匿名8番さん 
(1/1)
商業BL作品において、男同士で付き合うということに対して、家族や友人や周りの人から反対されたりいい顔をされなかったりという表現が割とあると思います。
こういった表現って、ゲイの方に対して配慮に欠けているんじゃないかなと最近思うようになったのですが、みなさんどう思いますか？
結局、同性愛に差別や偏見がある、あっても仕方がない、という世間の風潮もしくは作者の内心を作品内の人物に投影させてしまっているのではないのかなと…
そういう私も心のどこかで、まあこういう反応だよねって思ってしまう節があることは否定できないのですが…
BLはファンタジーとは言いますが、私はどうもリアルと完全に離しては考えられない質なのと、性の多様性が叫ばれる中でこのような表現ってあまりよろしくないのではないかなーとか考えてしまってもやもやしてしまって…
面倒くさいことを言ってるのは自分でも理解しております。
このような場で語ることでは無いのかもしれませんが、よろしければ皆さまのご意見をお伺いしたいです。
匿名8番さん (1/1)
たくさんのコメントありがとうございます。
どのご意見も大変勉強になりました。
私が思い付くに至らなかったご指摘も多数あり、改めて考えさせれらました。
私が"配慮に欠けるのかもしれない"と感じてしまった点に関してはむしろ反対の捉え方をするべきなのかもしれませんね。
ご気分害された方がおられましたら申し訳ございません。
お付き合いいただき誠にありがとうございました。
匿名7番さん (1/1)
こんばんは
うーん。
BLはファンタジーってどなたが言ったのかわかりませんが「言い得て妙」な言い回しで広まったくらいに受け止めています。
実際に便利な言葉でレビューで使ったり見かけたりもします。
トピ主さまが何かに焦燥してトピを立てた雰囲気は感じ取れますが、お題の「BLはファンタジー」に関して今後も有効な言葉で使い続けられると思います。
匿名6番さん (1/1)
ゲイの友人が数人います。
カミングアウトしてそのまま勘当された人もいれば、言い出せずにいる人もいます。もちろん、ゲイである家族に寄り添う家庭もありますが、それは外側から見ている私でも少数のように感じます。何故なら、父親母親世代にとって、まだまだLGBTが「普通」ではないからです。（あえてですが差別的な書き方をしてしまいすみません）
現実、彼らは色々な偏見の目に晒されています。それをないがしろにし、現実の彼らに起こっていることを見ないふりして「男のパートナー」に対して肯定的である漫画ばかりになるというのはグロテスクに感じます。肯定的でももちろんいいのですが、肯定的になる過程を省略し、上澄みの幸せな描写だけを見て大多数の他の家族に目を向けないのはとても卑怯なことではないでしょうか。
様々な家族事情を描写するのは、ファンタジーとされていたBLというジャンルにも確実に現実の価値観が反映されているからです。
全ての家族が彼らに対して肯定的になる未来を祈っていますが、現実はまだまだそうではありません。それを忘れないためにも、様々な家族事情が描かれる昨今のBL作品を支持します。
私は、トピ主さんと「BLはファンタジー」の考えが逆です。
例えば、
・一人息子が彼氏を連れて、両親に突然のカミングアウト。「びっくりしたけど、お父さんもお母さんもそんな偏見はないし、君が幸せなのが一番なんだ。彼氏君を歓迎するよ」という両親。
案外BLにありますよね。「これこそBLに都合のいいファンタジーではないか」と、思うのです。
「軽い・明るい・ハピエン」なBLを読みたい腐女子の私は、母は号泣し父は激昂する、リアルにあるかもしれない修羅場を読みたくないんですよね。でも、「あれ？ 少しくらい戸惑わないの？」と思っちゃいます。
Hシーンなんか、お約束のファンタジー満載じゃないですか？ 直腸洗浄なんてめったに出てこないし。「攻め、君はどれだけ大量に唾液が出るんだ？」と感じて、うっかり冷めそうになることありますよ。
深刻なリアルをすっ飛ばした「BLに都合のいいファンタジー」を、私が楽しんで読んでいることに、むしろゲイの方々にいささかの罪悪感を感じております。
BLから離れて久しい私に言われたくないでしょうが、
同性愛に偏見のない世界なんて面白くなくないですか。
嫁さんや彼女などに気持ち悪い！と罵られても
それでもあの人が好きなんだ！あの人じゃなきゃ駄目なんだ、
とか言って禁断の恋愛に猛進するところがBLの魅力のような。
つまり偏見があるからこそ成り立つジャンルなのでは。
それより私は、男性向けアダルト作品の
女性キャラの扱いのが酷いと思います、肉便器みたいな。
匿名5番さん (1/1)
ゲイの私からみれば、質問者さんは考えすぎだと思います。もちろん同性婚が認められないといったそういった社会制度としての差別はなくなって欲しいです。けれど、個人的な感情をも差別扱いするのはどうかと。
男女の交際であっても周りに反対者がいることは往々にしてあります。それは別段差別扱いされず、同性同士の交際に疑問を呈すれば差別になってしまう。これではフィクションがつまらなくなる。私としては感情をゆさぶる人間ドラマがみたい。いろんな考えをもつ、いろんなひとがでてきてこそ私たちはフィクションに安らぎを得られると思っています。
匿名4番さん (1/1)
個人的にＢＬがファンタジーとして思える要素は、まず男同士の恋愛であるということ、それと現実の男性は全然ＢＬに出てくるようなイケメンでも可愛くもない、ということ。
ＢＬで現実のゲイ問題を作品にすること自体に無理やり感を感じぜざるを得ないし、性的な美的意識の違うゲイ当事者たちにとっても失礼に思える。
ＢＬにはゲイは登場させずに普通にファンタジーの要素だけ楽しんでいたいわ。
匿名3番さん (1/1)
私、実はビアンですが世の中全然理解ないですよ。
隠さなくちゃいけないこともたくさんありますし、この人になら言っても大丈夫かな？と思った相手に話して距離を置かれたり・・・。
配慮がないのではなく、それが当たり前の世の中なんだと思います。
今ＬＧＢＴにとっては過渡期で、この先何十年もかけて変わっていくのだと思います。
今だからこそ色々な感情を表現できるのかもしれないので、それを楽しんでも良いのかなって思います。
なんだか自分の話になってしまってごめんなさい。
匿名2番さん (1/1)
BL＝ファンタジーだからといって全てがリアルと結びついてないなんてムリです。リアルと一緒なようにご飯も食べるし、トイレもするし恋愛もする。
＞家族や友人や周りの人から反対されたりいい顔をされなかったりという表現が割とあると思います。
＞同性愛に差別や偏見がある、あっても仕方がない、という世間の風潮もしくは作者の内心を作品内の人物に投影
実際に寛容じゃない人や寛容な人がいるのでそれの何が
「配慮に欠けている」のでしょうか。周りの人が全て「素敵ね！」だと
ゲイの方もニッコリ満足なのでしょうか？
それだとゲイである葛藤など何も描けませんよね。
会社のみんなに何の葛藤もなく公表して、親にも普通に「付き合ってます」って宣言。それで終わり。
コメ主様は「BLの世界の住人は全員がゲイに寛容」という世界が好きなようですが難しいと思いますよ。
コメ主様はBLだけでなく一般の作品にもそういった感情をお持ちではないですか？イジメや不倫、暴力、殺人の被害者側の気持ちを考えたら読めたものでは無いと思います。
匿名1番さん (1/1)
差別表現は変化したと思いませんか。「触るな」とか「病院に」みたいなものって最近の作品では見かけないですよね。それは配慮と認知が広がったからだと思っています。
とはいえ差別はまだあるでしょうし、身内が反対する気持ちは簡単に片付けられないものではないでしょうか。
ファンタジーな時点で大分男性に失礼な部分もありますし、それは男性用のエロ本だって女性が嫌な気分になるのと同じ気がします。
この質問に関する回答は締め切られました
