匿名
『男の恋愛』を探しています。
BLの定番で
「男でも、お前が好きなんだ」
のようなノリではなく
「男だからこそ好き」「男なところが好き」
といったような作品が無性に読みたいです。
もしくは、女性が重要人物として出てきたり、結婚や地位や面子など、男を意識させる描写が欲しいです。
理由として、そこそこの数BL作品読んできた中でふと
「このキャラは男同士である必要はあるのか」とおもったのです。
無論、男同士という禁断的な部分やアブノーマルな面など男同士というだけで大変惹かれます。惹かれてます。
ただ、「男同士」の壁が「教師と生徒」や「年の差」「身分の違い」などと同じように扱われ簡単に乗り越えられてしまった作品を目にした時に
なにか違うかな、と。
偉そうなこと言って申し訳ないのですが、年の差には年の差の悩みがあって、教師と生徒には教師と生徒の葛藤があって…
それらをいっしょくたにして「好き」という感情で乗り越えるのは分かるのですが、あっさり過ぎて…、その中で「男同士」の悩みも越えられてしまったので、だったら女の子でも良いのでは?
と、考えてしまうのです。
決してBL批判してるわけではないんです。本当にBLというジャンルが好きで好きで、だからこそ「男同士」を大事にしたい。
今まで読んできた中では
「交渉人シリーズ」榎田尤利さん
「美しいこと」木原音瀬さん
「どうしても触れたくない」ヨネダコウさん
などが、好みです。
長文な上、とてもわがままな相談で申し訳ありません。
ご助力お願いします。
匿名
山田ユギ作品
西田東作品
全作品、お勧めします。
“女性が重要人物として出てきたり、結婚や地位や面子など、男を意識させる描写”という点で浮かんだ作品です。私自身はどちらも楽しく読めました。よければ試してみてください。
かわい有美子
『痕-スキャンダル-』シリーズ(全四巻)
徳田央生
『畑に種をまきましょう』
『畑で愛をささやいて』(続編)
思ってた以上に共感頂けた…というより、共感頂けたことに驚いております…(;^^)
結構、無茶なお願いをしてしまったな…と若干反省していたのですが、良かったです。
さすが皆様BL読書歴が深いだけあって、とても参考になりました!
数々の作品をメモる手とそれら未知なる物への期待が止まりません…。
やはり、BLの領域ではどうしても現実には遠くなりますが、しかし男同士の恋愛。
男の悩みや、男女では発生しない問題や壁などが、お互いを意識させていくのかなと。
ただ、そんな重ったるいこと考えないゆるっとふわっとしたBLも、勿論大好きです。
でも、ふとたまに男を思い出して、超ヘビー級な作品読んじゃったり…。
この世界、当分やめられそうにないです(笑)
回答して下さったみなさま、本当にありがとうございます!
ずうずうしく私も参加させて頂いてよろしいでしょうか?
若い頃は私も本当にそう思っていました。ただ、 私は自分の性別への葛藤とか揺らぎを感じている作品が好きで、ダメ男やクズ男、嫌な男ものも大好きなのでユズキ様のご趣味に外れたら、ごめんなさい。
また、昔の作品ばかりなので、既読でいらしたらすいません。
『黒羽と鵙目』シリーズ 花朗藤子さん
受けが男前でひとたらしの魅力に溢れているのに、不器用でうまく生きられない。
ストイックな色気が堪らないです。
昔からあるので既読でいらしたらすいません。
『成層圏の灯』 鳥人ヒロミさん
煙草を吸うシーンがものすごく色っぽくて。リバの方が対等な関係なのかもと初めて気が付かされた作品です。重いですが名作ですね。BLCD化をとても願っていた作品でもあります。
『あふれそうなプール』 石原理さん
男だから悩むし、男でいるから苦しいけど、男だからこそ、好きになる。
ある意味、男が男に惚れる話。
石原さんの作品には多い気がします。
『カリスマ』とかも。
まるまる同意です!
男女カップルでできる話なら、わざわざBLというジャンルでやらなくてもいいのになァとしょっちゅう思ってます。コメディなら平気なんですが、シリアスな話だととくにそう思います。
今までたくさん読まれたということなので、有名どころは知ってるかも?と思いつつ、オススメいきます。
ちなみにユズキさんが今までレビューした作品、私も大好きですよ~!
羅川真里茂
『ニューヨーク・ニューヨーク』
ゲイであることはマイノリティである、それに徹底的に拘った作品です。
大号泣でした。
よしながふみ
『ジェラールとジャック』
よしなが作品はどれも素晴らしいです。
水城せとな
『窮鼠はチーズの夢を見る』
あまりに有名で、言わずもがなかもですが…
義月粧子
『俺と奴の対峙する関係』
義月作品は攻めにイラつかされるんですが、いわゆる「理想の男を体現してる攻め」ではないところが大好きなんです。
英田サキ
『夜が蘇る』
これ受けがめちゃくちゃカッコいいんです。
数ある英田作品の中で、一番好きです。
ひちわゆか
『六本木心中』
これを執筆したひちわゆかさんは天才。
高遠琉加
『世界の果てで待っていて』
オッサンゆえの自制心が焦れったくて死ねます。
あと木原さんなら『箱の中』『檻の外』が一番好きです
個人的には「そうでない作品」が目立ってしまうくらい大抵の本は男である所を愛しているような。
自分の読書傾向なのかな・・・!?
その中でも特に男の沽券にこだわってたり攻めがどうにもノンケ色が強すぎる?ものをいくつか挙げてみようかなって思います。
岡田冴世さん「不本意!」シリーズ
受けに納得のいかない「No.1モテ男」の無駄な努力っぷりが男の意地なのかなぁと。
片霧ライラさん「王子と執事」「愛欲執事」
ピアスだけあってエロエロでグジョグジョですが、どっちも異様に女子にもてたり粉かけたりの描写が多い。
そもそもBLにもかかわらず女子の方が登場人物数が多い所が男同士である事の変な悩みを引っ張り出しやすいというか…。
新井サチさん「ギリギリな僕ら」
付き合った後も男同士という事に非常に悩みまくる片方がなかなか見ていて面白い本です。
もう片っ方はなんも考えてませんがw
個人的には男の葛藤とリバ(もしくはリバ狙い)は結構仲良しな気がします。
ユズキさん、こんにちは^^
わかりますよ~!BLだから当然「男同士」なのだけれども、もっと男性ホルモンを感じさせるお話が読みたい!!と思うことありますw
「男」を感じさせるという意味では、やはりヤクザものにそういうの多い気がしますね。
お互いに相手の「男らしさ」に惚れてる部分が読んでて気持ちいい
・李丘 那岐さん「この愛を喰らえ」
「男同士」に対する葛藤と言えば定番ですが
・榎田 尤利さん「普通のひと」
ツンデレ受けなんですが、受けがスパッと切れ味良くて対等な感じ
・岩本 薫さん「だからお前は嫌われる」
探偵コンビ。男同士だからこその対等カプ。これもツンデレ受け
・いおか いつきさん「24パートナー」
茶鬼サンも少し書かれてますが、「男同士」な部分が全面に出てる作品は「カプが対等」という印象が強いですね。ヤクザものしかり、がっつりワーク系しかり。「男ならでは」の思考や展開が描かれているものや、「男同士だからこそ」の葛藤が詰め込まれている作品にはつい引き込まれてしまいます。
ユズキさんこんにちは。
激しく同意します!!
自分も男なればこそ、という部分がやはりこだわりにあります。
そういう作品に出会った時のすがすがしさ。
思わずうんうん、うなづいて勢いで描き始めたので、つい最近そういう部分がきちんと描かれていて大変に好感度が高かった作品を紹介します。
桜遼さんの「高校教師」です。
元々両者ともゲイの設定ですが、同じ教師であるからこそ、ただの意地っ張りでなくて、男として対等でいたいという依存でない矜持を保つ部分が大変好感持てて印象深かったのです。
あとお仕事がっつりものは、対等な感じがしていいですよね。
秀香穂里さんの「他人同士」とか、広告宣伝会社のやつとか、
義月粧子さんの「指先で辿る恋」とか
学生モノなら羽生山へびこさんの「僕の先輩」もある意味、男らしさへのあこがれの話のような気がしますし、
がっつり”男同士”らしいもの大好きです!
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