先日、Twitterのフォロワーさんが「リバと逆カプの違いがわからない」と呟いておられたので、説明しました。説明はよくわかったが、何でそういう定義が必要なのかはわからないままだそうです。フォロワーさんはもっぱらBLよりも男女カプがお好きで読み書きする方なので、そりゃそう思われるだろうなー、と、私は思いました。
が!
ふと気がついたのですが、長年にわたり二次創作をしてきて、SNSのプロフなどに「AB(リバ)」とご自身の趣向を表明している方はしばしば見かけてきましたが、そういう方々が本当に「リバ」を書いておられるのを見たことってある!?あれっ!?
一体、私は「リバ」と「逆カプ」の違いをいつの間に覚えたの……?もしかして、それって商業BLを読み始めたここ一年でのことでは?
と、なんかよくわからなくなってきました。
そこで皆様に、私がお聞きしたいのは、まず「リバ」と「逆カプ」は別物だと思うかどうかです。
そして「リバ」と「逆カプ」という定義の歴史などをご存知の方、そして二次創作と商業ではリバと逆カプの扱われ方が違うのか同じなのかご存知の方がいらっしゃいましたら、どうか教えてください!
よろしくお願いします。
「逆カプ」
好きなキャラの組み合わせが他者と同じだが、
カップリング表記の攻めと受けが逆である状態、またそれを示す言葉。
作者、読者に関わらず、A×BとB×Aの両方のカップリングを好む
別軸リバと呼ばれる趣向の人はこれに該当する可能性がある。
A×Bの作者が、シリーズ物や作品の中にA×Bが逆転してる描写がある場合は
「リバ」と呼ばれる。
あくまでも私見ですが、リバ至上主義者としては、リバと逆カプは全く違うものだと思ってます。
リバは受け攻めが固定しない、どちらもありな状況をさすので、オリジナル、二次創作どちらでも使う言葉。
時と場合によりお互いに攻めになったり受けになったりするような、例えば「ハッピークソライフ」のようにどちらが受けるか争ってみたり、「春を抱いていた」のように愛が深くてどちらもアリみたいな、そんなカップルが同軸リバ、「成層圏の灯」みたいに成長して受け攻めが逆転したり、相手によって受け攻めが変わったりするのはリバのカップルと言うにはちょっと違うけど、せっかく付くもん付いてんだから、攻めるのも受けるのも両方やればいいやんと思うのが私のリバ至上主義です。
逆カプは二次創作での、ABのカップルがA×BかB×Aかを区別するもの。
ABリバありとはまた別の嗜好なので、この三者のあいだには意外と深い溝があったりするように思います。
オリジナル作品の場合、自分の読んでいた印象とカップルの受け攻めが逆だったりすると「逆カプだと思った」と言ったりすることもありますが、二次創作での逆カプは大地雷になったりすることもあるので、結構深刻かな。
こんな感じですが、参考になりましたでしょうか。