草間さかえさんのレビュー一覧

So This is Christmas 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

5割他2カップル短編作品、残り5割がアドリアン

5巻から『次巻を読む』を選択して続けて読んだので、最初新キャラかと思ったら全くの別作品。ガッカリしながらも読んだら当たり前のように面白く、魅力的なカップルでした。
『欠けた景色』は特に好きです。この後2人はどうするんでしょうか。遠距離?どっちかの方へ引っ越す?それとも2人で別天地?妄想が止まりません。続きが読みたいなぁ。

ナタリー…アンガスとやっぱり引っ付いちゃったのは予想通りですが、兄ち…

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地下鉄の犬 コミック

草間さかえ 

繊細な穏やかさ

主人公二人の、不器用な、ゆったりとした話の流れが、読んでいて心地よかったです。
受・篠田の、どこか言葉足らずなところ、そのせいで相手を誤解させてしまうところ。
可愛いけれど、やっかいだなぁと思いました。
言葉が多くないのに、その場その場で嘘をついてしまって、それもまぁいいか、と流してしまうのが、篠田の悪いところであり、味なのかもしれないなぁ、と。
攻・朝倉の一生懸命なところ、ふわっとしてそ…

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さよなら一顆 小説

一穂ミチ  草間さかえ 

さよなら一顆

矢神が自分に対してのことには反応が薄いのに、他人に対して、世間話でさえ考えたり。
なんで元嫁には出来なかったのかな?
中身はすごくまじめで不器用な人で、愛おしいキャラクター。
座波は人当たりも良いし、もてそうで適当すぎるくらいの遊びの恋愛をしていて、別に不自由なく今を過ごしているのに。
矢神に惹かれるのは無いものねだりなのかな?
お互いが相手に出会って、少しずつ変わっていくような。矢神は…

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アドリアン・イングリッシュ(5) 瞑き流れ 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

バービー…

アドリアン…4巻でジェイクがカミングアウトして離婚することはアドリアンにとって意味があることだって認めたじゃない…。
ヨリを戻してラブラブで始まると思っていたら、元カレ達のアドリアン争奪戦でした。
まぁ、そうですね。あれだけ傷付けられたなら臆病にもなっちゃいますよね。

「パソコンでお楽しみ中なんだ。ママには言わないで」が笑えました。このセリフが出るアドリアンのユーモアセンスがホント好き。…

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花火と絆と未来地図 いばきょ&まんちー(4) 小説

椹野道流  草間さかえ 

BLというよりも、ガッツリ医療もの

この先生の本は、考えさせられたり、泣かせられたりと、どちらかというとBLというジャンルを超えて、医療もののドラマを見ているような感覚に陥る本が多いのですが、今回もまさにそんな本。
私はいつもレビューを書かない人なのですが、今回は書かせてもらいたい!!
なぜなら、本当に感動したから。
この本の中に、エロ度もキュンもほぼほぼないのですが(逆にこの先生の特徴でもありますよね。)、とにかくとある女の…

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すみれびより 小説

月村奎  草間さかえ 

泣けて仕方なかった、、

母親にネグレクトされていた芙蓉の境遇。そしてその初恋の行方に、泣けて仕方ない作品でした( ; ; )

他の方のレビューにもありましたが、小学校時代、ぼろぼろの服を着て誰も触れようとしなかった芙蓉に西澤が手を差し出し、一緒にフォークダンスを踊るシーン…気付いたらぼろぼろ泣いてました。

たった2行程度の描写なのに鮮明にそのシーンがイメージできて、芙蓉のはちきれんばかりの喜び、羞恥や申し訳…

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セカンドクライ 小説

尾上与一  草間さかえ 

愛情とは。

とても悲しいところからはじまるけれど、優しいお話です。
心に深く刺さります。
重い設定もあるので読むのをためらう人もいるかもしれませんが、ぜひ多くの方に読んで欲しいです。
人が人を愛するという事の大切さ、愛情のありかについて深く感じ入りました。

ページをめくるごとに、感情が見えづらかった慧くんに血肉が通っていく様に心が締め付けられました。

読後はこの先ずっと、彼の日常が穏やかで優…

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運命かもしれない恋 小説

渡海奈穂  草間さかえ 

これはもう、”運命に違いない”恋

幼稚園で一目惚れして、小学校で一目惚れして、高校でもまた同じ相手に一目惚れして…(しかも相手が同一人物だと気づかないまま!)

そして四度目の正直、高校卒業以来10年ぶりの再会。
これを神様のいたずら、運命と言わずしてなんと言うー!?

もう読みながら終始大興奮でした。。

さらに、攻め視点で書かれてる作品って、好きなんですよね。。
大雑把に見えて大雑把な(笑)今作品の攻め、古平が…

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セカンドクライ 小説

尾上与一  草間さかえ 

アイデンティティ

尾上先生の作品が大好きで、草間先生の作品も大好き。
まさに最高すぎる作品なのですが、ストーリーが難しそうでなかなか踏み出せず...
アワードの投票期日ギリギリにようやく拝読しました。

画家と青年、二人の出会いはまさに運命的でした。
表現者のマインドを持ち合わせていないので何とも言えないのですが、何かを描くという行為はアイデンティティと深く結びついていて、それはすなわち己と向き合うことな…

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セカンドクライ 小説

尾上与一  草間さかえ 

展開が…

過酷な生い立ちで「普通」を知らずに育ったがゆえに、教えられた「枠」から1mmも外れることを許さないロボットみたいな慧(受け)。
こりゃあ恋どころではないな……と思いながら読んでいたけど、思っていた以上にすんなり「恋」になってびっくり。
いや、これは「恋」なのか??
これはヒナの刷り込みみたいなもんなんじゃないかと思ってしまいました。
なんで桂路を好きになったんだろう?そこまで好きになる理由…

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