ワタクシとしては、世間に受け入れられにくい立場にあるから、と漠然と考えていましたが、一歩も二歩も踏み込んだ考えをたくさん聞くことができて、参考になりました。
みなさん、ありがとうございました。
＞乱菊さま
いつもありがとうございます。急にワタクシの名前が出てきて、モニターの前で照れてしまいました(ﾉ∀＼*)ｷｬ
孤独の反対語は愛じゃないですが、でも、意味的に言うと、結構これは反対なんですよ。
周囲に愛が全然ないから、孤独になるんです。
愛があれば、一気に孤独ってのはなくなるハズ。
普段薬とか飲まない人が、たまーに薬飲むと、すごく効きますよねぇ？
でも、普段から結構薬飲んでる人だと、あんまり効いてこない。
そんな感じじゃぁないか、と私は思うんですよ。
孤独な人って言うのはこの場合、薬を滅多に飲まない人・・・
だから、その分愛がすごく良く効くんですねぇ～
それはもう相手のそそいだ分だけ、ってかそれプラスαでもってテキメンに効いてくれますよ。
いつも薬飲んでる人だとこうは行きません。
それならそれでもいい、効果があるまで存分にたっぷり愛せばいい・・・まぁそれはそういうのも確かにいいんですが。
でも、少量だけどそこに深みを入れたい、みたいなカンジの時には、この「孤独」って設定がものすごく生きてくるんでしょう。
「孤独」は後から感じる「愛」を引き立てるため・・・・・
「空腹」は料理をひきたてる最高のスパイス。まぁそんなカンジでしょうか？
高坂ミキさんや葡萄瓜さんとだいたい同じ意見なのですが、ＢＬでなくても物語の主人公というのは常に何かが欠けていたり、目の前に障害があったりする存在だと思うんです。
それを何らかの方法で補完し、乗り越えてゆく過程を綴ったものが、いわゆるお話というものだから、物語の登場人物たちは大抵何かを抱えているんじゃあないでしょうか？
なのでその問題をクローズアップしてゆくと、それがつまるところ「孤独」に行き着くんではなかろうかと。
またＢＬの場合は特に、同性愛という世間には受け入れられにくい大きな障害を主人公たちは抱えています。
この問題をより深く真摯に捕えている作品ほど、彼らは「孤独」に苛まれるような気もします。
だから「僕は彼に一目惚れしちゃった★」という感じのお話に、まず孤独は生まれないと思うんですけどね～（；´∀｀）
ということで、物語の仕組みを考えると「孤独」というキーワードは、物語を盛り上げるためのファクターとしては最適であるので、多用されるんではなかろうかと思います。
ところで・・・すあまさんの質問って、素朴なんだけど、すごく考えさせられるものが多くて結構スキです☆⌒(*＾-゜)v
あくまでも私見として。補足的な部分もあるかと。
『二人でいる状態が一番円満である』と言う設定を
活かす為に登場人物を孤独な状況に追いやる
…というのはBL以前、JUNEの辺りから既に
あった手法だったかと思います。
二人で居る状態が傍から見て幸福であるか
不幸であるかというのは別として。
ただ、JUNEから耽美小説を経てBLになるに
従って孤独の意味合いが少しずつ変わって
来た様な印象もあります。
それは物語の展開にもよるのでしょう。
この質問に関する回答は締め切られました
すあま
