小説です。
『ブラッディドール』シリーズ 北方謙三/角川文庫(こちらも一部絶版)
一巻『さらば、荒野』から完結編の十巻『ふたたびの、荒野』まで、漢汁が溢れております。川中社長(主人公)と因縁の弁護士キドニーで妄想するもよし、バーテン藤木の社長愛に悶えるもよし、燃えつつ萌えられます。
『剣の輪舞』エレン・カシュナー/早川文庫
匂わせるというか、直接描写こそありませんが、騎士と学生の主人公二人が恋人同士の、異世界ファンタジーです。若干、訳文に難ありですが、そこさえ耐えれば、かなり好であります。
『歓楽の都』シリーズ 駒崎優/角川ビーンズ文庫(またしても全て絶版……)
最後はライトノベルから。両想いっぽいのに、恋愛未満な二人の物語です。英国を模した世界で、歓楽街に赴任してきた貴族の血をひく医師と、宝石と謳われる最上の男娼が出逢って……。
駒崎は、『バンダル・アード=ケナード』という男だらけの傭兵団小説もありまして、そちらもオススメです。
『悪魔の皇子』シリーズ、私も、わふわふしながら読みました。懐かしいです。
せっこ様
「聖なる黒夜」ようやく手に入って、今読んでます!
分厚さに驚きましたww
それだけ萌えが詰まっていると思うと幸せですが…///
登場人物の退廃的な色気がたまらないです。
五條瑛さんの中古調べてみますねーありがとうございます。
牡丹燈篭様
私オヤジ大好きなので「時平の桜~」面白そうです!
火村英生シリーズは萌えますねー
作者が男性であまり狙ってない感じがいいです。
でも46番目の密室のオチは!?!?ってなりましたww
むしゃむしゃ様、こんにちは。
私も匂い系作品大好きです。三浦しをん先生の作品いいですよね。
他の方が紹介されていない作品で、オススメ小説を書きますね(既読だったらすみません)。
『時平の桜、菅公の梅』 奥山景布子/中央公論新社
平安時代の実在の人物、藤原時平と菅原道真を主人公に据えた歴史小説です。恵まれた境遇にある若者(時平)と家柄は悪いが頭脳明晰なオヤジ(道真)の微妙な関係に匂いを感じました。
『NIGHT HEAD』シリーズ 飯田譲治/講談社文庫、他
同名ドラマの小説版(ドラマ未見でも大丈夫です)。超能力を持つ兄弟のお話。
『悪魔の皇子』シリーズ 深草小夜子/角川ビーンズ文庫
ファンタジー+兄弟の愛憎劇。兄が弟に異常なくらい執着するお話です。シリーズ全6巻で、イラストはみなみ遥先生です。
数が少なくてすみません。他の方が紹介された案内本に掲載されている『火村英生シリーズ』もオススメです。少しでもお役に立てたら幸いです。
むしゃむしゃ様
レス、ありがとうございました。
とても嬉しかったです。
五條瑛さんの『プラチナビーズ』など初期の作品はamazonでもたくさんはないみたいで中古での方が手に入りやすいみたいですね。この出版不況のおり、10年以上たつとメディアミックスの機会でもないとなかなか再販されないのかもしれませんね。
下調べ不足ですいませんm(__)m
森田剛さんの『金閣寺』は私は凱旋公演の機会にかなり後ろの席で見たのですが、すごい迫力でした。
DVDもでているようですので、もし御機会がありましたら、
ぜひ、おすすめです。ただ、高額ですよね。レンタルがあればよいのですが。
追加のオススメを。なるべく最近のものを。
本城雅人の『W(ダブル)』と『シューメイカーの足音』
どこと言えないのですが、何とはなしに匂います。
乾ルカの『四龍海城』、今、まさに読んでいるのですがドキドキします。読後でなくてすいません(^^ゞ
snowblack様のおしゃられている御本、私も買いました。
素敵なイラスト満載でしたね。自分が思っていた本が載っていてと凄く嬉しかったおぼえがあります。
忘れてました。確かにあの御本読まれたら、よりわかりやすいかもです。
こちらのスレッドのおかげでまた私もたくさん本を読みたくなりました。
私の方こそ、楽しいひと時をありがとうございました。
ありがとうございます♪
別トピでその本の紹介を見て、すごく気になっています!!
挿絵をなさっている方々も豪華そうで…楽しみが二倍になりますねー
是非探してみます!!
むしゃむしゃさま、はじめまして。
「月魚」や「李鴎」いいですよね〜、私も好き〜♪
別のトピでもちょっと触れたのですが、『 これがワタシたちの小説ベストセレクション70』という本が出ていまして、腐女子が好きな(好きそうな)ふつうのw小説の案内本です。
色々なBLマンガ家が絵をつけていて、「ドリアン・グレイの肖像」から「走れメロス」、京極堂、「No.6」まで、古今東西軽重を問わずあれこれ出ています。
「月魚」や「李鴎」は勿論、せっこ様が上げて下さっている、「聖なる黒夜」や「それでも警官は微笑う」「占星術殺人事件」「ネバーランド」なども出ていますので、よろしければご覧になってみられると参考になるのでは?と思います。
たくさんの紹介ありがとうございます!
とても参考になりました^^
匂い系小説とネットで検索しても出てくる作品がわりと決まっていて新天地をさがしていたのですが(笑)さすがちるちる!
まだまだ奥深いですねー
読む前からどきどきしますww
nazuna様のスレも見にいきました。
凄い種類が紹介されていて感動です…これでしばらくは楽しめそう!
五篠瑛さんは探したのですが書店や図書館になくて…そんなに古くないのに何故でしょうね?
あと全然関係ないんですが、
森田さんの金閣寺見たかったです…!!
むしゃむしゃ様
はじめまして。私も匂い系大好きです。
以前のスレッドを少し調べてみましたら。
nazuna様が小説のトピックで『おすすめの一般読書』というタイトルで立ち上げられていて。
皆様が素敵な小説をたくさんご紹介されていました。
アドレス載せらてなくてごめんなさい。私、コピペができなくて。どんくさいおばちゃんですいませんm(__)m
その中でも紹介されている柴田よしきの『聖なる黒夜』は私も一番のおすすめです。RIKOシリーズどれも良いですよ。
他に、そこに載ってないもので私が個人的に好きな匂い系をいかに紹介させて頂きますね。既読済みでしたらごめんなさい。
匂い系といえばやはり女性作家さんでしょうか?
『プラチナビーズ』五條瑛 集英社
鉱物シリーズの第一作目。素敵な男性続出な上、何より関係性に腐女子にはたまらない香りが…
作者が防衛庁お勤めだったとのことで極東情報が凄かったです。99年に読んだときは戦慄しました。
『ネバーランド』 恩田陸 集英社
ドラマは…でしたが原作は素晴らしいです。
男子寮での冬休み七日間の物語。
最初は『トーマの心臓』をする予定だったとの作者談。
恩田さんの『ロミオとロミオは永遠に』もSF設定が平気でしたらおススメです。
『天国になんか行かない』清家あきら 新書館
相棒ものですが、どういう相棒かはネタバレになるので、さけますね。往年の清水玲子さんの雰囲気を感じました。
少しSF設定あり。切なさと楽しさと…
『それでも警官は微笑う』日明恩
定番刑事相棒もの。武骨なたたき上げといわゆるオタク系エリートの凸凹コンビ。好きな方にはたまらない一作。シリーズものです。同じ作家の『鎮火報』もめ組の大吾みたいでこちらも萌えです。
無意識かそれとも意識しているのか? 男性作家さん。
『フライ、ダディ、フライ』金城一紀 角川書店
金城さんの作品はみな匂い立つように感じるのは私だけでしょうか?この作品はその中でも個人的NO1!です。
岡田准一君と堤さんがされた映画も素敵でした。
この映画がきっかけになりドラマ『SP』が生まれたらしいです。
『蒼穹の昴』浅田次郎 講談社
発売当時夢中になって読みました。萌えがあると言ったら、普通のファンの方には叱られそうですが…
小説そのものが本当に面白く、読みやすいのでぜひ!
『異邦の騎士』 島田荘司
初めて読んだとき、あまりのときめきに死にそうになりました。御手洗潔シリーズといわれるものですが、これから読んでも大丈夫です。シリーズ一作目は『占星術殺人事件』ですのでこちらから読むのもおススメです。私はこれで本格推理と呼ばれているものにハマっていきました。
『銀河英雄伝説』 田中芳樹 徳間書店
田中先生にめいっぱい嫌な顔されそうですが。
萌え爆発作品だと個人的に思っています。
アニメもおススメです。舞台は未読で…すいません。
ほかに有名名作では
『金閣寺』 三島由紀夫
ベタですが…森田剛さんの舞台が素晴らしかったので…
『偸盗』 芥川龍之介
兄弟ものとして、ほのかに香ります。
『正義と微笑』 太宰治
なんとなくかすかに匂うのです…
逆に最近のもの こちらも有名すぎますが。
『天地明察』 冲方丁
『チームバチスタの栄光』 海棠尊
本当に有名作品ですいませんm(__)m
ほかにはど定番ですとあさのあつこさんの『バッテリー』『NO6』とかも大好きなんですが、今さらですよね。
私も長野まゆみさんの『白昼堂々』シリーズとか高村薫さんとか大好きです。三浦しをんさんはエッセイが癖になりますね。
久しぶりにいろいろ本をひっぱり出してきて。
楽しかったです。
いろいろ書かせてくださり、ありがとうございました。
少しでもお役に立てれば幸いです。
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