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女性kurinnさん

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まだ読んで無い人にお勧めします!

上巻では篠口が年末に病院から外泊許可を貰っていましたが、下巻は黒澤の自宅マンションから病院に戻るお話から始まっていました。

そして下巻ではいよいよ篠口が退院して職場復帰していました。この職場復帰当日のシーンでは泣かされてしまいました。とくに男泣きする谷崎さんに感動してしまいました。
それにしても良い職場に配属されて良かったです。

これも黒澤のあの時の采配があったからなんですよね。そして帰宅途中にフラッシュバックを起こした篠口を迎えに来た黒澤が格好良くて悶えまくりました。

犯人の余罪が明らかになったり、篠口が仕事で以前の様に活躍しだしたりと段々と元の生活を取り戻す様子にホッとしました。
黒澤との同居生活の様子も勿論良かったです。保護犬を迎える時の2人が凄く素敵でした。

下巻では気になっていた黒澤の離婚した妻の事が書いてあったんですが、ここだけなんか出来過ぎのような感じがしてしまいました。

短編の「暁」は篠口救出時が神宮寺視点で書かれており、あの時を裏側から読む事が出来て理解が深まった感じです。

そして「雨の降る夜は…」は篠口が独身寮を出てからちょっとした辺りに、黒澤が篠口のマンションにやって来るお話でした。この頃には黒澤の気持ちはかなり決まっていたと思いました。

次に「レイディ」ですが、事件から1年弱のお話でした。保護犬のレイディを可愛がる篠口の様子が微笑ましかったです。そしてその様子を見守る黒澤の篠口に対する深い愛情に感動します。
このお話では以前の様な性に奔放な篠口がちょっと戻って来ている様な気がしました。

あとがき後の「ウィークエンド」ですが、黒澤の誕生日に料理とケーキを用意する篠口でした。同居しているのが当たり前になっていて、2人がとても幸せそうでした。

まだ「甘い水」とか読んでないので、読んでみようかなと思いました。

黒澤の深い愛を知る…

こちらの続編も凄く良かったです。
淡々としながらも前作に足りなかった部分が書かれていました。

そして当事者にとっては拉致監禁から救出されて、めでたしではない事を改めて痛感させられました。

肉体の傷は治っても心の傷はなかなか癒えない…、篠口の苦悩とそれを包み込むような黒澤の愛情に萌えまくりました。決して無理矢理じゃなくて、あくまでも篠口に選択肢を与えるスタンスが素晴らしいんです。前作からですが更に黒澤ファンになりました。

そして「ストームグレイの行方」では、2人が身体の関係になるキッカケが書いてありました。最初はお気に入りってだけで、黒澤には篠口に対する愛情がなかったんですよね。

前巻と違って事件後なのでゆっくりゆっくり進むのが、篠口の再生物語として良く出来ていて夢中になって読みました。

面白かったです!

「墨と雪2」の上下巻が発売されると知って全巻購入してみました。

なので誰が篠口を拉致監禁したのかを知っているので、黒澤の警告を本気にしない篠口にハラハラしながら読みました。

絶妙な距離感を取りつつ篠口を見守る黒澤に痺れました。自分が動けないので他者に篠口の救出を任せるしかないジレンマを思うと泣けて来ました。

「墨と雪2」の上下巻も読んでの感想なのですが、こちらの巻では篠口の救出までと篠口の病室での黒澤の細やかな心配りが描かれていました。

拉致監禁されてた篠口の絶望感とか暴力は痛々しかったですが、犯人に汚されるシーンは読者の想像に任せるような文章になってたのにホッとしました。

私のように未読の方には一気読みをお勧めします。

二人の活躍をもっと読みたい

草間さかえ先生のコミックスを読むのは久しぶりの様な気がします。こちらの作品は雑誌に載っているのを何話か読んだ事があったので、とても気になっていたんです。

松田が見た目に反してチョロくて読んでて心配になるのですが、段々と神子に絆されて行くのが良かったです。二人の絡みが色っぽくて眼福でした。

決して草間さかえ先生の絵は好みじゃないんですよ。でも身体の線とか人物の構図とかに味があって、唯一無二のものだと思うんです。

二人の恋愛面ももちろん面白いのですが、探偵事務所に持ち込まれる依頼というか事件がこれまた面白くて夢中になって読みました。どの事件も捻りがあって面白かったですね。流石としか言えませんでした。

個人的に好きだったのは松田が元セフレに巻き込まれた事件でした。松田が拐われたと知った神子の必死さに、彼の本気度を見ました。
セフレのような関係だったけど、ちゃんとお互いに気持ちがあったことにギュッと心を掴まれた感じがしてとても萌えました。

このお話このまま終わるの勿体ないので、もっと続いて欲しいと思いました。二人が事件を解決していくのをもっと読みたいです。

これが噂の…

犬好きなのでずっと気になっていたポメガバース、でも商業作品では見つけられないでいて…なのでコミックスとして発刊されると知り楽しみに待ってたんです。

可愛いのはもちろんでしたが、そこは博士先生らしくエロもバランス良く入ってて楽しめました。局部は真っ白なのに入るところが描き込まれているので、とってもいやらしかったです。

ポメラニアンになるソラがあんなに可愛いのにエッチで、更にいやらしいことに貪欲なのが良かったです。攻めの松田くんがタジタジなのも可愛かったです。

二人の関係を確認しないままに、身体の関係だけ先に進んだのは若さ故だと思いますが、口下手な松田くんが関係を正そうとした時にソラが誤解してポメラニアンから戻れなくなってしまうんです。

松田くんとおばあちゃんと亡くなったポメ太のエピソードが良くてジンと来ました。
そして、ソラのお兄ちゃんが良い味を出してて、お話を締めてくれてたと思いました。

噂のポメガバースを初めて読みましたが、噂を知った時はどうやってBLになるのか疑問だったんですよね。でも、こうやって読んでみると作者さまの裁量に任された部分が大きくて、色んな可能性がある事が分かりました。世の中猫ブームでしたが、犬好きには嬉しいお話でした。

期待以上!

初読み作家さまでした。読み始めは良くありがちなお話だと思ったんですが、読み進めるうちに池尻の変態っぷりに持っていかれて、瀬戸のお人好しなチョロさが可愛くて夢中になって読んでました。

とてもノリが良いし、テンポも良くて何度もクスっと笑っていました。
早々に池尻の暴走で身体だけは繋げてしまうのですが、決して悲壮感は無くてそれも瀬戸の前向きな性格故で好感さえ持てるんです。

合間合間に入るデフォルメされた池尻と瀬戸も可愛いし、瀬戸の友人も結果的には良い恋のアシストをしていたと思いました。

二人の初デートが甘酸っぱくてまさに青春かって感じのシーンなのですが、そこでも池尻のキャラが爆発してて上手い具合に力が抜けてて笑えました。

池尻の変態具合が面白くて、ギャグばかりが目に付きやすい作品ですが、そこは瀬戸のキャラが上手く纏めてくれていたように思いました。
ちゃんとキュンもありました。

何となく購入した作品でしたが、期待以上に面白くて山口すぐり先生の他の作品も読みたくなりました。とても素敵な作家さまを見つけられて嬉しく思います。

役者は揃った…次は…

楽しみにしていた7巻です。
6巻では玉兎、麗皓、隆義に翻弄されて追い込まれていた純皓と光彬でしたが、今作では光彬が自分1人だけで抱え込まずに周りに頼るという気持ちに気付けたのが大きかったと思います。

それでも悪しき神となってしまった玉兎の力は凄まじく、麗皓の紫藤家長男である和皓への復讐も相まって純皓と光彬は絶対絶命のピンチに襲われるのです。

今作はあとがきで宮緒葵先生が触れている通り「オールスター勢揃い」でした。今まで登場していた光彬を取り巻く面々が大活躍しているんです。特に鶴松の活躍が目覚ましくて、光彬に守られてばかりいた幼い鶴松からかなり成長していました。

そして、待ちに待った剣精鬼讐丸が光彬の元に戻って来るんです。とっても気になる戻り方をしていました。
ここで本編が終わってました。
虎太郎が玉兎について気が付いた、光彬にしたためた手紙の内容もとても気になります。

番外編の「雑草の矜持」は虎太郎に手紙を託された元助の過去と光之介(光彬)を慕う気持ちが本編の出来事を通して書かれていました。

もちろん光彬と純皓の活躍も素晴らしかったですが、光彬が全てにおいて純皓と思いを共有して共闘してたのがこれまでとは違ってて、ラスト一巻に向けてとても楽しみになりました。
早く読みたいような、終わるのが寂しいような複雑な気持ちです。

早く12巻を!

10巻を読み終わって直ぐに続きを読みたいと思ってたので、待ちに待った11巻でした。

前巻で心配してた真矢の隣の部屋のあのDKのアオ君…どう関わって来るのか心配でしたが、まさかの眠傘モテ期がやって来るとは思いませんでした。11巻まで続くとキャラも成長するって事なんでしょうね。確かにオシャレになったし、真矢に愛された事によって表情も明るくなったし凄く魅力的になりました。

しかも真矢がそんな眠傘に4年経っても夢中で、顔面偏差値高い溺愛系って最高ですよね!

それにしてもアオ君の感情がどういったものなのか?これからも真矢に対して挑発的な態度を取り続けるのか?とか、とっても気になるところです。

眠傘にはこのままの純粋さで突っ走って貰いたいです。
そしてその分は沖野が苦労しそうだけれど、真矢の安定した精神状態の為にも頑張って欲しいです。

11巻読了したばかりですが、早くも続きが読みたくてしょうがありません。

シリーズ初めての人間受け

感無量でした。
素晴らしい画力と魅力的なストーリーで、お見事としか言えませんでした。

大好きなシリーズなのですが、フェイとツァイホンにリウシンとジーイエまでチラッと登場してて、全てがこの一冊に繋がっていました。

今作では初めて受けが人間でしたが、そのリュイの鴆に対する健気なまでの思いや献身、そして自分に向けられた好意への鈍感さに、感動したりヤキモキしたりて、いつの間にか夢中になって読んでいました。

ティェンランのリュイに対する一途な思いと、罪人であるリュイの逃げ場の無い閉塞感に悲恋の予感さえ感じてしまったんです。

ティェンランとリュイのお互いに対する深い思いと行動に、何度ウルっと来てしまったことか…。

リュイの印象的で魅力的な眼と、リュイへの好意を自覚してからのティェンランの可愛さが特出していました。攻めがこんなに可愛くて良いのって思ってしまいました。

最後の2人の笑顔が本当に幸せそうで、心が温かくなりました。

あのクソキノコが…

まさか将大の弟の将太が主人公のコミックスが出るなんてと驚愕しました。
だってあのクソキノコですよ、腹黒で性悪でどうしようもないあの弟のお話をどうやって作り出すのだと…ちゃんとBLになるのか心配してました。

でも読んでる途中で将太に懐かれて怯える詩郎にクスッとしたり、将太の成長に涙する世話役の亀山に爆笑したんです。

何よりも将太が段々と改心して行くと同時に、可愛く見えて行くのか良かったです。気がつくと夢中で読んでました。

このシリーズ最高ですよね。立派に仕事をしている将大まで見る事が出来て感無量でした。

そして将太に絆されて、何だかんだと面倒を見る詩郎のバキバキの肉体に目が釘付けでした。

描き下ろしの詩郎と幸せそうに暮らす将太が可愛かったので、まだまだ続きを読みたいと思いました。あのバキバキの肉体の秘密が知りたいです。www

あとがきで阿部あかね先生も、まだまだ2人の話を描きたいとおっしゃっていたので楽しみに待っていたいと思いました。