文学少女
匿名
本を沢山読んでいる人が多いと思うので、小説を書くときに、文章や構成のことで、気をつけたほうがいいことなどあれば教えてください。BLならではでも、小説全体のことでも何かあったらお願いします！
私は趣味で書いていますが、素人なのでどう書いたらいいのかわからなくなることがよくあります。
匿名
わたしも
＞お気に入りの小説をまるごとワードで打ってみれば
に賛成です、
ＢＬ系の作家さんで、ハードボイルドを書く某作家の作品を書き写したことがある、と語ってらしたのを、どこかで読みました。
また、まるごと真似るだけでなく---。
参考になるかわかりませんが、わたしは昔、漫画を描いていて、以下のような練習をしました。
たとえば２４ページ作品なら何ページ目までで人物紹や設定の説明を済ませ、何ページまでで「起承転結」の「起」を終えておくべきか、伏線はどのあたりに配するのかと、プロはどう作業しているかを、繰り返し「何ページでここまで…」「何ページでここまで…」と、研究しました。
（結果、自分が作品を描いても、「構成がしっかりしている」と評されるようになりました）。
ひとの作品をマネて練習すると、文章の書き方だけでなく、構成も身につくのではないでしょうか。
ただ、修行のためマネるなら、ＢＬ作家さんはさけたほうがいいかもしれません。
商業誌デビューされてても、素人目にも、てんでなってないな～という文章もみかけるからです。
素人ぽいなと感じる文章って、わたしの主観ですが…「視点が混乱している」ことが多いように思います。
視点に関しては栗本薫さんの『小説道場』という本にわかりやすい解説がありましたので、お勧めします（古本でしか入手出来ないと思いますが）。
榎田尤利さんや崎谷はるひさんetc.はその点が（視点が）ちゃんとしてるなあ、と感じます。
ＢＬは新装版として出ることも多いので、旧版も入手して比較し、「どこが書き直されているか」を研究するのも手ではないでしょうか。
俺も良く分からないですが、少しなら・・・。
まずは、「物語の入り方」ですねｗ
最初はとても大切です。物語の入り方が無茶苦茶だと、読む気も失せてしまいます。なので、大切なとこに入り気味で入らず、ココでは重要なコトを理解してもらう。みたいな感じで書けばイイのではないでしょうか。
次に、「書き方」です。
ココも結構大切だと思います。人によって感じ方は違うので、そこは頑張らないといけないと思います。興味をそそる書き方だったら、人は見続けます。「コレでイイや～。きっとほかの人だったら、わかってくれるだろうしぃ。」とか思うのではなく、自分でも、「コレで満足♪」などと思うまではイイとこを取って、書きなおすのが一番だと思います。
それに、ずっとセリフばかり続くのではなく、周りのコトなどを書いてみてください。たとえば、↓のような感じで、
＊――――＊
A「望んでいるのだろぅ？正直に言ってごらん？」
猫をなでるような感じでAは声で言う。
B「ふざけるな！僕は何も望んでなんかいない！」
僕は顔を赤らめ叫ぶ。
青々としていた空が、いつの間にか赤くなっていた。冷たい風が僕の頬を撫でるように吹く。
＊――――＊
ヘタでスミマセン；；でも、たまに周りのことを書いてみるとイイですよｗｗ
長々とスミマセンですた；；
皆さんの意見に頷きながら、こちらも勉強になります。
読むのも大好き、そして書くのも。
「簡潔に」書くのが大事とわかっていてもどうも長い話ばかりになってしまう私が気をつけているのは、
頭から説明ばかりにならないこと。
同じく説明ばかり続かないようにすること。
やはりキャラ達が動いてなんぼと思うので、感情の説明はあったとしても状況の説明だけは簡潔に……と思っています。
文章力のある人は人物についても、状況や情景についても詳しく説明できるのかも知れませんが、私は商業も含め、読む立場の時にあまりそう言うことに趣をおきません。
それよりもキャラが何を考えているのか、今どんな気持ちなのか、心の動きが知りたいので、書くときもそれをメインに書きます。
後は難しい表現はしないように……かな。
中学生でもわかるように……が目標なのですが。
以前、書評サイトで誉めていただいた評価も、良い点は「読みやすさ」と話の中にすんなり入っていけるとけ込みやすさでした。
プロになるための投稿小説ではなく、多数の人に読んでもらうための作品なので、それを忘れずに読む人に優しい話を書きたいと思っています。
でもストーリーはひねりますけど（笑）
あと誤字脱字を防ぐために、とにかく読み返します。
アップするまでに10回程度（もしくはそれ以上）は読みます。
たまに「これ読み返したの？」と思うほどの酷い誤字脱字に出会うので。
さすがにあまり酷いと回れ右をしてしまいますからね。
それだけ読んでもまだミスは完全に防げないのですが、せめて自分でＯＫを出せるまでは読み直します。
皆様が色々と書かれていて、コレもそうだし、アレも・・・とは思うのですが、私の中ではやはり「読みやすさ」と「流れ」というのが大きいです。
私も趣味レベルで小説を書きますが、書きながらの感覚としては、話や文章の流れを気にします。
面白い題材や、魅力的なキャラクタをどれだけ生んだとしても、話を読み進めていくのに読みづらいとか、話がスムーズに流れない等で「読む」事自体に苦痛を感じる事が私は一番気になります。
色々と評価するにしても、読まれなくてはされないわけで、そうなるとまずは読めるモノではなくてはいけないというのが一番でしょうか。
でもこの流れというのも、もしかしたら人それぞれかもしれません。
細かい話になると、Mさんがおっしゃっている句読点の打ち方なんかの話になってしまいますね。
それこそ好みやセンスの話にもなるかもしれません。
スラスラと読んでいたところに「あれ?これってなんのこと?」なんて事があったら、読んでいて結構な躓きですよね。
伏線だったらよいのですが、なんでもなかった・・・とかなったらやはり疑問しか残りませんしね。
匿名
やはりプロではない人は（同人とか）、自分の好きなモノを勢いで書かれている方が多く、やや「ひとりよがり」になる傾向はないでしょうか？
自分の好きなモノを情熱的に書く！というのは一番、大切なことだと思いますが。
ただ、自分の小説を第三者が見てどう感じるかとか。この小説に託した思いは、読者に伝わるだろうか？分かりやすいだろうか？と。常に第三者の目を意識するのも大切だと思いますよ。
あと魅力的なキャラ作りは必須じゃないですか？
読者はキャラで読む人が多いですから。
登場人物の人となりを現す魅力的なエピソードは、なるべく入れた方がいいと思いますよ。
Мさんのカキコでちと思い出したことがあるんですよ。
小説家志望の私の友達が、句読点のことでやっぱり以前悩んでいたんですよ。
その友だちがいうには、以前「ＢＬ小説の書き方」という本には、句読点を少なくしろ」みたいなこととが書かれていたそうです。
だけれども、商業で売られているＢＬなどを読むと、沢山句読点が付いているものもある。
ＢＬじゃなくても、児童文学などを読んでいると、あれらも実際句読点ものすごく多いですよねぇ。
確か、句読点って日本語じゃないんですよ。
井上ひさしだか誰だったか・・・・も言っていました、「作文講座」・・・だったっけかな？
「どこに点を打つかは、まさに書き手のセンスの見せ所」なんだって。
後、上で「書きすぎないこと」って言っていましたが・・・「文をダラダラ長くしない方がいい」とか。
私は、短くしようとヘタに心がけて、良く読み手に内容が分からなくなっている文章、ってのも見ました。
って言うか、あっさり書きすぎて、キャラのその時の心の動きとか時間的な雰囲気とかがなくなってしまっているのとか。
そういうのより、長いくらいの方がいいと私は思うんですよ。
短すぎて内容が分からなくなったらアウトですが、長すぎになるんなら、むしろその長さは、読み手によっては「その長さが情感こもってていいっっ☆」ってなるかもしれませんから。
私も実は今、ブログで小説を連載しちゃってたりするんですよ。つたないんですが。
だから、なんのかんの言って、私も今色々どうやったらうまく書けるか模索中なんですよ。（苦笑）
「文学少女さん、ともに頑張りましょうね♪
私も小説を読むし、書くのですが。
Web上の小説の多種多様さには正直、びっくりします。
ものすっごくレベルの低い話になると思いますが。
中でも、「絶対にこれは読めない」と思うような小説は。
記号（★＊♪など）や顔文字が小説本文の中に乱発されている。
まるで台本みたいな形であるのに「小説」とうたわれている。
ものは基本的には読みません。
確かに、「Web上でしかできない表現」っていうものもあると思うので、それをまるごと否定するつもりはありませんが、やっぱり「小説」というからには、最低限のルールは守って欲しいかなぁ……と思います。
後、私が書いた小説を読んでもらった時に、友達に注意されたのは「読点が多すぎる」ってことでした。
どうも「一文に一つ」というのが一般的らしい、ということは後日知ったのですが、でもこれは、その人それぞれの持つ、文章のリズムってものがあるので、絶対ではないと思います。
まずは何よりも、書いて、率直に感想を言ってくれる人に読んでもらうことが大切な様に感じます。
それと、十架さんのおっしゃるように、お気に入りの作品を一作品まるごと、まず写してみることもとてもいいと思います。
少なくとも、文章の基本がちょっぴりわかるようになると思うので。
十架
結局自分は何を伝えたいのか、恋愛なら実体験を入れて尚且つ共感出来る部分を多彩に入れるべきでしょうか。一瞬でも｢何で？｣と思われたらお終いな気がします。その疑問を払拭させる確かな理由があればいいですけど。
お気に入りの小説をまるごとワードで打ってみれば、結構分かることが色々あります。
私は3角関係・兄弟などインモラル的な話を執筆中です…。
匿名
上でカノアマスミさんも仰ってますが、
魅力的なキャラクターは自分で勝手に動き出すもんです。そうするとストーリーも自然と動き出すのです。
何かのコンテストでもそんな講評がありましたよ。
匿名
内容が良いか悪いかというのも、とりあえず読んでもらわなければ何も伝わらない。
だからある程度、媒体に合った文字数というのは大切だと思います。
作者自身は思い入れがあり、一文字たりとも減らせない！と思っての長さなのかもしれないが、読み手からすればバッサリ切れると思う場所が実は結構ある……。
プロの場合は、作者自身は増やしたくないのに増やすように言われている場合もあるかもしれないが、ダラダラは良くないですねぇ。
匿名
読む側から見れば程よい長さも必要ですね。
本で読んで程よい長さとパソやケータイから
読んで程よい長さってやはり違います。
話をだらだら長くするんじゃなくてテーマ次第で短く
しちゃっても良いと思うんですね。
「イントロ」っていうか「つかみ」ですね～頭の部分は確かに重要だ、うん。
とにかく読ませなくちゃなんない。
それと「トリ」ですね。ラスト部分。
ここは、頭の部分よりもある意味重要だと私は思いますよ。
いかに途中部分うまく出来てても萌えでも、ラストがどうもいまいちだったために、全体がよくなくなってしまった・・・・っていうのはＢＬ以外でもカナリありますもん。
反対に、途中がたとえイマイチとかでも、トリがうまくまとまっていると思わず「おおっ☆」って絶賛したくなりますもん。
演劇では「トリ」って言うのはものすごく重要なんですよね。
小説とかでもそれは同じだと思うんですよ。
後、文の書きたい場所やゴールなどが見えて、そっちに興味が生きそうになっても、絶対急いでは駄目だ、って事ですね。
サイトとかで書いてらっしゃる人に、多いんですよ。
途中焦ったらしくて、せっかくそれまでいい文章だったのに、そこだけでダイナシになった、みたいなの。
当たり前ですけどね。でも意外と「なにこれ･･･全然分かんない！」って小説？を見る事があるので。
自分自身がその人の人となりや状況が説明的に書かれた文章スタイルが好きじゃないので、そういう出だしのものだと、最初で挫折してしまいます…。
読んで行くうちにどんな人かとか、どういう状況かが自然に分かるようにしてもらいたいです。
そのためにもやっぱり最初の辺は読んでみたいと思わせる感じを出さないと失敗かな？って思ったりもします。
特に数ある趣味の小説ともなると、いくらでも次がありますからね。
抽象的でしたけど日ごろ感じてることをそのまま書いてみました。
「なりきり」、でしょうか？
その人物の気持ちにどんだけ近づけるか。
私は「いたこ」って言ってますね・・・時々。
私は学生の時演劇部だったんですよ。まぁだから、その要領で。
私は今自分のブログで、乙女な攻めと鬼畜な受け＋ツンデレな話書いてます。
いやもう・・・鬼畜視点で文章書いた時の疲れること疲れること。（笑）
「なんだよ、そんなことより１番大事なのストーリーとかの複雑さ緻密さだろ？」って思われるかも知れません。
なるほど・・・ってまぁそれも確かにそうなんですが。つか私に足りないのソレだし。（爆）
でもですね～そりゃぁストーリーもあるに越したことはないけれど、でも１番大事なのは、やっぱ「なりきり」ってのだと思うんですよ。
サイトとかの小説読んでて良く思うんですね。（キャラに魂がはいってねぇ） って。
「なりきり」が出来ていないからなんでしょう・・・キャラの動きが、ストーリーに流されるカンジでご都合主義なカンジなんです。
キャラの気持ちになって、色々キャラ動かせば、緻密なストーリーなんかなくてもある程度話は動きますよ。
そこにキャラの癖や話し方なんかも自然と決まってきますしね。
後は・・・・・「お約束」をどう生かすか、って事でしょうか？
そう言えばこれについては以前コラムで書いたっけな・・・・・？
今読み返すと、イントロ部分が少し長くてウザイのですが
だからＢＬは演歌なんですhttp://www.chil-chil.net/topicDetail/topic_id/45/
BLは「お約束」の集大成だ！（だからBLは演歌なんです・２）
http://www.chil-chil.net/topicDetail/topic_id/46/
自分で言うとなんなんですが、上のは結構小説これから書こう、ってカンジの人には役に立つ・・・・・立ったらイイナv（ｳﾌﾌﾌﾌ♪）
この質問に関する回答は締め切られました
