かわい有美子さんのレビュー一覧

上海 小説

かわい有美子  竹美家らら 

史実に基づく究極の純愛

1939年、上海租界。
国籍が入り乱れ、魅惑的で独特の熱を帯びた街。

名家の子であるレイモンドと、天涯孤独の身を拾われたエドワードは、幼い頃から共に育った間柄。

でも時は残酷で、レイモンドは名家の後継である以上、然るべき教育を受ける必要があって。

抗えぬ国籍と身分の違いや、忍び寄る戦禍。

様々なものがふたりを巻き込み・・・。


エドワードのひたむきな愛に、何度も涙…

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蒼空の絆 小説

かわい有美子  稲荷家房之介 

最高の主従もの

『甘い水』を読んですっかり虜になり、かわい有美子先生の他作品を求めてこちらの作品に辿り着き、読んでみました。

戦争×主従もの。
そして同性同士の愛は法により禁じられている世界。禁忌を犯してしまうふたり、ってなんでこう、どうしようもなく萌えるんだろう。

…この作品も最高だった…!!

なにより、読み終わった後あとがきを読むと先生のパイロット・将校たちへの熱い思いとリスペクトが伝わっ…

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甘い水 2 小説

かわい有美子  北上れん 

見事なタイトル回収に涙。最高of最高の二人

バディもの、刑事もの事件もの、そして「強い受け」「ひたすら追いかける攻め」大好きな自分の全てに刺さる神作品でした。
もう好きすぎて一度読み終わった後、最初からもう一回読んだ…

タイトルの「甘い水」って、どういう意味だろう?…と、1巻が終わった時点で不思議に思っていたのが、そういうことかーーー!!!と2巻で解決。グッと胸の詰まる、痛く切ないエピソードでした( ; ; )遠藤…!!!

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透過性恋愛装置 小説

かわい有美子  花本安嗣 

後半からグングン惹き込まれる!

先生の「甘い水」「墨と雪」などの平河寮シリーズがとても好きな作品。
こちらは以前に談話室で、クスッとする作品として紹介されていて、ずっと気になっていた作品。やっと読みました。
「上海金魚」のスピンオフですが、前作を読まなくても大丈夫でした。

自信過剰な建築士の北嶋(受)が、仕事関係で出会ったホテルマンの牧田(攻)に恋してしまうお話。

受け視点メインで、時々少し攻め視点になります。

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Zwei ツヴァイ 小説

かわい有美子  やまがたさとみ 

面白いけどちょっと駆け足な感じ

大好きな平河寮シリーズの一作。
他の作品は全て拝読して、こちらもやっと読みました。

他作品同様、攻めと受けの両視点が交互に。二人の心情がわかりやすいです。

他の作品にも少し登場する山下は組対二課の刑事で、もちろん平河寮住まい。
受けは山下の高校の同級生で、検事の須和。

高校時代、友達以上恋人未満のような微妙な関係だったが、大学で徐々に疎遠となった二人が、十数年振りに偶然再会す…

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甘い水 小説

かわい有美子  北上れん 

最高に良かった…!

わ〜、なんかもう最高でした。。

強い受け(肉体的・精神的に)大好き×刑事ものということで、どストライク!な作品✨

攻めも寡黙口下手攻めで格好いいんですが、この作品の魅力はやっぱり受けの遠藤です!!(個人的見解)

美人で気が強くて体も鍛え抜かれてて本当に強いんですよね。

そんな遠藤が抱える、普段は見せない脆さ…学生時代にテロで両親を失うという壮絶な経験を乗り越え、SATやSI…

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天使のささやき(2) 小説

かわい有美子  蓮川愛 

深まる愛や絆に萌える2巻

1巻とても面白かったです。峯神の「好きになっちゃおうかなぁ」というセリフで終わりました。なんて気になる終わり方!というわけで早速2巻も読みました。
このシリーズの他の作品と同じく、受け視点と攻め視点、交互に入れ替わります。

2巻では、二人がお付き合いしています!
序盤から人目を忍んでイチャイチャしている二人♡ 1巻では名田と距離を置こうとしていた峯神も、2巻では遠慮なく溺愛しているのが大…

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天使のささやき 小説

かわい有美子  蓮川愛 

シリーズ一作目 こちらも面白かった!

警察の独身寮である平河寮シリーズ第一作。
同シリーズの「甘い水」「墨と雪」を先に読み、大変面白かったのでこちらも読みました。

本作はSPの二人が主人公。
名田(受)は職員採用パンフに載るほどの爽やかイケメン。先輩の峯神(攻)も、大柄で大人な男前で格好いいです。美男×美男はやっぱりいいですね♪
受け視点と攻め視点が交互に切り替わり、人物の気持ちがわかりやすいです。

シリーズ一作目と…

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鮮烈に闇を裂け 小説

かわい有美子  緒田涼歌 

ムッツリ攻めと純朴受け

平河寮シリーズを一気読みしてから、作品制覇を目標に読み進めるのが楽しみな作家さん。SATシリーズ一作目の「饒舌に夜を語れ」から続けて読んだ今作。前作にちょこっと出ていた飯田と、犬伏に思いを寄せていた若い高梁がメインです。
キャンプで二人きりになるシチュエーションが来た時、おっ、これはちょっと進展するな!と思って読んだらまさかの!飯田が頭の中で高梁にあんなことやこんなことをしちゃってるのを抑えきれ…

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墨と雪 2 下 小説

かわい有美子  円陣闇丸 

攻めの献身的な愛に感動

(こちらは下巻のみのレビューです)
下巻は本編と短編数作の構成。

上巻本編ラストの翌朝から始まります。
上巻最後はかなりつらそうな篠口にハラハラしましたが、下巻は黒澤によって癒されていき、段々と落ち着いていきます。

黒澤が面倒を見るということで退院し、なんとか職場にも復帰。同僚であるSITの面々の温かさには、うるっとさせられました。

そして黒澤に誘われ、二人で黒澤のマンション…

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