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女性kurinnさん

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鮫は桜に恋をする コミック

 

最初はどうかと思ったけど

初コミックスだそうです。また楽しみな作家さまがデビューしました。続編も決まってるみたいなので嬉しく思います。

帯には「一途なヤンキーとのサクラサク追いかけっこラブ」とあったのですが、桜木くんに惚れる前はセフレ女子たちと思いっきしやりまくってました。この辺が引っかかる人もいると思いますが、桜木くんを追いかけてからは彼一筋なので安心して下さい。

この鮫島くん脱ぐと凄いです。DKじゃないです。あそこまで完成された肉体はかえって不自然だと思いました。でも嫌いじゃないです。www

思わぬ人物に惚れられて追いかけられて、徐々に絆されて行くお話は沢山あると思います。なので、最初はどうかと思ってたんですが、いつの間にか鮫島くんの格好良さと桜木くんの可愛さに夢中になって読んでました。

続編楽しみに待ってます。

また泣かされたし…

せっかく夕飯を食べて落ち着いてから読んだのに、Epilogue「送り火」でまた目から水ですよ。でもまた晴人に会えて良かった(私が!)w

柴田のした事は私怨による物でしたが、結局は他の多くのイキガミたちに自らの未来を選ぶ希望を与えていました。

どんな事をしても不満に思う人間は常にいるわけで、誰の心を救うことは神でも出来ないのでしょう。事件を起こしたイキガミが最期に起こした出来事の後の満たされた顔、過去にどんな人物と出会っていたのかによって結果は変わったのでしょうね。でも、全てを周りのせいにする時点で怒る資格は無いのだと思いました。

鬼道のちょっと距離を置いた柴田への言葉が凄く良かったし、吉野の柴田に掛けた言葉に感動しました。

そして、ショート劇場「10年」の鬼道が格好良かったです。やっぱり鬼道は素敵だと再確認しました。

イキガミという特別な存在に目が行きがちだけど、人間の愚かさとか過ちとか業とか無償の愛とか詰まった素晴らしい人間ドラマでした。

泣いちゃうのは分かってたけど

まさかの「イキガミとドナー」の続編を読めるとは思わず、発売されると知ってからは予約をして届く日を楽しみにしていました。

ただ、耐え切れずに試し読みやレビューを拝見して、これは号泣コースだなと思っておりました。そして、案の定ですよ。www
でもね、泣きましたが号泣ではなかったです。春人の運命を知ってるだけに、そのシーンまでの晴人の笑顔や苦悩を知るたびにじわじわと眼から水が湧いて来るんですよ。

柴田に恋した胸のときめき、彼の目を奪ってしまった悲しみ、柴田と結婚出来たトキメキとQ国のイキガミに腕を奪われた時に浮かんだであろう愛する人の顔、もうねジワジワと胸を苦しめるんです。

そして晴人の真っ直ぐな愛に胸がトキメキながらも、自分の発した一言が呪縛となり彼に愛を伝えられない柴田の苦しみ。晴人がどんな思いで死を選んだのかを知ってるのは柴田ただ1人なんです。

晴人の死をここぞとばかりに利用する人々、そして晴人の死で生き残って良かったなと笑顔で残酷な事を告げる人。

柴田の元に戻って来た晴人の一部にやっと「好きだ」と言えた柴田の後悔。

ツイートとか拝見してても山中ヒコ先生がとても感受性溢れた正義感溢れる人だというのは伝わって来ていました。
この世の中に凝縮した矛盾や理不尽をギュッと詰め込んで昇華したのがこの作品ではないでしょうか?

目がショボショボするので、落ち着いてから下巻に進みたいと思います。それにしても晴人良い子だわぁ。悲しみ。

明烏夢恋唄 コミック

朔ヒロ 

読むのが逆になっちゃったけど

「明烏夢恋唄」「羅城恋月夜」「恋染龍雨衣」の中では1番切なかったと思いました。

それは暁人が1番平凡な人間でお人好し故に、危ういと思ったからです。実際に翠蓮と出会ってなくても真っ直ぐで無鉄砲な生き方は長生き出来ないと思いました。

でも、そんな暁人だからこそ翠蓮は禁忌を犯してまで彼を危険から遠ざけようとするんですよ。それが逆に暁人を危険な目に合わすとは思ってないんです。

誰にも理解されずに年季が明けるまでを淡々と過ごしていた翠蓮の元に届いた光が暁人なんです。このお互いを思う気持ちにジンっと来ました。

やはりこのシリーズ大好きです。もっと人気が出てその後の3CPのお話が読んでみたいです。続巻希望します。

個人的に暁人が買った壺に入ってた犬の妖怪が好きでした♡

羅城恋月夜 コミック

朔ヒロ 

もっと人気が出て欲しい

「恋染龍雨衣」を読んだ時に、こちらの作品が関連作と知りずっと読んでみたいと思っていました。

世界観といい朔ヒロ先生の絵が色気があって美麗で素敵でした。
こちらの作品より「明烏夢恋唄」の方が先なのですが、読むのに支障はありませんでしたが「明烏夢恋唄」であった出来事がこちらの作中で語られていたので、そちらを先に読んでおく方が絶対に良いです。

個人的に鬼のお話は大好きなのですが、茨木(シキ)の侘しさとか紺と出会った時からの気持ちの変化を知ると凄く萌えました。

それと紺の現世での生きづらさとか、友達を祖父に殺されてからの決意に胸が熱くなるんです。
こんな素敵な作品を買って満足して、そのまま忘れてた自分に怒りを覚えてしまいました。

タイムリーで読んでないので発売当時にどうだったか知りませんが、より多くの方に読んで欲しい名作だと思いました。お勧めです!

面白かった!

凄く面白かったです。涙精族の設定が興味深くて、いつでも前向きで強い怜優が男前でした。

反対に攻めの煌牙が優し過ぎて不甲斐なく感じました。怜優が現れる前にだって行動を起こす事が出来たんじゃないのかと思ってしまいました。献身的ですが情けないと思ってしまいました。ここは読み手によってかなり印象は変わると思います。

ですが、きっと諦観に満ちた煌牙が怜優に出会う事で、煌帝として変わって行く様子が書きたかったんですよね。
最後の煌帝として悪物一同を断罪するシーンはお見事でした。欲に塗れた人間の狂気が不気味で、上手く描写されていました。こういうの読みたかったんです。

そして中華風にありがちな名前の漢字問題ですが、ルビもありましたが何と言っても覚え易く呼び易い読みになってたので頭にスッと入って来ました。

貫井ひつじ先生の次の新刊が、大好きな「狼殿下と身代わりの黒猫恋妻」の続巻なので楽しみにしております!

アニメイトで買った自分を褒めてあげたい!

本編で本店での研修時にヒートになった葉那ですが、ホテルに隔離されて苦しんでいたところに連雀さんが駆け付けていました。

本編では出張先のイギリスから駆け付けるシーンはカットされてましたが、こちらの小冊子は店長から連絡を受けて葉那の元へ駆け付けるまでが連雀さん視点で描かれてるんです。

本編でホテルの部屋に入った途端に葉那に襲われたとありましたが、その真相がちゃんと描いてありました。www
連雀さんを求める葉那の本能は本当に鬼気迫るものなんですよ。

そして私がこのアニメイトセットを購入して良かったと思う点は、ちゃんと連雀さんが葉那を愛していて大事にしてると分かった点です。熱量が凄かったです。葉那に負けてないです。

これ、いつか電子でこのお話だけ販売されたら沢山の方に読んで貰えるのにと思いました。

噛まない理由

待ちに待った2巻ですが、またあの糞婆(失礼)が余計なことしてました。弟の言う通りに着拒にすれば良いのに、どうしてしないのか謎でした。

謎と言えばアルファの鷹司が番がいるからオメガだと感じないと言ってるのに、ヒートだと周り(オメガも)は匂いを感じるのでしょうか?

それと個人的に連雀さんが噛まないのは、もう一度噛むと番の関係が解消されてしまうのかなぁと思いました。
だって連雀妹が噛んで貰えと唆していたじゃないですか。葉那は無知なので心配です。

左京亜也先生のオメガバ設定がどうなっているのか、一般的な説明しか無いので分かりませんが。

それと意地悪してたと思ってた連雀妹ですが、店長に連絡したと知り確かに連絡先を知らなかったと思い出しました。本当はそんなに悪い子ではないのでしょうか?

鷹司が特殊な家と言ってたのに糞婆の価値観からすると、鷹司家が葉那に相応しいと思ってるという事はΩは子供を産む道具としか思ってないのかもと鷹司の台詞から思いました。

あの糞婆には酷い目にあって欲しいと思いながら、次巻を待ちたいと思います。www
出来れば旦那に愛想を尽かされて離婚されれば良い!専業主婦で苦労する姿が見たい。勿論息子達には接近禁止で!

店長さんは本当に良い人で、今巻の良い人大賞をあげたかったです。

それと出張先からのバスローブ姿の連雀さん、セクシー過ぎて鼻血が出そうでした。先生サービスショットありがとうございます!

SEX PISTOLS 11 コミック

寿たらこ 

面白い!

こちらの作品を読む為に9巻から読み直しましたが、正直言って関係なかったです。www
いきなり世界観に引き込まれていました。

実はここ最近の「SEX PISTOLS」に期待してなかったんですよ。登場人物増えて裾野が広がり過ぎて、迷走してるとしか思えませんでした。今作でも良く理解出来ない点は多いです。

ですがツイートにも流れて来た作中の台詞の意味が漸く分かりました!もうノリ夫への愛しかないじゃないですか!

凄く気になるのは空港でノリ夫の声でもって国政が正気に戻った点でした。やはり斑目本家は滅したいと思いましたね。
次巻は学園生活に戻ったままなのか、またはまた舞台をどこかに戻すのかとても気になりました。

志信を手に入れるまではヴァルネラはノリ夫たちの味方のような気もするし、これからの展開が凄く気になるので次巻は数年後なんて言わないで下さいね!

女将の過去編も凄く良かったです。振り回されながらもマキヲに惹かれて行く姿が可愛かった。斑目本家に従順なようなマキヲが、いつ父親に再び牙を剥くのか楽しみにしたいと思います。

続き待ってます

もう最後にいつ読んだかも思い出せないほど、星野リリィ先生から遠ざかっていました。
でも先生もBLから遠ざかっていましたよね。

私はかなり昔の先生の作品が大好きなのですが、今の星野リリィ先生の圧倒的に美麗な絵も好きなのでBL作品を再び読めてとても嬉しく思います。

BLとしてはかなりソフトな仕上がりになっていましたが、これはこれで良いと思いました。

ただ、やっと2人の想いが通じ合ったところなので、是非この続きが読んでみたいです。

涯外殻の前の部隊長とのやり取りを見てみたいし、デュラントの師匠を懲らしめる話も読みたいし、このメンバーで活躍するお話が凄く読みたいと思いました。
デュラントを男性として見てない女性陣のエピだって知りたいです。

凄く魅力的な設定なのでシリーズ化を希望したいと思います!