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中華ファンタジーが好きならお勧め

アニメを見て「絵が綺麗なのに話が良く分からない!」と思って原作を読み始めました。「魔道祖師」はドラマで見て分かりやすかったので、本作のアニメがちょっと分かりにくいんですかね。
ただ、原作は良かったです。ストーリーそのものは壮大な中華ファンタジーで、アクションあり謎解き要素ありで面白かったです。ファンタジー要素が多くてよく分からなかったり、一方で説明が冗長だと感じる部分もありますが、二人の関係性が徐々に近づいていく感じに共感しました。中華ファンタジー好きならお勧めです。

どこをとっても最高だった

この作品、すごく評判良くて気になっていたのですが、オメガバースが苦手で避けていました・・・が、聞いてみたらやはりイメージ通り良かったです。というのも、オメガバース要素はそこまで強くなく、どちらかというと人間的な欠落を埋めていく関係性が理想的だからだったかなと思います。

・・というところまでが原作を読んでの感想だったのですが、CDを聞くと古川さんの双子役がハマっててすごい。ちゃんと二人いるんですよね。フリトを聞いた時に、「アレ?もう一人の声優さん先に帰った??」となるレベルの双子役なんですよ。そっくりなんだけど別人格というのが分かるし、視点(モノローグ)が斗和だから「どっちが喋ってるかすぐ分かる」「どっちが喋ってるかすぐ聞いただけでは分からない」のバリエーションがグラデーションみたいにあって、才能のえげつなさを感じました。そもそも1枚で同じ声優さんの受も攻も聞けるのご褒美過ぎません?古川さんのファンはアレコレ考えずに聞いた方がいいです(笑)。
また、小林さんの斗和もエッチでかわいくて、でも序盤から闇がありそうな感じが好きです。原作よりも分かりやすい表現で、感情の機微が分かりやすいところも安心して聞けました。

音声しかない状態だからこその良さが絶対見つかる作品なので、原作読んだ方も絶対聞いてほしいと思いました!

可愛い話だけプレイ内容は充実してる!

ラブコメっぽい要素もありつつ、テンポ感が良く進みます。
特典トラックがエッチでフリトも付いているのが良いです。古川さんと村瀬さんのコンビは別作品でも聞いていて、相性の良さを感じしていたので本作でも魅力全開で良かったです。会話の距離感やテンポが好きなんですよね。
ちなみにプレイ内容としては潮吹きがあったのが最高!コメディなのにエロは充実してたので良かったです。

ただ、話の内容としては好き好きあるかなぁと思いました。受があほすぎるというか、脳直すぎて苦手に感じる方もいそう。とはいえ、原作では苦手に感じるキャラでも村瀬さんの演技力で「可愛い!」になるから不思議。

超王道の純愛ストーリー

原作既読。原作を読んだときに女性キャラやモブが多かったのでCDを聞くかどうかかなり迷ったのですが、以下の記事を読んで、おとなしめ×高DT力のキャラクターを演じる古川さん貴重!と思って遅ればせながら聞きました。
https://blnews.chil-chil.net/newsDetail/32583/

ちなみに、CDを聞く前に原作も読み直したのですが、このBLCDのMVPは間違いなく奈々ちゃんですね。原作と比べて特にイメージに違いはなかったのにイライラしない!すごい!!と思いました。私は女性キャラやモブキャラにいつもイライラしているタイプなので、最後のペンを返すシーンで普通に泣かされてしまい、その演技力とBLCDに自然とハマる声質に感動しました。

もちろん、メインのお二人も良かったです。

興津さんの先輩は原作を読んで予想していた通りだったのですが、圧倒的スター性というか、ストーリーを引っ張る力がさすがだなぁと思いました。前半は先輩のずるさや周囲の恋愛話が多くて、原作を読んだときは雑音が多い印象だったのですが、脚本の構成と興津さんの演技力で先輩と伊藤の関係性に集中できたのが良かったです。実は私は先輩のことはあんまり好きじゃないのですが、ストーリーの中で先輩と同じように戸惑ったり共感したり、原作以上に没頭できたのが良かったです。そして、「俺と付き合ってみるか?」のトーンがえげつない。あのシーンがリフレインするたびにパッと情景が浮かんでくるほど、ドストライクなトーンでした。

古川さん演じる伊藤は第三話からメインで心情が語られるのですが、引っ越しのシーンからエッチでちょっと心配になりました(笑)。伊藤は感情の起伏が多いキャラクターではないのでBLCD映えしないように思ったのですが、別れ話をするときのトーンや間合いが絶妙で感情を引きずられました。古川さんの役者としての強みというか、切ないシーンだから切なく喋る、とか、甘いシーンだから優しく喋る、ではなく、聞き手にどう刺さるかベースで演技できるのがさすがだなぁと。そこまで湿っぽくないのに切なく感じたり、CDジャケットになってるシーンでは甘すぎないトーンで話してるのにそれが無性に甘く感じたり。無限の想像力を提供してくれるところに感動しますね。あとフェラが上手い(笑)。事後の掠れた声がリアルでびっくりしました。

全体的には原作と比べて端折られたシーンも多く感じましたが、一方で原作で「うーん」となった箇所が修正されていたのでとても良かったです。私はBLCDの方が印象が良かったので「神」評価にしています。

キャラクターが魅力的

ファンタジー要素が強い話ですが、出てくるキャラクターが魅力的で読みやすかったです。メインのレイランドとカインだけでなく、カインの双子の弟スウェンと王太子のベルセリドも魅力的なキャラクターで嫌味がない。実は本当に悪い奴はあんまり出てこない作品なので必要以上にイライラせず読めました。
レイランドがカインを好きになっていく過程もじっくり楽しめますし、前世の記憶が蘇って二人が和解するシーンは感動的でした。が、後半に情報が多すぎたのでラブ要素が少なくそこだけが残念でしたね。前世では友人だったので恋人関係になっても甘くなりすぎることはないのかもしれませんが、せっかく300年という壮大な時間をかけたのだから、もっとロマンチックで熱っぽいイチャイチャがあっても良かったなぁと思いました。

大恋愛だけど絡みは少なめ

身分差あり、戦争あり、幼少期からの成長あり、と時代背景としても時間軸としても壮大なスケールで描かれており、ストーリーはすごく面白かったです。この時代をテーマに扱った一般作品は暗い話になりがちですが、本作はBLらしくレイモンドとエドワードの大恋愛を柱としていたのでその点では暗い気持ちにならずに読めました。
ただ、内容が濃いので仕方ないのかもしれませんが、二人の関係性の成熟に関してもさらっと描かれていたのが残念でした。レイモンドとエドワードのHシーンもさらっとしていて、二人が両想いになってどんな関係性を築いていたのかもっと知りたかったなぁと。展開は面白かったですが、BLらしい男同士の絡みという意味で物足りなかったのでこの評価としました。

ファンタジーが強いかも

砂原先生と言えば言ノ葉シリーズ!の人間なので、ハートフルファンタジーなのは予想していたのですが、言ノ葉シリーズに比べるとファンタジー要素が強く感じました。ただ、最初と最後で印象の変わる作品で、ストーリー展開はハラハラしつつも一気に読める楽しさがありましたね。また、どういうオチになるのかと大まかに想像できても、細かい謎まで全部当てるのは難しく、ありとあらゆる伏線をしっかり回収する展開にとても感動しました。安心して小説を読みたい方には向いていると思います。
個人的にファンタジー設定はあまり好きではないのですが、今作はストーリー展開としてはミステリー要素もありかなり面白かったです。ただ、人間模様をガッツリ楽しみたい方は「言ノ葉」シリーズや「心を半分残したままでいる」の方がおすすめですね。今作は受け攻めともに高校生なので、人間模様としては物足りなく感じてこの評価になりました。

あいとまこと コミック

森世 

地雷がないなら

有名な作品だったので読んでみたいなぁと思いつつも、オメガバース、3P、近親相姦と個人的な地雷が多く・・・ずっと購入するかどうか悩んでいましたが、結果読んでよかったと思います。好き嫌いが分かれる作品だと思いますが、ストーリーは王道です。満たされない穴を埋めるような関係性で、恋愛というよりお互いへの絆の要素が強く、BLに少女漫画要素を入れてほしくない私にとっては理想的なストーリー展開でした。
ただ、Hシーンはプレイ(道具など)特化型なので、ラブラブHに興奮するタイプの方(私もそうですが)は結構しんどいと思います。オメガバースの設定があるからこそ双子設定が生きていましたが、オメガバースに期待する番とのいちゃいちゃラブラブHはないです。
なので、BL的な萌要素があまりなかったという意味でこの評価にしました。ただ、物語としては斬新で魅力的だと思います!

社会人の恋の話

本作はサヨナラゲームの続編でチェンジワールド(上)とペアになります。そして、要祐(受)が社会人になったのでリーマン×リーマンです。そういった意味ではサヨナラゲームより断然好みでした。スーツ着たイケメンは何人いてもいいですからね(笑)。また、テーマとしては恋より愛に重点を置いていたように思います(南月先生もあとがきに書いてくださっています)。なので、サヨナラゲームでは「両想いになりました」で終わったところを、チェンジワールドでは「二人で今後も長く付き合っていくなら」とより将来を深堀するようなストーリー展開になっています。上下巻ありますがBLあるあるのゲイとノンケの葛藤を軸に、二人の社会人としての成長や変化にスポットが当たっていた印象です。本作の当て馬(アドバイザー?)の穂積も良いキャラクターなので、前作に比べるとBL要素多めで良かったです。

読んでみての感想としては、安心して読めるすれ違いで良かったなぁと。サヨナラゲームではヒヤヒヤするようなシーンも多くありましたが、両想いで二人の気持ちが一貫しているだけにチェンジワールドは安心して読めました。変にストレスを与えてこないけど、何も起きないわけではない、というのは続編の良いところだと思います。また、要祐が想像以上に優秀で、最終的に穂積より上手だったのが痺れました。あんなに仕事できる男なのにHでドライオーガズム決めちゃうの、ギャップ最高では?(笑)。そして、郁央の乙女ゲームか?という無自覚モテ男も健在で、でも前作より人間臭く、大人の男性として魅力が増しているのがすごく良かったです。ラストまで安心して読める良作だと思いました。

再会BLが好きなら

ちるちるでの評価が高く、kindleでキャンペーンをやっていたので購入しました。サヨナラゲーム、チェンジワールド(上)(下)を購入しましたが、いずれも再会BLとしての良さもあり、恋愛描写や心理描写もしっかりしているので良かったです。
とはいえ、最初は郁央(攻)の妹や職場の女性がたくさん出てくるので、読むのがしんどかったですね(女性がBLででしゃばるのがダメなタイプなので)。半分くらいは頑張って読むことになりました。ただ、後半はメイン二人の話になり、随所随所で野球部だった設定も生かされていて良かったです。
個人的に好きな設定は、郁央が要祐(受)が自分を好きだとすぐに気づくところですね。この話の肝は要祐は一貫して郁央が好きだけど、郁央に多くを望んでいないという部分だと思っています。だから郁央は要祐のことが可愛くてしょうがないんだろうなぁと。キスシーンもタイミング良すぎて謎にドキドキしました(笑)。
なので、健気受が好きな方には特におすすめです。個人的に健気受が大好きな攻とするHシーンが大好きなんですよね。今作も期待を裏切らず、感じまくってる要祐がエロくて最高でした。基本的には多くの人に刺さる作品だと思います。