sugichanさんのマイページ

萌×2作品

女性sugichanさん

レビュー数13

ポイント数122

今年度197位

通算--位

  • 神7
  • 萌×26
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0
  • 絞り込み
条件

指定なし

  • レビューした作品
  • 神作品
  • 萌×2作品
  • 萌作品
  • 中立作品
  • しゅみじゃない作品
  • 出版社別
  • レーベル別
  • 作品詳細
  • レビューした著者別
  • レビューした作画別
  • レビューしたイラスト別
  • レビューした原作別
  • レビューした声優別
媒体

指定なし

  • 指定なし
  • コミック
  • 小説
  • CD
  • DVD
  • ゲーム
  • 小冊子
  • GOODS
発売年月
月 ~
レビュー月
表示モード

良い2作

Kindle unlimitedで読みました。
本作は表題作の「僕の淫らなポールスター」と「トラブリング・トレーニング」の2作で構成されますが、どっちも違ってどっちも良いです。こういう二作組はどっちかがあんまりだなってことが結構あるのですが、これはどっちも違ってどっちも良いというパターンでしたね。
「僕の淫らなポールスター」はトレーニングジムで出会った二人が、既に関係性がある上で惹かれていく話なので、ポールダンスがエロくて突発的に事に及んだ感はありません。関係性あってのラブ&エロなので、どんなにポールダンスがエロくても安心して読めたのが良かったです。キスマークつけて踊るシーンは特に最高。同じジムのモブっぽい眼鏡男性も良いキャラなので、メリハリが効いていて非常に読みやすかったです。
一方で、「トラブリング・トレーニング」はがっつ調教(笑)。マッサージであれこれ的な導入から始まり、受けの体を開発するシーンがめっちゃエロい。最後は「実は知ってる人でした」というオチになるので、「僕の淫らなポールスター」とは展開が逆になりますね。
この2作を一冊に入れた、というのが個人的にバランス最高でよかったです。

一筋縄ではいかない展開

Kindle unlimitedで読みました。
あらすじにある通り、表向きは同じサークルに所属しているだけの二人が、アプリゲームでリアルでもガッツリ繋がってしまうというありがちな導入です。ただ、ここから恋愛ゲーム、いわゆる恋の駆け引きへと展開したのはすごく面白かったですね。正直テクノロジーが進化したスマホ世代の関係性構築において、ここまで駆け引きが楽しい恋愛描写も新しいなぁと思いました。
大学のサークルでは絶対に知りえなかった性格や性癖が徐々に暴かれていき、一歩進んだり進まなかったりしながら、くっつきそうでくっつかない展開が良かったです。エロ多めだけどキス多めのエロっていうのも良かったですね。そう簡単に流されない真波(攻め)が百戦錬磨の韮沢(受け)を翻弄して、照れさせたり惚れさせたりするのが本当に好きです。慣れた非処女の受けが本気で恋したり、我を忘れて感じたりするのが好きな人は絶対性癖だと思います。

これは良い魔性の男

Kindle unlimitedで読みました。
これは良い魔性の男です。穂鷹(受け)はツンデレ要素もあり、可愛さもあり、エロさもある。そしてこれらの属性が勇誠(攻め)との過去に起因するというのもまた魅力的です。しかも黒岩チハヤ先生の絵がすごく美しいので、どのシーンも美麗で目が離せません。オチに使われがちな上司も困ったときには協力してくれるけど常識的という人柄が最高で、今作のキャラクターは全員好みでした。
ちなみに二人の関係性は「付き合ってラブラブ」までいかないのですが、最後の描写を見ると、勇誠は穂鷹の攻略方法をすでに知ってる気がします。このエンドが好きなんですよね。まだ不安はあるけれど、勇誠は穂鷹を幸せにする方法を知ってるから、これからその不安を少しずつ取り除いていけばいい。二人には明るい未来があると思わせてくれる、そういう良さがありました。

ご都合主義なしでこれはこれで良かったかも

Kindle unlimitedで読みました。
社会科の先生(攻め)×保健医(受け)というカップリングで、前半は野江(攻)目線、後半は箕面(受け)目線で描かれます。ちなみに箕面のお気に入りの男子生徒・麻生は黒岩チハヤ先生の画力もあってより一層かわいく見えます。可愛いのに運動部という最高の萌えキャラですが、今作においてBL的な絡みはありません。
正直ストーリー展開は無理がある(学校で自慰はさすがにないかな(笑))と思いましたが、後半戦のHシーンはエロくて良かったのでこの評価にしています。あと、実は最後まで読んでもラブラブ両想いにはならないので(なりそうな予感はありますが)、ご都合主義に流されずに新鮮なエンドで良かったなと思ってます。

どちらの作品も受がかわいい

Kindle unlimitedで読みました。本作は表題作「大事なことなので、二度。」と「社長のかくしごと」が入っています。イラストがきれいで読みやすいです。

「大事なことなので、二度。」
竜二(攻)はあれだけど友也(受)は可愛い。
最初は竜二の優柔不断でふらふらしてる感じがあまり好きになれないのですが、竜二と友也が友達という設定があるので、友達目線で見ると悪い奴じゃないのかなという印象です。がっつり恋人というより友達の延長みたいな付き合い方の方がお互い長続きするんだろうなと思いました。個人的にHが好きな受が好みなので、付き合ってから堂々とH好き公言する友也に好感が持てます(笑)。付き合ってからのシーンは安心できるので、付き合う前を乗り越えるとテンポよく読めました。

「社長のかくしごと」
社長の人物像をすべて知るには尺が少なかった印象なのですが、最後の女性社員の会話が全てを物語っていて良かった。「うまくいきますかね~?あの二人」「いくでしょ 来てない時点で」という短い中でしっかりオチをつけてくれるのはありがたいですね。

実は純愛。何回か読むと魅力がわかる

Kindle unlimitedで読みました。
実はこの「ワルイコトシタイ」シリーズ、私は過去に全部読んだことがあるはずなのですが、この作品はなぜかあんまり記憶になく・・・。おそらくスピンオフの「じゃないけどシリーズ」(特に「嫌いじゃないけど」)があまりにも好きすぎて、記憶から抹消されたのではないかと思っています。
ただ、今改めて読んでみると思ったより奥が深かったんだなと思います。シリーズの中で本作の印象が薄くなってしまうのは、二人とも感情が表に出ないタイプなのと、キャラクターの個性がぱっと見で分かるわけではないからかなと感じました。(当て馬の教授が一番濃いキャラかも?(笑))物語も淡々と進んでいく感じがして、あんまり読んだ実感もないんですよね。おそらくこれらの理由から、印象の薄い作品というイメージができてしまった気がします。
ところが、読み返してみると結構純愛なんですよね。七王が久遠を好きで、でも振り向いてもらえないから体だけでもと破壊的な衝動を起こす、という導入が切なくて、二人の絶妙な距離感がもどかしいからこそ応援したくなる。キャラクターの個性というより二人の関係性を想像して楽しむ作品なんじゃないかと思うようになりました。なので、この作品は一回読んだだけで心が支配される、というよりは何回か読んで初めて魅力がわかるタイプのものだと思います。
もちろん私は「じゃないけどシリーズ」が一番好きなのですが、シリーズ全体としては毛色の違うカップリングがたくさん用意されているので、絶対どれかは好きになると思います!

「願いましては!」の方が好きだった

Kindle unlimitedで読みました。
この本は「みひつのこい」「願いましては!」「眼鏡着用ノススメ」と3作収録されています。主題は「みひつのこい」ですが、個人的には「願いましては!」の方が好みでしたね。「みひつのこい」は法学部や弁護士に焦点が当てられているためトピックも重めで、ラブや糖度を求める私にはちょっと物足りなかったです。一方で「願いましては!」は甘甘なので読みやすかったです。攻が受を(ポルノとかではなく愛情表現の一つとして)撮影するシチュエーションが好きなので、カメラマン×銀行員という設定がおいしかったのかも。
ただ、重い話なら「みひつのこい」、ラブ重視なら「願いましては!」、眼鏡フェチなら「眼鏡着用ノススメ」と選べるので、1冊のクオリティとしては非常に高いと感じました。

「夢のような話」は2話だけです

Kindle unlimitedで読みました。
この作品はタイトルが「夢のような話(2)」ですが、「夢のような話」は2話だけしか入ってないので注意してください。

収録作品は以下にあげました。
「夢のような話」5~6話
「君に服従」1~2話
「獅子も拒まず」1話

「夢のような話」は望んでいたラストになりました。二人の将来が明るいんだろうなと想像できるラストにすごく感動しましたし、安泰だなと思えるところが今回はたくさん見られました。「君に服従」は、やはり表と裏のギャップがあるキャラクターが中心に描かれているのですが、攻がヘタレすぎて好みが分かれるかも?最終的にはかわいいカップルになりましたが、学生の恋愛という意味ではそのあとの「獅子も拒まず」の方が私は好みでした。
「獅子も拒まず」は王子様と見せかけてマイペースな里見(攻)とヤンキーなのに一途で健気な譲(受)の恋愛物語ですが、キャラクターがどちらも個性的で面白かったです。しかも受の方が背が高い!!BL界隈では稀有な設定だったので、もっと掘り下げたらすごく盛り上がるのにー!と思ったのですが、「獅子も拒まず」はこれだけで1冊あるみたいですね。そちらも読んでみたいと思いました。

話は重いが二人はずっと甘い

Kindle unlimitedで読みました。
元ホームレスの八京(攻)と御曹司の聖人(受)の年の差&格差のラブストーリーです。この話が良かったなぁと思うところは、八京も聖人もクズではなく、二人の関係が下剋上になったりとかそういうBLあるある展開にならなかったところですね。
もちろん会社自体はいろいろ展開があったり、兄弟の関係だったりとか家族のこととか、それなりに重い話もあります。ただ、二人はずーっと甘いです。周りは色々あるしそれなりに外的な事件は起こるけど、二人はずっと両想いというのが伝わってきて全体的にラブラブな印象を受けました。サブキャラクターも掘り下げ甲斐がありそうな人ばっかりだったので、またスピンオフ作品も読んでみたいなと思いました。
あとウノハナ先生の作品の中ではH多めです!色んな体位が拝めたのでとても満足できました。

春平の謎が解けた

Kindle unlimitedで読みました。
「夢結び恋結び」を先に読んでしまったので、春平の謎が残ってしょうがなかったのですが、春平の好きな人って徳丸だったのかー!納得です。空手道場も「夢結び恋結び」では全然イメージがついてなかったので、古き良き時代の道場っていう感じの雰囲気に納得しました。そりゃ高校生になっても通いたくなりますよね。今思えば「夢結び恋結び」に徳丸と蓮根が出てきてくれたらもう少しわかりやすかったのでは?と思います。
と、春平のことばかり書いてしまいましたが、本作はメインが高校生の話なので、「将来どうするか」が一巻からどんどん広がっていくのはすごく面白かったです。茶道家元の蓮根と普通家庭の徳丸は生まれ育った環境も性格も違うけど、お互いが歩み寄って成長していく青春物語に仕上がっていました。ただ、二人とも大学生に落ち着くっていうのはそんなもんかなと思いつつ、ちょっと拍子抜けではありました。実際、登場人物は多いけれども特に掘り下げなくてもいい人も多いので、なんかわちゃわちゃ感はあったんだけれども、ドラマ性としてはちょっと物足りなく感じましたね。二人の将来がもっと見える描写があれば「神」にしていました。