電子書籍版を購入
「神」とめちゃくちゃ迷って「萌萌」評価です。
最近、老いの為か長編や壮大なファンタジーかしんどくなってしまいました。
BL愛は今もあるのですが、徹夜で読書にふけることもなく。。。
そんな現状なので、本作も購入したものの重い腰をあげることも出来ず、お盆休みに入り、やっと手に取りました。
榎田先生の新作なので、とても楽しみにしていたのですが。
で、本作、思っていたのとは違いました。
あらゆる意味で。流石です。
以下、微妙にネタバレ(勝手な妄想?)です。
時代背景が、ちょい昔?神話の時代?と思っていたらなんとなんと近未来。
猿の惑星を思わせる展開におお!!っとうならせられました。
そうか、そうくるか!
しかも、人工知能を神と奉っている世界。
しかも人工知能の遺伝子操作によって生み出された人間が支配する世界。
物語の途中で、星座が見えるようになるくだりがあります。点で存在していた星が突然、白鳥になり鷲になる。
それと同じで本作も突然、物語が変化します。
続くのかな、これで終わりかな。
読みたいけど、蛇足のような。
とにかく、素敵な物語、ありがとうございました。
電子書籍版が新しく出たので、早速手に取りました。四部作の前半2作は今回、残りの後半2作も1ヶ月後くらいに電子化との事ですので楽しみです。
表題作の他に、表題作の少しあとの凪斗視点「あたたかな輪」、その数年後の凪斗視点「月光虹」が収録されています。
あとがきも今回のために新たに書かれています。
今回、「萌×2」評価です。
面白かった!
神でもよかったのですが、まだまだ序章ということもあり、この評価にさせていただきました。
凪斗がどのように成長するのか早く続きが読みたいです。
随分前の作品ですが、テンポもよく好きな感じ。
久しぶりに夢中になりました。
電子化されなければ手に取ることはなかったと思います。
出版社が前半と後半で分かれるようですが、色々と調整して頂いての電子化に感謝です。