かりんていんさんのマイページ

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女性かりんていんさん

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個人的にも楽しく読めました

表紙のスーツ姿の2人に惹かれて購入しただけで作者様もまったく知らず、後編もあることも知らずに読みました。
BL小説は好きじゃないと思いながら最近何故か何冊も立て続けに読んでいます。
この作品はBLらしい濡れ場描写はほぼなくふつうに面白かったです。
後編早く購入したいですね。
学生時代からの先輩後輩の間柄の検事のお話。
先輩は亡くなった恋人が忘れられず苦悩し後輩はそんな彼を救いたい。
暴力団絡みの組織犯罪事件も同時進行しているのでメロドラマ感、湿っぽさが薄まっていてわたしとしてはとても読み易い。
あと、よく知っているローカル地域がふんだんに描写されていて楽しいです。
いつ頃の大阪なんだろう。
あ、そういえばスマホどころか携帯電話が登場してなかったような?!

good bye Mr.TOP コミック

マスシタ 

美形イケメンカラダを楽しく愛でる1冊!

好きなんです、マスシタ先生の描くイケメンが大好き♡
この作品は途中まで配信を追っていましたがなかなか更新されず諦めかけてたところにコミックス化のお知らせが!
紙の本2冊目ですね。
こうやってまとめて読むとストーリーがあっさりしてるとかちょい日本人のお話には見えないとか、前作より気になる点もあるんですけども!
とにかくイケメン+筋肉は正義!
登場人物みな美形!
マスシタ先生に限ってはもう全部OKです、もうなんでもいいですとも!ラブコメなんだしっ
個人的には力の顔が好き
カラダは春臣
ラスト、力の愛情料理のせいで春臣のカラダがたるんできちゃう設定、そこちょっとだけ残念。
とにかく先生にはこの路線でブレずに行ってもらいたい、あとカラーイラスト集を出して頂きたいな♡

イドの遺言 コミック

アサヮ 

ハピエン

ネタバレ多いです。
下げます。








カズヤは5階の部屋に住んでいます。
そこからの飛び降りは大抵死亡を意味します。
彼はいわゆる別人格を消そうと飛び降りたわけではなく、ただ絶望して死にたくなった行動でした。
結果は2ヶ月で退院出来ました。
荒療治のおかげなのか絶望の原因でもあった別人格とやらは消滅、恋人は変わらずそばにいる。
これはハッピーエンドなんじゃないでしようか。
なんでメリバ??
1人の脳が生み出す人格とやらがいくつあろうと、それぞれはメビウスの輪のように繋がっている、そこに脳はひとつだし人間も1人だし。
難しいことは全然分かりませんけど、以前よりカズヤは自分のことが分かるようになって本当に良かったね、リョウともう離れないでねという気持ちで読み終わりました。
リョウはこいつもカズヤの一部なんだなってどのカズヤも認めていました。
カズヤ本人が認めてなかったから別人格にされていた深い欲望部分。
どっちのカズヤがいなくなったというのではなく、カズヤが素直に自分を出せるようになったのではないでしょうか。
成りきってやるよ、おまえに。
という和也の決意は実際のところ本当の自分自身になるって意味だと思います。
と書いたところでヘッセの「デーミアン」を思い出しまた読みたくなりました。










櫻狩り 下 コミック

渡瀬悠宇 

ラストシーンがモヤるのは今どきのを読み過ぎなんだと思う

数年前にたまたま購入した「櫻狩り」3冊。
内容は知らなかったのですがBL的な時代ものと知り数ページ読んでみて即閉じ。
血なまぐさい耽美は趣味ではなかったので。

けれど何故か急に思い立ち今日読み終えました。
なんで!
もっと早く読まなかったんか!自分!!

ずっとずっと昔の作品かと思っていましたがそれ程ではなく最初は2007年あたりに発表されています。

大昔20世紀に読んだ最初のBLと言われる作品を思い出しながら読み進めました。 
誰とでも寝る魔性の美少年と純粋で明るい健気な少年のあの話。
たぶんショタと耽美が苦手な私はあの頃から数十年BLとは縁のない生活を送っていたのだともいえます。
今でも魔性の美少年と太陽のような少年の組み合わせってテッパンですよね。

3冊読んでの感想はとにかくお話がスゴい!
こんなストーリー少なくとも現在のBL界ではなかなか見かけないです。
一気に読ませます!
ミステリーとしても最後まで読ませる仕掛けが存在していてアッとなるとこ複数回。
そして初めて
これがメリバってやつか、と納得がいったラストでした。
名作なので!
血なまぐさいのはちょっと、、
女性の存在感が強いのはちょっと、、
というかたも騙されたと思って読んで下さい。
すんごいです!

一個人の願望

毎回雑誌の配信も欠かさず読んでいるので、まとめて読めることも嬉しいのですが各特典の描き下ろしがもう楽しみで♡
毎巻盛り沢山に用意されていてもれなく集めてはニマニマしております。

さて5巻ともなるとこのお話のクライマックス、少なくとも恋愛面のクライマックスが近いのかなぁと嬉しいようなさびしいような。
というのも次巻の予告ページが巻末に載っているのですが、静と朔太郎が再会したのは出会いも期待できるバー、確か2年程前。
予告はその頃のお話に関係していましたから。
時々気になっていたのですがあの再会って偶然?
んなわけないらしい。
再会後まもなく久慈家に呼ばれた朔太郎は2度目の肉体関係を静と結びます。
寝入った朔太郎のそばでタバコを吸いながら
「忘れた事なんか一瞬たりともねぇよ」と呟くのは静。
重い、、、
これって執着攻めっていうやつでしょ、BL界隈でよく聞くよく目にする、、、
皆んな、もちろんわたしも大好きな攻めの典型、一大勢力!
ただ!
わたし個人的にはこの日常がタバコの煙のように流れて消えていくよなストーリーには登場してほしくはないタイプでしたね。
なんていうかアンニュイな曖昧な微笑のまま黙って抱き合って欲しかった、欲しいです。
だからあの静の呟きはかなり無視していました。
つまり久慈静が何年も、製薬会社に勤めていた頃から朔太郎に特別な感情を抱いており退職の日の夜つい感情が爆発してしまった、その後も忘れられなくてついついストーカーしていたとまではいかなくとも彼が行きつけのバーは調べて張っていただなんて事実がもし在ったとしても!
それは朔太郎には敢えて言わないでね。
なんかヤダ…
ごめんね心が狭くて
(それに一瞬たりとも忘れてない、なんてどんな辛い過去の出来事であろうとオムファタール、ソウルメイトであろうと胡散臭いセリフは静ちゃんには似合わないっ)

KOH-BOKU コミック

未散ソノオ 

BL界のスペシャル枠

はぁ、10年前に出たコミックスなんですねー
これ前から読んでみたかったんです、未散先生のデビューコミックスだと今日知りました。

おじさんは受けにしろ攻めにしろどちらかと言うと苦手、避けてきました。
メガネも苦手。
西田ヒガシ先生は大好きだけどラフっぽい絵柄は苦手です。
なのに!
何故かハマってしまった!
柏木の献身ぶりに絆されていく上司今宮。
イイですね〜
スペシャルなスープを作ってくれる部下。
部下の膝枕で昼下がり5分だけ寝る上司。
えっちまでいけず、キス1回のままモンモンとする2人。
萌えました♡
2人とも可愛すぎる、、、
それに国家公務員の凄いお仕事ぶりや豆知識が楽しめてお得感アリアリです。
この先生はなんだかいつも今でも特別なんですよ。
'特別枠'を持っているかたなんだと認識しています。
まだ読んでいない作品も是非楽しみたいと思っています。

タイトルの数字は気にしないっ

唐突ですが動画配信のもう片方の学生2人はなんで登場した?
スピンオフ狙いのBLカップルにはとうてい見えないし(わたしには)、ヒロムの学生時代の挫折話を引き出す為にしても先にテレビ観ながらその話はヒロムが明かしていたし、夜の世界の対極として添えられたのか?
それからあの沢木も中途半端な悪役ですね。
冷酷な変態感をもっと出して欲しかった。
まあパーフェクト非道者じゃないからこそヒロムも彼をお客にしていたんだろうし、通じるものもあったんだろうけど。

まあウノハナ先生らしいわりとアッサリしたお話でした。
1番残酷な描写、1番淫靡な描写は敢えて出さないというかそこが万人受けというか。
(同じようなストーリーで他のA先生或いはB先生が描いたとしたらまた違ってくるんだろうなとまあいたって当たり前の感想を持ちました、どっちかというと登場人物をこれでもかと痛めつける話がマイブームのようです)
あ、'まあ'が多いな。

そういえば九谷に関する感想がほぼないなー
すぐに顔に出る恋するおっさんって感じでした。
可愛いと言えば可愛いですが私の好みからは少し外れていました。

誰もが孤独

作家様買いです。
久々に読んだ気がするウノハナ先生。
気がするだけで最近でも「野良猫にチート 1」を読んでました。

先生の描く受けのビジュが大好き。
薄い色合いの髪色に目が印象的、細いスレンダーな手脚、体躯。
多くの受けはこういうビジュで、今回のヒロムは特に綺麗設定、色白でウリセンNo.1なんです。
もう好み過ぎる!
そして何重にもミステリアス。
お客に対するあざとい可愛さ、振りまく愛嬌に対して素の顔はぶっきらぼうで素っ気なく自分の話題は避けているようす。
風俗ルポライターの九谷はウリで呼んだ時からほぼ人目惚れだな、素顔も気になってしかたない。
この2人がweb雑誌企画でひとつ屋根の下同居で動画配信することになった!
ちょい無理くりの偶然展開ですが美味しい。
となるとお部屋でヤリまくり、、
とはならないんですよ、ヒロムの拒否宣言の為に。
だけどどうしても彼に惹かれてしまう九谷は指名してお金を払って抱く。
翻弄される九谷に翻弄するヒロム。
でもなくてヒロムの九谷への気持ちの傾き加減がいびつで切ないです。
素直になれないのは過去のせい、そして現在自分が欲望の夜の街に馴染み過ぎているせいだと思います。
高級官僚沢木のサドプレイを全面的には拒めない、受け入れている自分のおぞましさを自覚しているヒロムが哀しいです。

濡れ場シーンもかなり多いです。
細くて適度に筋肉の見えるカラダってやっぱりイイと実感しました。
私的にはえちシーンは品があり少々物足りませんがウノハナ先生はいつもこんな感じ。
紙本は白抜き修正ですし。

KING IS DEAD、早くコミックスにしてください♡

最新のCanna vol.96の表紙、芽玖いろは先生の表紙がホストシリーズメンバーでカッコよかったんでつい買いました。
先生の連載、KING IS DEADの最終話は「赤くて甘い」のホストと歯医者さんCPのお話でした。
なのでまたこのコミックスを読み返した次第です。

最初に読んだ時はいまいちだったんですよ。
「青くて苦い」の切なさが大好きで、対してこちらはラブコメ、ホストの有朋は軽〜いしで良さが分かりませんでした。
こうして再読すると赤面症野田先生の可愛さがクセになるほど可愛いですね!
小動物、リスとかスズメっぽい庇護欲に駆られる対象。
有朋はチャラいところが個人的に好みで、そんなチャラい適当な男に惚れられる先生がちょい羨ましい。
えちの時けっこう積極的に有朋に指示している先生がなんとも面白かったです。
あと、背景がきちんと描かれているのが個人的にすごく好き。(ミヤたちのマンションは他の先生の作品中でもよく見るものですけど)
これ、以前に評価だけしてなくてよかったあ。
以前なら「萌」にしていたと思います。
今は「萌2」。
また読んだら「神」になっているかも、ですね。

夜王の犬 コミック

けだま柴 

表紙の受けはもっとエラそうにして欲しかった

試し読みをして紙本で購入したのですが、表紙を見た時にあれ、間違えたかなと思ったくらい受けのカリスマホストの表情に違和感ありました。
ほぼトロンな可愛すぎる表情だったので。
この自分完璧!と驕っているホスト、輝に生意気図々しいエラそうな新人ホストが付き人として付き強引に距離をつめられていくお話です。
付き人は実は
、、、、だったという意外性もあります。
2人のキャラは好きです。
お話も好きですよ。
ストーリーにさほど新鮮味はありませんが特に疑問符が浮かぶような箇所もないです。
えちなシーンもちゃんとあります。
適度にエロいです。

ただ読みながらなんとなくAIならこれぐらいのお話すぐ書けちゃうんだろうなと思いました。
絵柄じゃなくお話のことです。
セリフもBLを学習したAIが吐き出したセリフっぽい。
この先生に限っての感想ではなく、わたしがこの数年で数多くのBLを頭に入れたもんだから、ああいうシーンもこういうシーンもあのセリフもこのセリフも既視感既読感ありまくりなんです。
大抵のコミックスはこんな感想を持つようになりました。
つまり期待値が高くなっているんですよね。
スレてるとも言う。
こっちがあんぐりポカーンとなるBLが読みたい今日この頃です。
評価、甘めです。