【コミック編】 1位 ヨネダコウ 『どうしても触れたくない』 大洋図書 この作品を手にすると、初めて読んだ時のドキドキを今でも思い出します。凝った装丁と、あちこちから聞こえる高評価に、否が応でも高まる期待感……。そして、いざ読んでみれば期待を上回るレベルの高さ。誰の目から見ても納得のこの作品が1位に入り編集部もハッピー(^O^)/ 勢いづいた我々は、J庭で先生を直撃し、サインまでしてもらっちゃいました☆ 商業でも同人でもヨネダさんに大注目! メロメロっす! 2位 井上佐藤 『子連れオオカミ』 竹書房 コミックベスト10に入った作品の内、唯一今年発売なのが本作。正直、最初にあらすじを読んだときは、『萎え~』と思ったのが記憶に新しいところです(失礼)。が、その少々珍しい設定と、短い期間にもかかわらず、1位に10ポイントと迫る猛追を見せ大健闘。読んでビックリの面白さはレビューにある通りです。ちるちる的には、サイトの活性化に大いに貢献してくれた作品でもありまして、全作品中でコメント数は第一位! 3位 中村明日美子 『同級生』 茜新社 普段BLを読まない人達の間でも話題となり、マンガ界全体を大いに湧かせたこの作品。男性誌を凌ぐほどのエロも目立つ昨今のBL界ですが、こちらはH度『なし』なので、誰にでも安心して薦められるのも嬉しいところ。なのにめちゃドキドキもできるので驚きました。既に相当腐ってる読み手が多いと思われる、ちるちるのユーザー様方、まだ腐っていないお友達にこの本を貸し、共に腐女子人口を増やそうではありませんか! 4位 水城せとな 『窮鼠はチーズの夢を見る』 小学館 コミック発売は2006年、初出しはレディコミ誌という本作が、こんなにも上位に来るなんて意外でした。良い作品というのは読み手から読み手へと広まっていくものなのですね……。ユーザー様あってのちるちるを実感です。 5位 松本ミーコハウス 『恋のまんなか』 大洋図書 エロくて萌える学園ものって実は難しいのかも……。どこまでもゆっくり愛し合う3位「同級生」とは対照的に、本作のカップルは急いぎ過ぎ! でもピュアなのでグッと来ます。痛いくらいの“青春”を感じさせてくれました。 6位 小椋ムク 『センチメンタルガーデンラバー』 東京漫画社 と・に・か・く 可愛い!! 男同士が愛し合うなんて(その通りなんですが)キモ悪いと思っている非BL読みの方々にも是非読んでいただきたい一冊。とても温かいお話で、レビューにもほのぼの感が溢れております! 7位 依田沙江美 『愛の深さは膝くらい』 芳文社 こちらも可愛さがkeyとなる作品。H度『なし』からも推察できるように、ひたすらウブな受けが我々の心を鷲掴みにしてくれました。未読の方いらっしゃれば、胸キュンの連続による過呼吸にはにはご注意ください! 8位 田中鈴木 『アイツの大本命』 リブレ出版 レビュー数では1位「どうしても触れたくない」と同数の15票を獲得するも、神は1つという興味深い評価がなされたのがこの作品。レビューをご覧いただければお分かりの通り、萌えられるかどうかは好み次第!? 9位 蛇龍どくろ 『エンドレスワールド』 東京漫画社 「アイツの大本命」と共に、ブサカワBLの旗手的存在であり、表紙も設定も独特のこちら。でもけして目新しさだけではありません! 内容深いっす! BLマンガのドラッグと思ってかかると驚くほど濃い……。 10位 ヤマシタトモコ 『恋の話がしたい』 東京漫画社 人気の作家さんなので、何かは入るだろ~と予想していましたが、ちるちるで来たのはコレでした。2009年度もヤマシタ先生から目が離せないっす! これからも一筋縄ではいかない作品をプリーズプリーズミー。