こんにちは、柚里と申します。
BLを読み始めて1年くらいなのですが、BLの各レーベルや出版社ごとの特徴がわかってません……。(エロ満載か、ストーリー重視か、など)
たまにここのレビューでも「○○(レーベル名)なら仕方ないか…」といったのを見かけるのですが、無知なので参考にできない(-_-;)
現在あるレーベルの種類もわかってない状態なので、どれくらいあるかと、その特色について教えて頂きたいです。(主観とかでも構いません)
今後、選ぶの際の判断材料にしたいと思います。
トピの中で恐らく出ていないだろう部分を。
角川ルビー文庫の初期作品の大半は一般青少年向ラノベレーベル
角川スニーカー文庫よりJUNEシリーズと銘打って刊行されて
いました。
【「タクミくん」シリーズ初期、「終わりのないラブソング」他】
目印として背表紙がピンク色に統一されていたかと。
JUNEコミックスピアスシリーズがエロの極致として挙げられて
おりますが、光彩書房BoysLoveコミック(光彩コミックス)も
かなりのものかと。
松文館ダイヤモンドコミックスはBLではやや大人しく、
ショタものでは相当にはじけております。
>もこもこさま
講談社X文庫ホワイトハートについての情報をありがとうございます。
こんな目印があったとは知りませんでした。
膨大な冊数の講談社X文庫ホワイトハート棚を前に今まで途方に暮れていた私には、朗報です。
次に書店に行ったとき確かめてみます。
所感を投稿後、「あまりにも書き散らしまくっちまったな~」な「やっちまった感」でだんだん不安になってきておりました。「お願い、誰か訂正して」気分だったので少しほっとしてます。
名前があがっている『講談社X文庫ホワイトハート』ですが、確か背表紙のタイトル下のレーベル名だったかな?の部分が帯状のラインがはいっていて、その部分が薄い緑っぽいのがティーンズ系(乙女・ジュブナイル・ラノベっぽいもの)で薄い紫がBL系だったと思います。
最近はほぼ買う商品がなく、チェックしていませんがBLのシリーズを多くだしていたころはそうでした。
なんの付け足しにもなりませんが・・・^^;
あと、これだけは言えます。
ピアスレーベルはドエロだと。
回答ありがとうございます!
個人の主観でも全然構わないですv私は主観を語れるほど、数読んでないので、参考になります。
皆様の意見を総合するに、ピアスレーベルがエロいのは確実(笑)HPを覗いてきましたが、なるほど表紙といい題名といいレジに持っていきにくさ大ですね(^_^;)
あと、BLレーベルの多さにびっくりです。これはそれぞれ特色を理解するには大変そう;
>レーベルによって作風を変える作家さん
わかります!作家買いしたコミックスが予想に反して濃厚なエロで「ぎゃっ///」ってなったことがありますし。やはりレーベルに合わせているんですかね?
誰も聞いてませんが、私が贔屓にしているのは小説はディアプラス、漫画はcannaです。エロ特化レーベルは…経験値積んでから挑みます(汗)
皆様とても詳しく解説して下さっていて、参考になりますー!ありがとうございますっ
先日初めてピアスノベルズを読んだときに衝撃的だったのが、巻末に掲載してあった投稿の応募規定に「全体の3分の1以上がリアルな描写のHシーン」という指示があったことです(笑)
ですので、濃いと噂のピアスノベルズは、具体的な数字を挙げれば3分の1以上ということになるのだと思われます(笑)
あと内容じゃないですが、ルチル文庫はページの端から端まで字が詰まってるイメージ。とても好きです(*´ω`*)
皆様とても詳しく解説して下さっていて、参考になりますー!ありがとうございますっ
先日初めてピアスノベルズを読んだときに衝撃的だったのが、巻末に掲載してあった投稿の応募規定に「全体の3分の1以上がリアルな描写のHシーン」という指示があったことです(笑)
ですので、濃いと噂のピアスノベルズは、具体的な数字を挙げれば3分の1以上ということになるのだと思われます(笑)
あと内容じゃないですが、ルチル文庫はページの端から端まで字が詰まってるイメージ。とても好きです(*´ω`*)
皆様とても詳しく解説して下さっていて、参考になりますー!ありがとうございますっ
先日初めてピアスノベルズを読んだときに衝撃的だったのが、巻末に掲載してあった投稿の応募規定に「全体の3分の1以上がリアルな描写のHシーン」という指示があったことです(笑)
ですので、濃いと噂のピアスノベルズは、具体的な数字を挙げれば3分の1以上ということになるのだと思われます(笑)
あと内容じゃないですが、ルチル文庫はページの端から端まで字が詰まってるイメージ。とても好きです(*´ω`*)
私自身は基本作家買いで、レーベルで選ぶということはしていません。BL歴も浅く、全レーベルを読んではいないのです。
BL歴よりヲタク歴が長くて、以下に書くことは、長い読書遍歴から感覚的な所感と思ってください。
・ディアプラス-独特の上品さと倫理観が特徴。
発売元の新書館は、バレエ・オペラに関しては初心者向けからプロ仕様まで他の追随を許さないほど幅広く出版物を出しており、実績がある。独特の美意識と、印刷精度の美しさの妥協点が他の出版社の比べて高いのは、このためではないかと思われる。
・冬水社-BLを好きな人たちが好きなBLを出すため会社化した、特殊な出版社。隠れた名作が潜んでいる可能性が高い。しかし、冬水社は宣伝・流通での実績が浅いため、この部分が弱点になっている。
・角川ルビー文庫・シェル・トレトレ-「BLの主要読者層は若者」のカラーを全面に打ち出している。
90年代の雑誌「JUNE」(今の雑誌「JUNE」とは編集方針が大きく異なるので別物と思ってください)に掲載された小説は、角川ルビー文庫で書籍化されることが多かったので、大手出版社の中では古くからこのジャンルに参入していた実績がある。
他の出版社ではイマイチだったマンガ家が、角川書店に発掘されると、異常に成長してたちまち売れっ子になったことが数回あった。とにかく「BLマンガ家を育てるのが非常に上手い」編集者が最低1人はいるらしい。
出版元の角川書店は、70年代にそれまでの辞書・短歌・俳句に特化していた地味め・堅実路線だった会社方針を大きく転換し、「映画と文芸書をタイアップして売る」宣伝方法でメディアミックスの草分け的存在になった。メディアミックス展開には定評と実績がある。
・プランタン出版―官能小説の手法が感じられるのが特徴。
出版元のフランス書院は、官能小説の古参大手で、長く男性向け仕様の本を出してきた実績がある。
・キャラ-「軽い・明るい・手に取りやすい」のが特徴だが、初心者向けからエロ高めまで混じっている。
出版元の徳間書店は、ジュブナイル(10代向けヤング小説ジャンルのこと)・ラノベのジャンルで80~90年代にヒット作を連発し、独特の「トクマカラー」があることで有名。特にラノベでは「徳間が出すからには面白いだろう」というファンがいるくらい特化している。
・講談社X文庫ホワイトハート-最近作はBLばっかりですが。
見た目が「ざっくりと全部ジュブナイル(10代向けヤング小説ジャンルのこと)です」仕様になっている。
が、ジャンルが文庫裏のあらすじを読んでもわからない。しかし、読んでみたら「がっつりBLだった」「上級者向けファンタジーだった」「完全に恋愛ものだった」になるという、とんでもない名作も迷作も混在する講談社のカオス地帯。「ジャンルの判断材料は『作家名』だけ」というある意味で危険地帯でもある。BLも数多く潜在する。
出版元の講談社は出版界の最大手。今現在はBLジャンルはこちらに集約しているらしい。が、BL色を前面に打ち出していないのでわかりにくい。
・白泉社花丸文庫-非常に手に取りやすいが、結構エロ高めだったりする。
出版元の白泉社は、出版界で講談社と双璧をなす集英社から「少女向け」に特化して分社化された出版社で、80~90年代に「花とゆめ」「LALA」で独自の新しい少女マンガ路線を開拓した実績がある。
・B-BOY・リブレ出版-BL界では古参大手でメディアミックス展開も上手い。2006年に一度倒産し、奇跡的に復活を遂げた大変珍しい出版社。
・リンクス・ルチル-レーベルの特色としては、「節操が無い」くらい巾広い。他の出版社の過去の名作を新装版で多く出している。
出版元の幻冬舎は、新興の出版社(伝説級に実力がある編集者が独立起業したらしい)だが、様々なジャンルでヒット作を連発し、たちまち「売れる出版社」になった。今後、どのジャンルに新規参入するかわからなくて、他の出版社を戦々恐々させているであろう、業界的に実力が計り知れない怖い出版社。
個人の感想であり、裏打ちは取りませんでしたので、保証できません。悪しからず。
実は私もよく解りません、BLレーベルの特徴。
…ゆえに、失敗買いも非っ常に多いです。
そこでなんとな~く感じ取った、あくまでもイメージです↓
ルビー文庫
=あくまで王道、どこまでも王道、表紙は限りなくカメラ目線、
初心者も手に取りやすいけれど、薄くて高価!
ビーボーイノベルズ
=BL界の「少年ジャンプ」的位置にある、メジャー路線。
ジャンルが非っ常~に多岐に渡るので、要吟味すべし。
Bプリンス文庫
=同じくリブレ出版系でも、ビーボーイよりやや弱めでゆるめ。
ビーボーイ路線の初心者級とでも、言いましょうか。
花丸文庫BLACK
=SM率の非常に高いレーベル(笑)
ありとあらゆるお道具が楽しめますが、そこはかとなく耽美。
ショコラノベルス
=BL界の砂漠の大国?! アラブ系と花嫁系多し。
奇想天外なアラブものなら、ここから探しましょう。
プラチナ文庫
=天下のフランス書院関係だけあって、エロ路線まっしぐら…
と思いきや…最近はエロ少なめセンシティヴな作品もアリ。
ラヴァーズ文庫
=かな~りハードな、独自のエロ路線。扉絵のみならず..
裏表紙の激しさにも定評のある、書店買いで気を使うお品。
X文庫ホワイトハート
=ライトノベルの大手レーベルだけあって、乙女系も多し。
乙女系かBL系か、しっかり吟味せずに買うことなかれ!
ジャンルが多いのです、本当に…。
ローズキーノベルズ
=別名、BL界のハーレクイン・ロマンス。
王侯貴族&セレブ率が、デフレ現象のごとく多いのが特徴。
ダリア文庫
=ベテラン作家の宝庫。ゆっくりじっくり読ませる路線。
やや古め、ノスタルジックな感性と…本の厚さが重厚感~
クロスノベルズ
=毎月1冊か2冊のペース…小部数路線です。
…が、意外な中堅ドコロの作家が輝く、安定路線。
キャラ文庫
=往年のJUNE作家も活躍する、伝統路線なレーベル。
あくまで保守的、冒険はあまりしないレーベルです。
ガッシュマニア
=毎度のことながら、思わず目を惹かれるエロな特集タイトル!
が…意外に中身はノーマル、意外ですけれど…。
ディアプラス文庫
=エロよりもストーリー重視なセンシティヴ路線。
活字好きには、お薦めのレーベルかも☆
シャレード文庫
=ベテラン作家あり、新人作家あり、ほどよくシリーズ物あり、
ほどよくバランスのとれたレーベルです。
リンクスロマンス
=BLだけど、ファンタジー系が非常に多いレーベル。
リアルな日常話には飽きた人には、清涼剤☆
リーフノベルズ
=今は無きレーベルですが、作品もさることながら…
ファンサービスがとてもキメ細やかでした。
KAREN文庫
=言わずと知れたBL界の耽美派文庫。
どれもこれも耽美だったような…
もし間違ってたら、皆様ごめんなさい。
ああ、こういうタイプのレビュー書きまくってますね、
・・すみませんというかなんというか。
でもそんな書き方するの、ほとんどがピアスですね、だってピアスだしw
アクの強いコミックスは上のお三方でかなり紹介されてますが、出てないのから。
AQUA・・・レーベル名だけで無くてAQの色で区別できる。
白いほうはストーリーに必要に応じて普通にエッチを混ぜる程度の大人しいBLなのですが、
黒い方は筋肉重視、かつエロ重視。なぜ同じ名前なのかと思う位。
ガトー・・・新人発掘率が非常に高い。他のレーベルで殆ど単行本を出していない作家さんの本がほとんど。
Chara、AsukaCL・・・
局部描写のあるエロは絶対なく、あっても
「裸で抱き合う事でエッチしていた事をあらわす」
という象徴的な表現にとどまることがほとんど。
Charaはエロさの薄いレーベルの中では比較的コミカルな印象。
エロ濃いめのレーベル(ピアス、ガッシュマニアックス、麗人)は、
・ピアスは肉と汁、特に局部表現重視。
・ガッシュマニアックスは愛らしさやかわいげ重視。
・麗人はスジを重視(細マッチョという意味と話の筋という意味のダブルミーニング)。
という印象です。
あと、drapは意外とエロシーンでのモロ率が高い。分量は多くないけど、内容は濃い。
>レーベルによって作風を変える作家さん
そういう意味では天城れのさんが凄いですね。
ピアスからAsukaCLまで、描いておられるレーベルの幅が半端ない。
柚里さま、こんにちは。
まずはじめに、私は漫画はあまり読みませんので、小説レーベルのみになります。
他の方が有益なアドバイスをされていますので、補足程度+超個人的見解になりますが・・・
まず、レーベル内(と言っていいのか?)で分かれているものはわかりやすいと思います。
例えば、B-boyノベルズならB-boyスラッシュ、花丸文庫なら花丸black、今も継続しているのはこれくらいでしょうか。ショコラも、ショコラノベルズにはHyperもあったのですが、今は文庫に移行したようですし。
それぞれ後者がいわゆる『Hその他増量・特化』レーベルです。すでに版元がない(絶版レーベル)なら他にもありますが、とりあえず今は省略します。
あとは、ディアプラス文庫は『ほのぼの・可愛い系統』が多いですが、Hがないという意味ではありません。どちらかというと薄いレーベルなのは確かですが、そういう『規定』があるわけではないらしく、かな~りHの濃い作品もあります(個人的にはちょっと困るんです・・・。このレーベルは濃厚Hはないという前提で選んで読んでますから)。
私自身は、あくまでも『レーベル重視』で選ぶのは、上に挙げたディアプラスくらいで、他はどの作家さんのどのレーベルというのを基準にすることが多いです。茶鬼さまも言われていますが、レーベルによって作風を変える作家さんは珍しくありません。
きわめて個人的な印象ですが、キャラ文庫は『優等生的』というのもヘンですが、安定していると思っています(『王道ばかり』という意味ではないです。設定等のバリエーションはかえって豊富な方です)。ローズキーノベルズは、ロマンティック・王道路線かな~、と感じます。ルチル文庫やクロスノベルズは、派手過ぎではなく、わりと等身大的な作品が多いかな(いや、あくまでも『王子様・貴族』はあまりないかな、くらいの感覚で)?そういえば、この2つは本格的なファンタジーも見ないような気がします。
ただ、私は基本が作家買いですので、読むのは決まった作家さんが多いんです。ですから、レーベルの特徴も『私の読む作家さんに限った印象』になります。つまり偏ってるんですよね。
詳しいお姐さま方で、私が勝手に書き散らしたレーベル色で、『これ、違うよ!』というのがありましたら、ズバッと指摘してくださいね~。私も『レーベルの特徴』を知っていた方が、今後の本選びの参考にできますのでありがたいです。
自分も最近のBLは5年目で乱読するうちに何となく特徴がやっとぼんやり見えてきたようなところです。
やはり一番わかりやすいのはジュネのピアスがエロというのは一目瞭然でしょう。
<マンガ>
・麗人 こちらもエロが結構濃い目な感じですが、大人なエロと言う感じで読ませるものも多いです。
・ガッシュマニア こちらもエロ濃い目ですがピアスほどはじけてはないです。
・ビーボーイコミックはスーパービーボーイコミックと二つあり、スーパーのほうは基本エロ濃い目なのですが、必ずしもそうとは限らないようです。
・canna 基本エロなしですが、描き下ろしでエッチ画入ることが多いです、どちらかというと可愛い系が多い。
<小説>
b-boyは読みやすく軽いモノが多いです。
b-prince文庫も比較的軽めでよみやすいモノが多いです。
ルビー文庫も軽めです。
上記のは割と初心者向けな感じを自分は抱いています。
エロ系が多いのは
プリズム文庫、ラヴァーズ文庫、もえぎ文庫
ドラマティック・ロマンチック系が多いと思うのがリンクス
割と読み応えがあるのが、ショコラ・プラチナかな?という印象があります。
挙げたのは特徴が解りやすいというレーベル(自分基準)ですが、作家さんによってレーベルで書きわけしているものもありますが、時に軽いレーベルでもガッツリものがあったりするのでその作家さんの特徴も知っているのも参考になるかと思います。
もし違っていたらゴメンナサイ、自分の判断基準なので。
この質問に関する回答は締め切られました