小椋ムクさんのレビュー一覧

恋にいちばん近い島 小説

川琴ゆい華  小椋ムク 

離島で叶う、10年越しの再会愛

小笠原諸島に浮かぶ離島が舞台の、再会ストーリー。
「玄孫島(やしゃごじま)」、どんな島なんだろう?とググっても何も情報が出てこなくて「??」と思っていたら、先生のあとがきによるとなんと”架空の島”とのこと!(°_°)
出てくる動植物や環境など、とても架空の島とは思えぬリアルさでした。

恋愛詐欺師に騙され、お金のために来た離島で希少生物を守る研究員たちの心意気に触れ、少しずつ心持ちが変わり…

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山神さまのお世話係 小説

渡海奈穂  小椋ムク 

おやおや、神様の子育て・ケンカップルが素晴らしい

【俺も晄太が一番大事だよ。で、晄太を大事にしてる勇吹が好き(秋)】

エロス度★★★

勇吹と秋が紡ぐ恋物語・・・開幕♡

小椋ムク先生の描く山神様の晄太がめっちゃ可愛くて癒されます!
秋に懐いたり、勇吹と秋に見守られながら神様として成長していくのにほっこり⁽⁽ଘ( ˊᵕˋ )ଓ⁾⁾
また、最初は険悪な雰囲気だった勇吹と秋のテンポがいい言葉の応酬、途中から恋人としての甘々な雰囲気に…

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営業時間外の冷たい彼 小説

すとう茉莉沙  小椋ムク 

攻め視点があればもっと分かりやすかったのかも

はたして自分の恋愛対象は男性なのか?
性的指向に悩む大学生が、便利屋のレンタル彼氏を雇って見極めようとするお話。

ボランティアサークルに所属し、人の役に立ちたい想いと正義感が強い航太。
光属性の善人っぷりを気にいるか気に入らないかが分かれそうです。
個人的には、なんだか綺麗なものだけを見て生きてきた幸せな人に見えてしまって、もし彼が現実世界にいたのならきっと苦手なタイプかもしれないなあ…

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初恋にさようなら 小説

戸田環紀  小椋ムク 

受け・攻め双方の気持ちに胸が締め付けられる

昨年12月発売の『熱砂の相剋〜獅子は竜と天を巡る〜』で戸田環紀先生を知り、好きすぎて再読した後、先生の作品を探して読んでみた、こちら。

素晴らしかった…開始数ページで物語に引き込まれました。

年齢差(10歳!)×年下攻め。
最近、年下攻めでも「アンタ」呼びする作品を続けて読んでいたので、敬意を忘れず、最後まで丁寧に話す年下攻めっていうだけで、もう胸キュン。

切ない二人のすれ違い…

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シュガーギルド 小説

一穂ミチ  小椋ムク 

シュガーギルド

8年も清坂を思い続けた和が、切ない。
出会って、1日にも満たない時間で恋をして。
その想いだけを抱えて、追いかけて。
清坂はずるいなぁと、離れることもわかっていながら、純粋な和に手を出しておいて、離れるのは辛かっただとー!
でも、そのときに連絡先や待っていてくれと伝えていたら、この恋は続かなかった気もする。
いや、和の性格からして待っていたか?
うーん、色々思うことはありますが、まあ、…

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ぼうや、もっと鏡みて 小説

樋口美沙緒  小椋ムク 

幼馴染のふたり。

愛はずっとずっとそこにあるのに、目を逸らし続けた年月。
でも、それはきっと必要な時間だったのだと思いました。
その分うんと幸せになってくれることを願うばかりです。

正しいとか正しくないとか、そういうことで大切なものを失くさないでほしい。

『愛はね、』
『ぼうや、もっと鏡みて』
タイトルが素晴らしいなと思いました。

愛はね、の続きは何だろう...

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何度でもリフレイン 小説

安西リカ  小椋ムク 

追いかけて追いかけて、縋って掴む再会愛に泣いた…

安西リカ先生の現代もの、ほんっとうに最高だなあ…と、泣きながら読んでしみじみしました( ; ; )

号泣するような物語ではないんです。しんみり、じんわり胸に沁みて、涙が出る同級生×再会愛。

同級生大好き、再会めっっちゃ好き、そして縋り付く攻め様大好き!な自分には刺さりまくり萌えまくりの一作でした。文句なしに「神」だよー神以外ないです。

大学一年時に出会って双方一目惚れし、ひどく…

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嫌よ嫌よも好きのうち? 小説

月村奎  小椋ムク 

アプリで追跡しちゃういじめっ子ジャイアン攻め!

笑っちゃうぐらいジャイアンな攻めを堪能できる作品でした(*´艸`)‪

幼馴染×再会×両片想いもの。裕貴(受)は当初自分の気持ちに気付いていませんが…。

7歳の時から裕貴のことが好きでやたらと絡んでくる幼馴染、大介。
運動が苦手な裕貴を自分と一緒にリレーの選手に推薦し、放課後毎日一緒に練習、中学でもなぜか大介と同じテニス部への入部を強いられ、しょっちゅう怒られてばかり、四六時中一緒にい…

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何度でもリフレイン 小説

安西リカ  小椋ムク 

現代モノ!同級生!再会!

三度の飯より好きな設定づくしの本作。
最高でした。

あの頃...今...
この対比が再会モノの素晴らしさですよね。
あとがきを拝読して首がもげるほど頷きました。

ピアソラのタンゴがまた絶妙にエモさを醸し出していてロマンチックでした。

小椋ムク先生の挿絵も、まさしく同級生!再会!という感じで素晴らしかったです(ボキャ貧)
表情から感情がダダ漏れなんです...
お互いに想っ…

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幼馴染みやめました 小説

夕映月子  小椋ムク 

幼馴染から、恋人へ。第9が聴きたくなる、アオハルオーケストラ物語

夕映先生の高校生もの!珍しい!と思い、手に取ってみました。
電子のみ、ページ数121ページと、短めのお話で、浸りながらも通常の小説より短時間で読めるのも嬉しい☺︎

高校のオーケストラ部を舞台にした、アオハル物語でした。

ホルン奏者の広務 × ヴァイオリン奏者の奏。
奏は「喋らなかったらおとなしい美少年」と女子たちに言われ、マスコット的に扱われたりもする人気者です。

奏には広務…

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