こちら、一巻完結ではなく、続きがある作品です。
作者様があとがきで書かれている通り、ゆっくりお話が進んだので、評価が難しく、萌という評価にしました。
受けがかわいい、攻めが取り繕ってる姿もそうでない姿もかっこいい、攻めが受けを好きになった理由が気になる、攻めの愛が大きい感じが好き、愛喰みという衝動が今後の物語にどう絡んでくるのかも気になる、などの理由から次の巻も買うことは決めました!
今回がゆっくりだったからこそ深く描かれて、次の巻がかなり面白くなる予感がしました(攻めの手の傷なども伏線だと思うので気になってます)。
上記の通り、萌える要素はたくさんあったので、次の巻が楽しみです!
表紙もとても素敵だし、夏だし読んでみるかと思って読みましたが大満足でした。
▪️きみが待つ部屋で
ポルターガイストの被害にあっている受けと配達をきっかけに受けと仲良くなった攻めの話です。
受けはポルターガイストを気にしているふうでもなく、あくまでポルターガイストは恋のスパイス的なもので明るく話が終わると思ってたんですが、考えが甘かったです…
▪️魅入られ、憑かれて、尺八様
最初痛がったり、怖がったりしている受けですが、尺八様の力?で快楽堕ちします。絵が魅力的で、イケメンな受けが快楽堕ちしている表情はとてもギャップありました。
▪️6と7
ネタバレなしで読んでほしい系のお話でした!どの作品も面白かったですが、私は一番こちらの作品が好きでした。無邪気な感じの攻めの雰囲気も、影がある雰囲気の受けも、ストーリーもすべてに惹かれました。
▪️先輩の育て方
攻めの顔も受けの顔も可愛いなって思ってページをめくっていったら、意外とグロくてビビりました笑
今まで読んできたどの作品とも違って、個性がすごいなと感じました。この受けには、この攻めしか無理だなと感じるような、とてもお似合いの2人です!
▪️運命と赤い糸
ヤンデレや執着攻め好きな方におすすめの作品です。登場人物も好きですが、お話の構成も好きです。希望を持たせた後はそうくるかと、感情が忙しくなりますが面白かったです。受けの今後や攻めがどう過ごしてたのかなど気になるので、後日談などあったらいいのになと思いました。
▪️砉(ほねとかわとがはなれるおと)
こちらの作品が一番怖かったです…!絵が綺麗なので、余計怖いです。そして、終わり方、ぞくっです。この作品が最後のお話だったので、いい意味で後味すごいです笑
予想していない終わり方だったので、びっくりもしましたが楽しめました。
オメガバースはα×Ωがどちらかというと好きなので、Ω×αのこちらの作品を買うか迷いましたが、タイトルに惹かれて買いましたが、面白かったです。
第二の性による悩みをうまく物語に組み込んでいて、登場人物の人格に影響していることも感じられたので、オメガバースの設定をうまく生かした作品だと思いました。
タイトルの「狂おし」ですが、私はサイコな感じを想像してましたが、好きすぎて狂った行動を選択してしまったという感じでした。酷いことをしていましたが、受けの目に映るために憎まれたいという純粋な思い?(適切な言葉が見つからず、すいません)からきているもので、想像していた狂ってるとは違いましたが、楽しめました。