chill chill ちるちる


初心者特集


私がまだBL初心者だったころ
評者:高坂ミキさん
コアなBLユーザーが多かった「ちるちる」ですが
最近は、徐々に知名度がアップしてきたせいで、BLの初心者の方々も
サイトを訪問してくれているようです。うれしいことです!
そこで今回は、ボーイズラブ処女から若葉マークの乙女たちへ、BL世界の道しるべを示すべく「BL初心者特集」を組んでみましたよ。
まずは、ちるちるの母・高坂ミキさんから、BL初心者時代の思い出を語っていただきましょう。

私がこの世にBLと言うジャンルの存在を知ったのは2003年の5月の終わり
結婚してから旦那所有のPCではじめたネット生活にも少しずつ慣れてきたころだ。

育児のヒマを見つけてはPCをさわり、ネット界を徘徊していた、お気に入りのイラストサイトを見つけては
ブクマに入れ、思い出しては通う日々。

そのころは何も知らなかったから、通うサイトは100男女物のイラストサイト、そんな中に偶然とあるイラストサイトの
管理人さんが、過去パス付きで運営していた某有名アニメの二次創作サイトを見つけたのだ

そのサイトは既に更新がストップしていて新しい作品が公開されることはなくなっていたが、当時はパスつきだった
サイトを誰でも入れるように公開してくれていたのだ。

サイトの入り口にはこう書いてあった
「ここは以前私が運営してた某有名アニメの二次創作サイトです、JUNE やおい、BL的な表現を含みますので
お嫌いな方は覗かないで下さい・・・うんぬん」

JUNE?やおい?BL??なんだろう、わからないけど当時はパスワードさえ付けていたサイトらしい、そこに何がかくされているのか、
私はとても気になり、入り口からそこはかとなく漂う隠微な香りに誘われて禁断とも言えるトビラを開いたのだ。

そして、そこにあったおなじみのメインキャラの睦み合う姿に、嫌悪感を覚えるどころか釘漬けになってしまう。

世の中にこんな刺激的な世界があったのか!とそれからは、そのサイトだけでは飽き足らずリンクをたどり色々なサイトをめぐり、
検索をしてたどり着いたオリジナルのBL サイトでまた嵌り、BLものに開眼して約1ヶ月足らずで自らBLのノベルサイトを
立ち上げる程、気付けばどっぷりと浸ってしまうこととなったのは正直自分自身でも驚いている。

そんな風に私をとりこにしたBLの魅力とは何か、そうとわれても、あれから6年あまり経った今でも明確な答えは記せないし、
自分から進んで周りの友人たちに強いて進めようとも思わないけれど、BLと言う一つのジャンルを知る事で同じ趣味を持つ
友人も増えたし、自分の中の世界はいろんな意味で広がったのではないかと思っている。

扉の前で戸惑っているあなた、どうか臆さず目の前の扉を開いてみて欲しい。
そこにはかつてなく新しい世界が広がっているはずだから。

紹介者プロフィール
高坂ミキ
好きな作家は、英田サキさん、ひちわゆかさんなど。Hシーンよりストーリーの濃い作品が好き。
30の後半を過ぎてからヤオイに嵌った遅咲き腐女子。似たような内容のストーリーが溢れているBL海で、本当に萌えられる自分好みの作家さんやお話を今だ探検中。
このコラムに寄せられた感想
2009年11月01日 宮川藍
No Title
高坂ミキさん初めまして。
私もBLモノにどっぷりハマって早1年と10カ月といったところです…。
私は学生なので腐に目覚めたのは結構早かった方なのでしょうか。
でも…年齢なんて関係なく癒されますよね。




2009年10月31日 tyanpon
No Title
高坂ミキさんこんにちは。
そんな出会い方もあるのですね。
少しビックリしました。
ネット社会ですね^^
しかし一番ビックリしたのは
>BLものに開眼して約1ヶ月足らずで自らBLのノベルサイトを~
の一文です!!!
その熱意、お見逸れしましたm( )m




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