答えて姐さん 腐女子の掲示板 「小説」



ノベルズの文庫化について

匿名

12/06/01 23:51

回答数:6

どういうタイミングや条件で、ノベルズが文庫化されるのでしょうか?

また、よく文庫化されるレーベル、ほとんど文庫化されないレーベル、ご存知でしたら教えてください。

回答一覧

6. みなさま回答ありがとうございます!

お礼が遅くなりまして申し訳ございません。
とてもとても詳しく説明していただき、勉強になりました!
ありがとうございます!!

5. ちょっと修正

ちょっと修正させてください。

>新書判の本と文庫判の本は、「大きさが違うだけで作業工程はほぼ同じ、コストの差は大きさによる紙代だけ、書店に並べられる最低レベル・最低コストの製本の、本」
「最低」という言葉が、読み方によっては誤解を招くかな?と思ったので言い替えます。

新書判の本と文庫判の本は、とにかく一般の方が手に取りやすい価格帯するために、徹底的にあらゆる面でコスト削減の工夫がされています。本の中身はシンプルな並製本にして、かつ表紙カバー・帯が書店に並んだ時に他の出版社の本と並んでも見劣りがしないレベルのカラー印刷の美しさと紙の手触りにこだわりがあるんですね。
昔、印刷業界にいた身には、各出版社さんの努力・工夫には頭が下がります。
で、新書と文庫の製本の仕様=シンプルな並製本の本体+カラーカバー+帯→印刷会社の作業工程がほとんど同じ
 ↓
文庫と新書の違い=見た目・書店で並ぶ棚の位置・使われている印刷用紙の重さが、新書の方が大判なため重い

文庫と新書の価格帯の違い→作業工程がほぼ同じなら、紙の量が重い新書の方が高価格になると考えられる

と、いうことで通じますかしら?

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4. 他レーベルで出す時?!

ショコラは新書レーベルがなくなったので
新書を重版する時には文庫化されてますけど、
新書版が文庫化されるタイミングって
ほとんどは絶版書籍を再版(リメイク)する時じゃないですか?
近年はBL分野が市民権を得て文庫版のレーベルも増えましたが
昔のBLレーベルってほぼ新書版レーベルだったので
売れなきゃそのまま絶版扱いになってたと思います。
exゲンキ、クロス、シャイ、文庫レーベルでもプラチナとか。
また今売れてる作家さんが新人さんの頃に
出されていた出版社はけっこう倒産されてたりするので、
exラキア、リーフとか。
一読者としての勝手なイメージですけど
再販する出版社様が売れる(元が取れる)って思われたら
文庫化(リメイク)されてる感じがしますね。
BL系だとほぼ出版社によって
新書版レーベルか文庫版レーベルかに偏っているから
同じ会社での文庫化ってあまりないと思いますので
レーベル的によく文庫化される、されないという分け方は
難しいかなって思いますよ。

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3. ずれるんですが、

文庫化する際に、「文庫化」「タイトル変更」と
入れていただけるように
していただける点は嬉しいですよね。

(ちゃんと覚えていない、確認しない私が悪いんですが)
元を読んでいるのに、買ってしまうという、
鳥頭なことを何回もしちゃうんですよね(><)ノ

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2. 文庫と新書は作業工程がほぼ同じ

一般に「ノベルズ」と呼ばれる本は、大きさがB6判か四六版が多い単行本を指します。
BLで最初から単行本で出版される本は、かなり少ないので、質問者の匿名さんが書かれている「ノベルズ」は、新書判の本のことなのかな?と、私は思いました。

実は、私は転職前の新卒採用の最初の仕事が、「印刷会社で、いわゆる同人誌じゃない、単行本を、自費出版する方(歌人・俳人が5割以上)向けの、営業マン(どんだけピンポイントやねん!)」をしておりました(^_^;)。(20年くらい前のことなので、今とは変わっている部分が多すぎて、もう印刷業界には戻れません。戻る気も全くありませんが)

私から見ると、BLの新書判の本と文庫判の本は、「大きさが違うだけで作業工程はほぼ同じ、コストの差は大きさによる紙代だけ、書店に並べられる最低レベル・最低コストの製本の、本」なのです。
だから、同じ出版社から、新書判で出した本を、新たに文庫判で出すというのは、よっぽどの事情(「10年以上も前に出版した本が現在も売れると判断され、かつ最初の装丁があまりに流行遅れ過ぎる」とか?)がない限り考えにくいです。
だから、「新書判で出ていた本が文庫になった」のは、大概出す出版社が変わったときだと思います。

ちなみに一般書籍の場合、単行本(上製本)で出した本を、同じ出版社で文庫(並製本)化するまでの目安は約3~4年かな。ただし単行本段階でのヒット作に限る!です。
(上製本と並製本って何?と思った方は、ググってみてね。わかりやすく説明するには長すぎるの~ と逃げさせていただきまーす)

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1. なんとな~くなのですが

こんばんは!

ノベルの文庫化のタイミングや条件で一番考えられるのは、
倒産してしまった出版社のレーベル作品の文庫化ではないしょうか?
当時はまだ新人だった作家さんたちで、今も活動され尚且つそれなりに人気が上がった・保っている作家さんなどの本は新しい出版社でどんどん文庫化されている気がします。
よく新装版(ノベルからの文庫化)を出版しているなーというイメージがあるのは、
・幻冬舎コミックのルチル文庫 (折り込み広告のタイトル横に『文庫化』と入れてくれる親切さが嬉しい)
・フロンティアワークスのダリア文庫 (ノベルからの文庫化もあるが他のレーベルの文庫からの文庫化ってのもあって何がなんやら・・・)
・心交社のショコラ文庫 ショコラ文庫はむかしあった自社のショコラノベルレーベルを廃止して古い作品を文庫化してる感じだなぁと。

倒産した出版社で、リーフ出版『リーフノベル』、ハイランド『ラキアノベル』は結構してる感じがします。
一度は倒産してしまったビブロス『ビーボーイノベル』はリブレ出版になってからリブレ出版の『ビーボーイノベル』で新装版がたくさん出ました。

今もある出版社で心交社『ショコラノベル』は上に書いたような感じで。
ムービック『ゲンキノベル』昔あったレーベルで、こちらももちらほら文庫化してる気がします。

もうひとつ、何となく感じているのは新しいレーベルなどを立ち上げた時に、ある程度認知度がありキャリアのある作家さんに参加してもらい、そのレーベルの看板作家さんになって欲しい・看板作家さんです、と押している作家さんの古い作品などを取りそろえるべく新装版を出す、みたいな感じの雰囲気もちらほら感じたりもしています。

殆ど文庫化されていないレーベルは・・・書ききれないぐらい、いっぱいある気がします。
あまり詳しくなくて申し訳ないです。

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