匿名
腐友と好きな作品について語り合っていて、ふと「BLを一冊だけしか持てない」と言われたらどうしようという話になりました。
理由はないのです、とにかく一冊、小説でも漫画でも、シリーズであったとしても一冊! という制限をつけられたら。
二人で小一時間は唸りました(笑。
そこで、世にあふれるBL関連の作品、小説・漫画に限らず、CDや同人誌、小冊子のSSなど、皆様が「一冊(一枚)しか持てないならコレだ」と思われる作品を教えていただけたら・・・と思います。
シリーズものはそれまでのストーリーあってこそ、という大前提はひとまず措いて、「このシーンのためにこのシリーズはある!」という究極の一冊を。
「ひとにはオススメできないけど」
「だれの理解も得られないけど」
「いいところも悪いところもある、でも」
そんな厳選の一作品、熱い想いとともに、あるいははにかみつつ(笑、よろしかったら教えてください。
後になればもっと別の作品に心惹かれることもおありとは思いますが、皆様のBL歴における今日現在のベスト1、ということで。
よろしくお願いします^^
※一応過去の質問は探してみましたが、同じ内容のものがありましたらすぐに終了します。ご一報ください・・・。
匿名
答えが出ない人が多い質問ですね。
1冊だけって悩む悩む。
だってこれからまだまだ神作品増えていくだろうし。
昔の初期作品になるかなあ。やっぱり。
名作は色褪せないから。
山藍紫姫子「アレキサンドライト」
初めてこの作品を読んだ時、エロ表現がずば抜けて素晴らしい作品だと思ったから。
あむりサマ、こんにちは^^
「富士見~」というと、既に70巻を突破しているというシリーズですね!
ピチピチの(?)駆け出し腐女子だったころ書評ブログで噂を聞きつけ、漫画の「寒冷前線コンダクター」を読み、小説も7冊目まで集めました。あの、大音量のタンホイザーが流れる中・・・というシーンは、やっぱり記憶に残りますね。
「富士見~」の話題を耳にするたび、BLって懐の深いジャンルだなぁと思います。一部の大先生や海外モノ以外、なかなか70冊も続くシリーズってないですよね。BLだから読み手の人種は限定されるし、その中でも手に取らない人もいることを考えたら、ファンの皆さんがとても情熱的で熱心なんだと思います。
多分、クラシック音楽がよくわからないから7冊でストップした(未読でした)のだと思いますが・・・また挑戦してみたくなりました。
ご回答、ありがとうございました^^
はじめはじめサマへ追記・・・「告解の死神」をゲットしました。おなかがキュってなるこの感じ、ホンモノを前にした緊張感を楽しんでいます(笑。
れもねーなさん
こんにちは。
すごくすごく迷ったのですが、
初心に帰るということで、
私は秋月こおさんの
「富士見二丁目交響楽団シリーズ 寒冷前線コンダクター」
ですかね。
この作品、私がBLに「深く」はまられてくれた犯人です。
かなり長い作品ですが、
1冊しか持てないとしたら、このシリーズ1冊目を読んで、
続きに思いをはせたいと(妄想したいと)思います(笑)
(でも、完結したら、今度はその作品と言うかもしれませんが)
眠れる森サマ、はじめまして、ご回答ありがとうございます^^
いつきまことさんは手に取ったことがありませんでしたが、レビューを拝見してすごく読んでみたくなりました。
BLのギャグ漫画というと南国ばななさんの「もっそれ」が、きれいな絵とおバカ加減で私に無条件の大爆笑を約束してくれます。でもそれを読んでギャグのジャンルは満足した気になっていたかもしれません。リサーチすらしていませんでした。ダメですね!
今日、早速探しに行ってきます!
はじめはじめサマ、はじめまして^^
「ANSWER」、私も大好きです。やまねあやのさんの挿絵もきれいですよね~。これを読んでいるとき「一重でも美形!」と驚いた覚えがあります。BL道に足を踏み入れて間もなくのころ(多分、読み始めて最初の十冊に入っています)に読んだもので、なつかしくなりました。
教えていただいた二作品は、こちらのレビューを食い入るように読んだものです。露悪的なショーテイストではなく精神世界に踏み込むSMの、あのハードルの高さはなんとしたことでしょう。とても準備運動なしに挑めない、強者の構え・・・でもやっぱり、そこに求める答えの一つがありそうな気がしてしまいます。
わかっていても読むと引きずるので、気持ちと胃の調子を整えてから臨みたいと思います。
ご回答ありがとうございました^^
kiraraサマ、こんにちは^^
テーマをお褒めいただき(?)恐縮ですw
私と腐友も散々悩んでから「今日、いまの時点でよしってことにしよう!」と妥協しました。なので、最後にその一文を添えようと。なかなか選べないですよね、至高の一冊なんて(笑。
私も無性に予定調和の安心感がほしいときってあります。そうでないときは「なぜこんなにいまさらなベタが存在するのだろう」と失礼なことすら考えてしまうのに、ハマるときは本当にしっくりくるんですよね。そんな私の本棚には「ベタ要員のコーナー」があります。心の救急箱ですw 教えていただいた作品も常備薬に加えてみます^^
五百香さんの「GENE」シリーズは、集めたのですがまだ読んでいません。世界観が特殊で完成されているとのことなので、気持ちがリアルから羽ばたけそうなタイミングで読むつもりです。とても楽しみですw
ありがとうございました^^
ご回答くださった皆様、本当にありがとうございます。
一つもお返事がなかったら悲しいわ;; と思っていたので(笑、心からほっとしました。嬉しかったです^^
れもねーなさま、こんにちは。
この質問、『今日現在のベスト1』という焦点が素晴らしいです。もしこれが『(今までの)人生における1冊』だったら考えてる間に1年くらい過ぎて、その間も候補が増え続けかねません。
そういう私の『今日現在のベスト1』は
うえだ真由さまの『スノーファンタジア』(たぶん一週間後には変わってます)
なぜなら私、今すごく弱ってるんですよ。先日抜歯して、完全に傷口がふさがってないので、ものを食べるときに気になって・・・食事の楽しみがないと、生活の質が下がるわ~。
少なくとも私の場合、こういうときは予定調和で安心できる作品に限るんですね。でもあまりにもハイテンションなあまあまコメディはかえって疲れる。
というわけで『スノーファンタジア』です。もともと大好きな作品なんですが、今日も読み返してます。いったい何十回読む気だ、と我ながら呆れます。
ちなみに、私にとっての五百香ノエルさまは『GENE』シリーズです。オンリーワンです。
れもねーな様、
初めましてお邪魔いたします。
その時の気分でコロコロ変わるので、取り敢えず今(ちょっとシリアス系)は、
崎谷はるひ先生
「ANSWER」です。
多分、明日になれば又変わります(*^o^*)
SMに興味がおありという事で…。
最近発売された本で、二冊あげさせて下さい。
小説だと、今井真椎さん
「告解の死神」
身体面ではなく、精神的にかなり痛いです。まだ、SMとはいえないかもしれませんが、次刊で本格的なモノに移行するかと予想しております。(外したらスミマセン)
漫画ですと同人誌で既に有名でした、
梶本レイカさん
「高3限定」
これ読んで私は不謹慎にも、昔噂になった都市伝説、神隠しにあった人が某国でダルマになって発見された、という話を思い出しました。
両作品共に痛いだけではなく、キチンとしたストーリーがあります。
しかし並みの痛さではないので読む前に必ず闇を引きずる覚悟しておいて下さい。
失礼致しました…
_(._.)_
この質問の場合は、今は
いつきまことさんのエキセントリックホビー と答えます。
厳密には厳選の一冊じゃないのですが、「一冊しかもてないとしたら」今までによんだBLの中では脅威の濃さがあるので禁断症状起こさなくてすむかも。
私の一冊は、五百香ノエルさんの「闇の愛人」です。
ストーリーとしては五百香さんらしく少しかわった雰囲気で、でもごくありふれたものかもしれません。けれどこのお話で、私は「SMってこういうものなのかも・・・」と新しい扉を開いてしまった気がします。
SMモノとしても、特別かわったことや派手なプレイをしているわけではありません。ただ二人の心理、「なぜそうするのか」、「なぜ痛めつけて(痛めつけられて)嬉しいのか」、そういうことをモヤっとわかった感じがするのです。
そう、モヤっと! はっきりじゃないんです。
もともとSMモノが好きとか興味があったわけでもなく、だからズバっと理解できないのかもしれません。いまでも詳しくはないし、もしかしたら見当はずれなのかもしれない。でも、調教や服従を受け入れる、あるいはそれを強いる心理の片鱗に触れた気がするのです。
このお話を読んで以来、五百香さんの作品を集めています。いろんな作家さんのSMモノも手に取るようになりました。
そしてまだまだモヤっと途上です。
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