あーちゃん2016さんのマイページ

神作品

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女性あーちゃん2016さん

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秀逸

ああこれ、しっとり系後日談としては大好きなタイプ。良かったなあとじんわり思えて好きでしたでの神にしました。本編ご購入することを考えておられる方でしたら、これ付いてるのを購入することをめちゃおすすめしたいです。

お話は、ある日、旧友の岸(受けの勤務先所長)から「話あるからちょっとつきあえ」と言われて・・というもの。

本編でもこの所長さん、気になってたんですけど、後日談のここで大活躍。
ちょっと付き合えといったものの、何を話するわけでもなく、酒をのんで「嫁にやるつもりはなかった」等と管をまくんです。渋面になっている攻めの顔が思い浮かんでめちゃ面白い。

結局のところは、受けが「攻めの誕生日の準備をしたいから時間を稼いでくれ」ってことだったのですが。

なんと受けが「誕生日プレゼントを何にするか」と一生懸命考えて自分で選んだのは、攻めに対してが初めてだった!とのこと。それで弟か息子かというぐらい可愛がっていた岸としては「面白くない!」ってとこなんでしょうね。いつまでも受けに対してちょっかいだしてそうな岸と園子の様子が楽しいだろうなと思った小冊子でした!

ハッピーバースデイ

コミコミさんで上下巻セット購入するといただける小冊子。下巻にあった黒澤の誕生日のお話しでした。大人な甘さを堪能できますので、本編同様、神✕100です。今から買うなら絶対これ付いてくる買い方にするようオススメします。

++以下 よりネタバレ

篠口が作ったというウィークエンドシトロンというパウンドケーキ。それを前にレイディと一緒に歌を歌うんですよぅ!!!甘いよぅっっ!!!なにこのカワイイ生き物はっ?!ってレベルですよ、あの篠口が!!!

ケーキのみならず、もう一つ黒澤に隠していたのがプレゼント!おそらくハンドメイドの、時計のベルト。時計じゃ重いかなと思って…という、行儀の良い篠口ですが、もう完全に黒澤へ心が寄り添ってますよね。

長らく心配していたキャラですが、ほんとに安堵できるようになりました。

しっかり頼みますよ、黒澤さん!スクエアフェイスのペアの時計を買って、モルジブでもどこでも行ってくれ!!!篠口大好きだから、またどこかのお話に二人で出てきてね!先生、よろしくお願いいたします!

おかえり篠口

下巻。雑誌掲載分160Pほど+小編3つ+あとがき+小編1という内容。ぐぐぐぐっとしっとり甘めになった超ご褒美本と思う1冊です。何回も読み返したくなる、するめ本でもあります。甘いのは正義。アサルトスーツも正義。おかえりなさい篠口。神×100。

篠口が病院に戻る日の朝から下巻がスタート。一時退院して表情が変わったので、担当医とも相談して黒澤が一緒にいるんなら退院オッケーということになり・・と続きます。ぬるぬるっと黒澤に絡め取られていきます、篠口。

攻め受け以外の登場人物は
神宮寺×遠藤、宮津、谷崎(おっさん、泣かせるんだわ)、平(狙撃担当、あー気になる)、史子(黒澤の元嫁)、山下(Zweiに登場)、レイディ(二人の飼い犬になるコッカースパニエル)。レイディいい子。

++ 好きだったところ

黒澤の「もう待たない」宣言を受け入れ、「嫌いではありませんよ」等と小生意気なことをいう篠口が大好き。色事シーンになったら薄く微笑みながら、黒澤を追い上げる指づかいをするらしい篠口が大好き。レイディに「僕たちと一緒に暮らしてくれない?」等と甘く囁く篠口が大好き。わかりやすいとは思えないキャラなんだけど、上下巻でるまでの間読み返しながら待っていたからか、先生の筆力なのか。息遣いまで思い描くことができるような気がします。

なんといっても、二人の穏やかな、たまに小さく言い合いしたりする愛情が大好き。黒澤が「篠口の好みからは外れている」と自覚しているところもまた大好き。二人が爺さんになっても公園を仲良く散歩している図しか思い描けないです。篠口が大切にしていたカップを割った等の理由で篠口に拗ねられて、あわあわ黒澤が新しいカップ(アンティークとかでは)を探すとかしないかなあ・・・と妄想してしまう大好きな二人でした。いつかまたこの二人に出会えることを夢見て。

以下は小編の内容をコメント。


篠口から電話を受けて、袴田の別荘を見張っていた前夜~突入~そのあと見舞いに行くあたりのSITの皆さんの様子。主に神宮寺、遠藤。神宮寺、不器用なんだけど、あんたもいい男よね、と再実感。

雨の降る夜は・・・
黒澤33歳、篠口が平河寮を出て購入したマンションに招き入れることになった6月のある日のお話。黒澤も凹む日がある。

レイディ
事件から1年あとぐらい。黒澤のマンションでレイディと二人が一緒に暮らす様子のお話。レイディは篠口にそっと寄り添って本当に嬉しい限りです。レイディを甘やかしている篠口を見てみたいーっ。「もっと悪いこともできる」という篠口の指づかいは遠慮して見ないようにするから、部屋の観葉植物になりたいです。

ウィークエンド
秋口のある週末。手作りローストビーフと、ウィークエンドシトロンというパウンドケーキを作って、黒澤の誕生日を祝う二人とレイディのお話。美味しいものや、気に入ったもの、気持ちのいいことなどを大切にする篠口がほんとに愛おしい。

ああレビュー書き終わっちゃった。いつまでもこの二人の世界に浸ってたいなあと思う上下巻でした。かわい先生、円陣先生、出版社様、本当に出してくださって有難うございました。

抱きしめたい

待ち続けていたご本で、ぐわーっと一気に2冊読み、するめのように何度も噛み締めています。篠口、大好きなので神にしました。被害者となって苦しむ受けの心情を読むならピカイチだと思うお話で、雑誌掲載分160頁ほど+公安にきた当初の黒澤と篠口のお話90頁ほどです。

袴田の所から救出、病院で鎮静剤投与され、こんこんと眠る篠口。黒澤は、足繁く見舞いに通い、状態が良くないと言われると病院での付き添いもし、年末年始は篠口を引き取って家に連れて行ったりホテルに泊まったりといたれりつくせりで…と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
袴田(くそ、伝聞のみ)、生方(篠口の上司)、神宮寺&遠藤(同僚、伝聞のみ)、後半に浅香(篠口の親しい同期)、公安時代の先輩ぐらいかな。浅香がキラキラしくて泣きそうになってしまいました。

++より内容にふれる感想

あまり紙を手元に残さないようにしているのですが、これは紙で残しておいて、棺桶に入れてもらいたいなあと思う本なのです。何度も紙で読みたい。
何が好きなのかなぁって考えたのですが。

袴田に傷付けられた美しいシャム猫(=篠口)を、黒澤がひたすらじっくりゆっくり見守り、優しく撫で、労り、時には子守唄なんかも歌ってくれるのが嬉しかったんです。それがまず一つ目。

二つ目。犯罪被害者(=篠口)の心理描写にシンクロしてしまって苦しくて。でも負けずに緩やかながら自分の日常を取り戻そうとゆっくり歩み続けるところが好きです。うっかりすると本当に壊れてしまいそうなガラス細工のような篠口なのに、黒澤の助けもあって、前に進んでくれるのが嬉しい。時折憎まれ口を叩く篠口が可愛くてしょうがないです。心配していた時間が長かったから、こんなに気になるのかなぁ…?本当にぎゅうっと抱きしめたい大好きなキャラです。

攻め受けとも好きだしお話もたまらんので、神以外の評価はあり得なかったでした。次は下巻だ。

3/12 追加
番外編の方で、黒澤と篠口の初の色事シーンがあるんですが、これは必読。「殺してやる」って言う篠口の表情を見てみたい。それから黒澤の元嫁に対するその時の思いがちょっとだけ出てきます!!!!!!!!!ううーんたまんない。

もう一つ本編で好きなところがあったので追加。リハビリと称して、ラグジュアリーホテルのプールに連れ出したときの篠口のセリフ「だから今泳いだら死にますって」などというやりとりあたりも大好き。ああ可愛い。

受けが好き

小中先生だし笠井先生だしマストバイ。たまらんかった。王たるものとはと泣きそうになるシリアスお話、本編440Pほど。仮想の中世ヨーロッパ、カタカナ名前が大丈夫で国の興亡話が好きな方はぜひぜひ。どっぷり浸れます。こういうの大好きなんで神にしました。電子、番外編付きだったら、絶対買おう。

ルスキニアの王太子エセルはいつも不機嫌。侍女たちに大概ひどいことをしていますが、建国王の生まれ変わりと言われる薔薇の形のあざを胸に持っているので、国民の心のよりどころとなっています。建国王に仕えた名相の生まれ変わりと言われる刺草の形のあざを持っているオズワルドも、エセルに良くしてくれていると思っていたのですが・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
マルジン・カレグ(受けの家庭教師)、アンナ(父王の側室)、エドワード(アンナの子)、オリバー(受けの専属騎士)、父王、フリーダ(父王の側室)、その他実権もつ貴族たち。マルジン、好き。(なんとカラー口絵にも登場しちゃうのだ!)

++好きだったところ

機嫌悪い超わがまま王子が、そうならされていた原因を取り除き、自分の周りの状況を冷静に把握したときの、絶望感。そこからの地道な這いあがり作戦。そこが良かった。

周りの策謀により無知な状態におかれた王太子。唯一心を許していたオズワルドの思いを知り孤立無援になったはずなのに、そこから「好きな人がひどい目にあう未来を回避しなくては」と頑張る。この王子、親からも十分愛されていなかったからか、自分のことを愛してくれる人、大好きな人のことをすごく大切に思うのです。昔侍女だったアンナ、兄と慕ってくれるエドワード、そして自分を蔑んでいるであろうオズワルドも。真実を知り、味方を少しずつ増やし、未来をなんとか変えていこうと足掻く姿がすごく胸にせまってきたんです。早めにマルジンが参入してくれたから孤独感が少し薄まったのも良かったでした。でないと苦しくてしんどすぎた。いやほんと善人。王たるべき素質が生まれながらにしてあるという方。

オズワルドは最初「感じ悪っっ」てところでしたが、だんだん複雑な彼の心境がわかってきて、マルジンときゃいきゃい言い合うところも良く、最後は本当に「あー良かった!」です。「一生かけて証明すれば」という彼のセリフが大好き。信じようって気になりますもん。

そうですね、攻めに惚れたというよりかは、受けの頑張りに涙し、敬服するお話でした。マルジンもいい味だしてましたし、エドワードは可愛いし、読み応えあるけどちょうどいい長さだし!国の興亡話は楽しい!(どうしても付け加えたい挿絵話!カラー口絵1枚目が超神です!金髪碧眼万歳!)

リアルわんこ好き向け

犬派です。このHOW TOシリーズ、めちゃ好きで、今作はなんとなんと大好きな犬種ラブラドーーーーーーーーーーーーール!!!!この4作目が一番好きかも。リアルわんこが好きな方でしたら猛烈におすすめしたい、わんこのヒトに寄せる純愛満載なお話、本編400P弱。3作目のエピが割合つながり深いので、3作目は読んだ方が面白いかもしれません。単独読みでもいけるとは思いますがシリーズで読んだ方が絶対面白いです。(以下いつもより長文すいません)

マリー・ママと暮らしていたのに、嫌な男に暴力をふるわれたため、とうとう犬の収容施設(期間限定90日)に預けられたラブラドールのサミー。ある日同じ収容施設に入ってきた「レックス」と名乗るわんこがなんと人間に!そしてマッドクリークというところに、同じように人になれるわんこたちが暮らしていると教えてくれて・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
マッドクリーク住民のランス&ティム(1作目のカプ)、ローマン&マット(2作目のカプ、このカプも大好き)、ジェイソン&マイロ(3作目のカプ)、その他リリー、サイモン等。

++好きだったところ

収容施設にいたサミーのところへ、保護施設へ引き取れる犬を探しにラブがやってきて出会うシーンが胸が痛かったんです。暴力振るわれたことから大柄男性が怖くてしようがないのに、勇気を振り絞ってなんとかラブの近くに歩み寄ってくるそのシーン。自分がまもなく収容期間のタイムリミットを迎えるのを理解している、その苦悩に満ちた目で、怖いんだけど、なんとかラブを見ようとするその努力。あああ伝えられたでしょうか。愛おしい、でも痛々しいわんこの様子。このあたりでもう「ぐわしっ」て心を掴まれてしまいました。

その他もう一つ大好きだったところは、ラブがマッドクリークにわんこ保護施設を作って、一人従業員を雇うべく、面接をすると貼りだしたあとのシーン!

百人ほど、クイック(人になれるわんこたち)が集まってきて、嬉しそうに「(面接してくれるなんて)ありがとう」って言って。嬉しそうに尻を振っているのが何人かいて、きっとキラキラ光る目で「あそぼ!」「ボール投げて!」って嬉しそうに喜ぶ顔をしていて。

犬を飼っていた方なら容易に想像つくと思うんです。ヒトになったはいいけど、文字を書くのも読むのもたどたどしいとか、PC、メールなんてもってのほかで職につくなんて考えられなかったであろう元わんこたちが、「仕事ができる!」と喜んでヒトの元にやってくるその様子。ヒトに対する純粋な愛情、わんこの愛情がもりもりなんです。

もちろん色事シーンもあります。そこもまた保護わんこならではの、ちょっと悲しいお話(去勢)もあって胸がむちゃんこ痛い。でもそれをえいやっと乗り越え、二人でほんとにハッピーになるお話です。アメリカンだからイタすことに対して非常におおらかですし、上下にあんまりこだわりないので、そこだけちょっとご注意かもですが。

サミーは最初びくびくさんですが、ほんとにおおらかになりますし、ラブはゆっくり間違えないように少しずつ近寄ってくれるので嬉しい限り。ラブが猛烈に好きなタイプ、サミーもキュートすぎてハグさせて!とお願いしたいタイプだし、お話も幸福感満点で、あー読んで良かったー!と強く思った一冊でした!大好き!

好きなんです

お話として分かっているんだけど、とにかく絵とキャラが好きすぎてたまらないこのシリーズ。3冊目なのにぎゅんぎゅん悶える可愛さなので神にしました。雑誌掲載分+描きおろし6P、カバー下は表紙の単一カラー図。ああ可愛い。

おっさん(奥海さん)の会社で入社1年目頑張り中の藍ちゃん。なんと会社初のインターンがやってきたのだけど、あれこれ奥海さんを思わせる懐っこさで・・と続きます。

ご登場されたサブキャラは
後藤さん(大好き)、内田さん(先輩♡癒し)、九条さん(ぴちぴちインターン)、寺町くん(大学時代の親友、ちょっと出)ぐらいかな。後藤さん好きだわああ。

++好きなところ

おっさんがとにかく藍ちゃんにめろんめろんで隠さないところが最高に好き。デレデレしたしまりのない顔でのろけられる後藤さんはいい迷惑とは思うが、それでも社長のパフォーマンスが上がるんなら良しなんじゃん、いいよねえ♡
今回はお盆に二人で温泉いったり、弱って寝込んだところ(無精ひげつき)を見られてしょげちゃったり、一転甘えちゃったり、ああああもうこのおっさん可愛すぎる。

藍ちゃんは藍ちゃんでニューキャラ九条さんをノックアウトするキュート小動物ぶり健在。奥海さんに可愛がられてとろんとろんになるのは変わらずですが、今回はおっさんに対してきりっと「俺が管理する」って宣言★★★

このコマ大好きです。藍ちゃんかっこいい・・

先生、なんぼでも描いてください、大好きなんですこの二人。おっさん藍ちゃん頑張れ!

破れ鍋に綴じ蓋?

草間先生だったからなんとなく買ったのですが、まー面白い&人情味たっぷり。キャラもお話も文句なし神でした。こういう作品大好き。ケンカップル好きな方に猛烈おすすめしたいです。麗人やらリンクスやらに掲載した作品9本+描きおろし5P。

外村探偵社で副所長やってる松田。(所長はどこ!?)
ある日、「姉が男に貢いでいる、金を取り返して」と依頼あったものの、その貢いだ先の男は同じ高校にいた彼女とっかえひっかえで有名だった神子で・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
辻(受けのセフレ、あかんこいつ)、阿久津(受けが高校時代好きだった)、巴田(同業者?)、その他依頼者やチンピラやくざ等々。巴田もめちゃ好き。

++好きなところ

まず受け。
いっつも怒ってばっかりいるようだし、くずな辻と付き合ってたりするんだけど、くずな辻のところの饅頭を2万円で買ったり、心配されたじいちゃんのために茶葉を買いに行ってあげたり、優しいんだよ・・お人よしすぎるのでは。攻めがふらっといなくなっちゃうかもと気になって気になって、攻めの昔の犬の気がかりを解決させようと一芝居うつような努力したり、涙ぐましくないですかね?!イタシテいるときはあんなに怒ってばっかりなのに?!ああもうくそ可愛い。
探偵さんとしては優秀なお働き(デジタル関係はあかんけど)をなさっているのもこれまたよろしくて、いいわ、この方。

そして攻め。
イケメンなのになんなの、このヒモっぷりというかクズっぷりというか。付き合った女の子をみんなキレイにしてあげて別れた後も好きって言わせる、この誑し能力。もちろん定職なし住処なし。ヒモ・クズの神とでも言えばいいのか?デジタル関係は普通に能力あり、適応力ももちろん高いし、お子様には優しいし、これは惚れるやろと思うのです。

今回ぎゃーぎゃー言いながらやることはやり、一緒に暮らしてるやん!な状態で終わったんですよね。めっちゃ面白かったし大満足なんですけど、これ余裕で続くでしょ?と思っているので、出版社様、先生、何卒何卒よろしくお願いいたします。

めっちゃ面白い!ほんとにおすすめしたい。

間之あまの先生特集

間之先生特集目当てに購入。大満足したので神にしました。間之先生ファンだったら是非とも購入いただきたいです。

以下 その特集の内容。

1.蓮川愛先生のカラーピンナップ
 悲鳴もの。いつぞやのルチル表紙を飾ったようですが、見落としてました。
 キスと小鳥、恋とうさぎ、嘘とひつじの攻め3人。クラクラする美麗さ。

2.花小蒔先生のコミック!9P 「お兄ちゃんのお嫁入り」番外編
 留奈礼央のキュートさ炸裂の後、宗匡の超ド級イケメンぶりが
 どっかんと爆撃してきます・・花小蒔先生、ほんとに大好き。

3.ハロウィン・マンション(1) 間之先生の番外編
 礼央がハロウィンするの!と言い出してマンション中を巻き込む冒頭。
 まずはお菓子もらうための根回し。

4.ハロウィン・マンション(2)
 次は衣装。何着るかですったもんだ大爆笑。
 八束家のみならず、晴久雪穂のところ、雄豪と朋のところ、マンション外の
 慶邦と睦実のところ、ダメ博士とそばかすくんとこでも、何着るこれ着る話。
 
5.花小蒔先生のイラスト 2P
 4で決まった衣装をまとった全員集合絵!

6.八束家のお正月話
 おせちだのお年玉だの初詣だの、八束ファミリー&フレンズは本当に
 幸せいっぱいなお話。

7.登場人物たちの住む町のマップ!!!!! P1
 花小蒔先生のキャラ付き!

8.高星麻子先生、テクノサマタ先生の挿絵! 1Pずつ。

9.カワイチハル先生のコミック
 「はじめての恋わずらい」「箱庭ロマンス」1Pずつ。

10.カワイチハル先生のスペシャルおまけラフ♡ 1P。

11.花小蒔先生、テクノサマタ先生、高星麻子先生、
   蓮川愛先生、カワイチハル先生のコメント 1P

12.間之先生の既刊紹介 5P

となんとも山もりな内容なのです。
これが雑誌だけで流れてしまうのはあまりに勿体ないと思うのは私だけでしょうか。とにもかくにも間之先生、10周年おめでとうございます\(^o^)/
ほんとに素敵な特集でした!

受肉

笠井先生の挿絵に尾上先生が小説つけたって聞いたのでマストバイ✕100。買って良かったです。キャラが生きる?動く?っていうのはこういう事か!と驚愕したので、神にしました。(笠井先生は「受肉」と仰っていました)
両先生のファンの方はほんとにマストバイと感じます。

ポストカードにもなる絵が40枚、その冒頭に二人のお話が15頁となっています。絵はほぼ旦那はんと静甫(しずほ)の気だるいシーン。前に出されたイラスト集で見た絵も入っています。静甫は旦那はんの囲われ者。旦那はん(貴顕)は、次期当主。幼い頃から兄のように慕っていたのに、絵のようなぐっちょんぐっちょん濡れ濡れの関係になっていて…というお話です。

++

冒頭にお話があるのでそこから読み始めたのです。絵は前に発売されたイラスト集で見ていたので、「どんな絵か」はなんとなく知っていたのですが。2Dが3Dになったというか、絵が実体化したというか、動き出したというか、本当に驚愕でした。(他の方はどんなふうに感じられたのか、めちゃくちゃ興味あるので、あとで他の方のレビュー見てみよう)

キレイだな色っぽいな、なんでこんな苦しそうな顔してるのかなとだけ見ていた絵に、すごく奥行きを与えていただいたと感じたのです。私が想像力欠如しているだけなのかもですが、小説家の先生の筆力ってスゴイ!!!!!!!っとマジで震えました。なんであんなに静甫が苦しそうな悩んでいるような顔をしているのか…と意味を定義してもらえて、自分の中でその先を期待する気持ちが爆発的に膨らみました。

あれやこれや考えている静甫をまるっと、かつ強引めに囲い込んでいる旦那はん(俺しかおらんやろ、なにゆうてんねん、黙って側に居っとれ的態度)が、これまた可愛らしい。大雨になって「危ないやん」ってなったら、あわあわ本宅やのうて、静甫のおる家の方にぐしょぐしょになりながら駆けつけるのが可愛らしい。あんさん、もうちょっと静甫に優しゅうしたりなはれ、と思いました。

そう、お話は京ことば(なんと華藤えれな先生監修)なんです。それがまたこの二人の世界観にぴったりで、ああもう最高の中の最高でした。

「静甫にちゃんと学校いかしたって、ほんで側近みたいにしたってや。きっと静甫、旦那はんの役にたてるんを喜ぶんやと思うんやけどなあ・・」とめちゃ続きを読みたくなる、スーツ着ている静甫の絵も見たくなる、妄想が広がりまくるお話&イラストでした。出版社さま、何卒何卒、色々大変だと思うのですが、なんとかなりませんでしょうか・・・?絶対買うんですけどねええええ・・・