原作が好きでCD化にとびついた口です。
2枚組で、原作をリスペクトされてじっくり音源化されていると感じました。
私は金江さんが好きなのですが、話し方や声のイメージがぴったりで、金江さんだ!と素直に思えたのがよかったです。灰賀くんも嫌味無く、歌声もよかったです。
原作を読んで浮かべていたイメージが、ふくらんで厚みが出たように思えて、概ね満足でした。
概ねというのは、音楽部分で、仕方ないことではあるのですが、もっと聴きたかった。音楽のお話でもあるので、演奏がはじまったとおもったらすぐに終了してしまうのはちょっと勿体ないというか肩透かしというか。まあ、これでワンコーラスとかだと長すぎて違うCDになってしまいますが、でもせめてもう少し。欲を言えばもうワンフレーズは欲しいなと。
それからこれはお話のジャンル的に仕方ない面ではあるのですが、時々場面(背景)が分からなくなった箇所があり、つい、原作を読みながら聴いてしまいました。
ドラマCDは、単体で完成されているものが好きなので、できるだけお話レコード的な聴き方はしたくなかったのですが不可抗力。日常的なお話は時々そうなってしまうので私の苦手な部分なのかもしれないです。
総じて楽しめましたので、原作が好きで聴くのをどうするか迷っている方は試してみてもよいのではと思います。
借金返済のために物売りのほか、実は盗人稼業も行っている虎。
あるとき出会った羽振りの良さそうな男の店に盗みに入り、まんまと捕まってしまったところから、四目屋の主・宗明と、とある契約をする羽目になる、というお話。
個人的に時代物が好きなので、しかも四ツ目屋の主がメインキャラなんて楽しみすぎる!と早々に予約した本でした。その割に今頃の読書になってしまいました。
絵がとても丁寧で、細かいところまでしっかり書かれています。
また、設定が細かくて、ストーリー展開に活かされているとも感じました。
ちるちるさんでの評判もよいですし、続編が作られることにも納得な出来映えと思います。
そういうわけで楽しく読めたはずなのですが、どういうわけか萌えが足りないと感じてしまいました。
なんでだろうとずっと考えていたのですが、二人の関係が自分のなかでしっくり来ていないせいかなと思いました。
二人の絡みはこれでもかというほどありますし、虎が宗明に振り回されている間に少しずつ宗明のことを好きになっていく描写があるのですが、その辺りがどうも物足りないと感じてしまいます。
宗明→虎については、おそらく最初から可愛いと思っているのだろうと伝わるし、そのことにピンときていない虎を弥吉も「鈍感」と評していたりして、愛玩動物的な可愛さというか店の協力者として宗明の内側に入ったのかなと想像ができました。
でも、虎の方が、金色の目に一目惚れ? そのあとは身体を蕩かされて(張り型やら媚薬やらで)それ以外で宗明に惹かれているところがちょっと分かりにくくて。
もう少し汲み取れたらなと思いました。
続編に期待します。
元彼の裏切りで輪姦された過去をもつ主人公が、男の人の匂いがだめになってマスクをはずせない、という衝撃的な設定のこのお話。
元からゲイで、セックスも普通に好きだったから、マスクさえ付けて匂いが分からなければ出来るんじゃないか、とトライしてはセフレに逃げられる、というエピソードからスタートするので、コミカルな内容かと思いきや前述のヘビー過ぎるトラウマに驚いた次第です。
おそらく本人が感じているよりも、ものすごい痛手で、当然ですが情緒も不安定だし、救われる日が来るのか、安直に救いを恋愛に求めてよいのかすら分からないわけです。迎え酒ではないけど、だからセフレなの?とも思わないではないけど、荒療治が過ぎます。
たいしたことじゃないよ、と本人は思いたいんだろうな、と想像するのですが、それだけに、お相手となる桂の存在はものすごく重要です。
じっくり描かれてはいるけど、1冊物だから、解決に当たって本人の強い気持ちや努力に全乗っかりなのは仕方ない部分がある。
けれど、元彼が不意に目の前に登場したときには、こちらが勝手に後頭部を殴られたみたいな気分でした。
ここまで頑張って来たことが全部白紙に戻るというか、むしろ後退するというか、でも、この場ではそうはなりませんでした。(この後のフラッシュバックがきつそう。可哀相)
ミギノヤギ先生はお優しい方なのでしょう。元凶である元彼の水斗にも救済の手をさしのべておられました。でもいかなる理由があろうとも、やはりその所業は、現実に起こしてしまったことは、許せないなあと思いました。
元彼と今彼が仲良くするのもいいですが、今回のこのケースはちょっとどうなんだろうなと。
じっくり読み進められたし、周りのサポート兄弟も可愛かったので悩みましたが、腑に落ちない面がそういうわけで内在しているので萌評価にさせていただきました。
1945シリーズの同人誌。
奥付を見ると何回も何回も再版されていたことが分かります。
一番最後は2024年改訂版となっているので、復刊を契機に作っていただけてとてもありがたいです。
後から知った私のような者でもこうして手に入れることができて嬉しいです。
「面影」三上×塁
「城戸とヘルブック(web再録)」三上×塁
「搭乗員覚え書き」恒、塁、千歳、斎藤、谷、秋山 それぞれのSS
「明日、恋を知る(web再録)」三上
「ふたりあそび」三上×塁
「ここからいちばん遠い星。」六郎×恒、三上×塁
「『 』」 三上×塁
「軍手のひみつ」 三上×塁
「青空のローレライ」 三上×塁
の9本収録です。
ものすごいお得感です。
それぞれレビューすると大変なことになるので、気に入ったお話を。
「青空のローレライ」
戦後、三上がひとりで新年を迎える大晦日のお話です。
泣かずにはいられません。目次に、「ファンタジー要素を含みます、お気をつけ下さい」と注意書きがされているとおり、不思議なお話ではあるのですが、このお話によって救われる魂が存在します。現実は変えられない。けれど、あって欲しい。
SSだし年末年始だしこういう夢なら見てもいい。というか、見せてあげてよかったと、私は関係ないですが尾上先生にお礼を言いたい気持ちでいっぱいです。
もちろん現実に会えるわけではないので、三上は再び喪失感を覚えるでしょうけど、それでもこういう幻を味わって少しでも三上が救われるならいいと思うのです。
というような感慨にどっぷり浸り、いまも涙が。
読めて良かったです。
「ここからいちばん遠い星。」
クロスオーバー風味ですが同時期にラバウルにいたので、別にクロスオーバーでもないんですよね。
でもここまでがっつり2組が絡むのはどうも稀有な感じがして、嬉しかったのです。
直情的な恒が、塁の横暴に怒り狂うのは良く分かるし、それを六郎が理性的に「浅群とは関わらない方がいい」と判断するのも、らしくて良かった。
言葉が届かないことを海王星にたとえるのも恒らしい。
「軍手のひみつ」
これは塁が可愛すぎてですね、なんといいますか、もう可愛いしか出てこないです。
軍手を三上の一部だと思っていて、三上21型とか名前つけるんですよ、内心で。
はめてみたりするんですよ。尊すぎてどうにかなりそうです。
「ふたりあそび」
じゃんけんに弱すぎる塁が可愛すぎる。
もう可愛いしか言ってないんですけど(笑)レビューでもなんでもないじゃないか、と。
裏の裏の裏の裏の裏を読んで結局負ける。なんなんでしょうこの生き物。
じゃんけんは勝ったり負けたりするものだと思うのですが、ここまで負けが込むのは。
だからきっとたまに勝つと、絶対にすごく嬉しそうにすると思うので、三上的には何もかもが美味しい遊びなんですね。
耳の不自由な五十鈴と大学でヴァイオリンを学ぶ十嘉の物語、第2巻。
前巻が出てから3年だそうです。そんなになるのかー、と1巻を読み直ししてからの2巻読書。
第1巻では、知り合ってから仲良くなって、まだまだ恋には発展していない五十鈴の心情がメインでしたが、続巻である本作は十嘉がメイン。
ヴァイオリンと向き合い、自分自身とも向き合い、通訳を介しての先生とのやりとり、翻訳アプリを通じての先生との直接の会話、溶け込めずに浮いている同級生との合奏課題、そして、五十鈴への思い。様々なエピソードとそれに伴う十嘉の揺れ動く気持ち。とくに、五十鈴のことを何度も何度も好きになる、大切に思う気持ちがつぶさに描かれ、十嘉という人物を多角的にこれでもかと描ききり彫り出され、加えて彼にとって五十鈴がどれくらい特別な存在なのかも分かります。
ものすごくじっくりと丁寧に、気持ちや考え方の変化を描いていて、読み進めるのが勿体ないような、不思議な心持ちになる作品でした。
麻生先生の美しい絵が、作品世界にとても合っていて、少しの目線の変化、キャラクターが捉える事象、光と陰、音と静寂、何もかもがこの繊細な筆致に現れています。
今回もたっぷりのページ数で、満足度がとても高いです。
小さいエピソードの積み重ねを経て、一緒に居ることが“普通”になっていくのが伝わります。居ることが嬉しい、会えないと淋しい。恋人同士なら当たり前の感情に戸惑う五十鈴と十嘉を、読んでいるこちら側も追体験するように味わえる。すごい作品だなあと思います。
ろう者の登場する作品は他にもありますが、この作品の世界観は独特で、メインの二人にぐっと焦点が当てられて、そこからはずれない。つねに「寄り」なのが、特徴で魅力と思います。
3巻以降変わっていくのか分かりませんが、敢えて広角にする必要もないように思います。
(同じ著者の「リバース」もメイン二人にずっとズームしたままだったので、本作もそうかもしれません)
書き下ろしの「夜明けにいちばん近い夜」は、おまけとかSSとかではなく小品と称したくなる、芸術品みたいな番外編でした。
キャラ文庫で復刊されている1945シリーズ4冊目。
本ごとにCPが異なります。本作のCPは、3冊目「碧のかたみ」と同様に複座の航空機のペア。操縦士と偵察員ですが、「碧のかたみ」とはだいぶ様相が異なります。
偵察員のカズイは最前線のラバウル基地に配属になり、操縦士である千歳と組むように命令される。だが高所恐怖症で怖がりで脆弱な千歳は、飛行のたびに恐怖に叫び喚き嘔吐を繰り返し、身体が弱すぎて訓練も満足にできない。あまりの軟弱ぶりに失望したカズイはペアを解消しようとする、というお話。
尾上先生の語り口は的確で時に叙情的で、ぐいぐい読ませる筆力はさすがの一言です。
4冊目ともなるとこの世界観にもどっぷりで、もう3組も見たのに、まだ違う角度からのお話を読めるのか、と驚くばかりです。まるで飽きませんし、毎回唸るばかりです。
表題作「プルメリアのころ。」:カズイ視点、本の6分の4
「白い花の帰還」:千歳視点 本の6分の1
残りの6分の1に以下の3作
「千歳威厳計画デラックス」:六郎視点
「ちーちゃんせんせい」:千歳視点
「明日をあなたに」:千歳視点、書き下ろし
ということで、5本収録している本になります。
上記のとおり表題作の「プルメリアのころ。」が分量が多いので先頭になっていますが、ただ、今回はちょっと構成的には「白い花の帰還」が先の方がよかったかもしれないと思いました。
というのは、カズイは当時の一般的な(という言い方が適切かどうか)思考を持ち、性格も生い立ちもまっすぐであり、読んでいても普通に寄り添いやすいのですが、対する千歳の方は、生い立ちも性格も過去エピソードも、そもそも基地での立ち位置、飛行中・飛行後の言動も、とにかく規格外です。
もちろんすべてに理由があるのですが、それは読者の当て推量だけでは補えないほどの内容でした。
私も表題作を読みながら、志願兵の中でも選ばれた人であるはずの(当初)飛行機乗りなのに、飛行が怖い、叫ぶ、吐く、ということがここまでの反応であるからには、相当な何か(ペアだった片方が戦死したとか)があったのだろうと想像したものの、カズイ視点である以上、そこが明らかになるには相当ページをめくる必要がありましたし、当然肝心なところ(=初恋だったとか)までは描かれません。それは千歳視点ではないと分からない話だからです。
「白い花の帰還」は新情報が多すぎて、種明かしや裏打ち以上の内容と感じました。
この内容を先に知ったうえで「プルメリアのころ。」を読めていたら、千歳の振る舞いをもっと違う風に受け止めただろうと思いました。また、二人のことについてももっと焦れる思いを感じたかもしれない、とも感じました。
「碧のかたみ」の琴平・厚谷ペアが登場したのが嬉しかったです。
琴平恒は、皆が嘲笑したり無視したりする千歳に対してとても優しかったし、航空技術を認めているのも良かった。
考えてみたら恒はおとなしい弟の希を殊の外可愛がっていたのでした。この手のタイプは、希を思わせるのかもしれない。
千歳と二人並んで話している図は、挿絵もありましたけれどとても和みました。
カズイの真価が発揮されるのは、むしろ戦後のお話の方かなと思いました。
コミュ力をいかしてどんどん仕事につなげていくのは大変頼もしく、戦後復興の力強さをも思わせます。
千歳を虐めていた華族の兄たちの末路とは対照的です。
「ちーちゃんせんせい」で千歳は黙っていましたが、おそらくカズイは知っていた(直接連絡があったり?)のかなとも思いました。
この本で第1期の復刊は一段落。冬に同シリーズの他の本の復刊がスタートするようで、とても楽しみです。
彼氏が欲しくて寮のある男子校に入学した詩音。
中学の時の友達からは詩音は可愛いからすぐに彼氏ができるよ、と言われていたけれど、入る部活入る部活ついつい才能を発揮して有力選手になってしまい本来の目的が果たせず退部する日々。今度こそ、と映画部に入るものの、というお話。
この「彼氏つくるぞ」という意気込みと、ホッケー部でも野球部でもこの人かっこいい、付き合いたいと思いつつ、自分がトップアスリートになってしまうというズレが面白くもあり、うざくもあり。
高校1年生って、少女マンガに描かれる絵に描いたような高校生活に憧れるあまり、振り回される部分も無きにしも非ずなので、ここまで極端ではないにしても気持ちはなんとなく分かる。
そのなんとなく分かる、というところをよすがに頑張ってページをめくっていきました。
彼氏欲しい、という意気込みもちょっとアレでしたが、どうにか礼先輩とつきあうことになって、顔がいいからOKと浮かれるところも結構アレでした。
ただそれに輪を掛けて礼先輩が人智を超えた変人(でもすごいクリエーター。つまりは紙一重)なので、キャピキャピふわふわした詩音が気の毒にもなり、映画部で一生懸命なところも見て取れて、気が付いたら詩音を応援していました。
ふわふわして元気だけど、一方で落ち込みやすくて繊細。誤解されやすくて、でも頑張り屋。よいところがだんだん見えていきました。こういうところ、じゃのめ先生はお上手だなあと思います。
それと、詩音の同室の桐人がとってもいい子で、MV撮影に同行させてもらえて良かったなあとほっこりしました。
映画部の面々は相変わらずで、面白く濃く独特で、でもみんないい人達。
本当にいい学生生活を送ってるなあと眩しく感じます。前のレビューでも書いたような気がしますが、大人になって高校生の時を振り返った時に、すごくいい思い出として宝物みたいな時間に感じるのだろうなと思います。
前3冊の2CPの状況はちらっと程度ですが、仲良くやっているのが窺えるのがよかったです。
新が高校生のときに、中1のサッカー部員だった漣太郎のスプリントに才能を見出し、陸上にスカウトする。
自身も有望なランナーだったがインターハイで失敗し、新は陸上をやめて、数年経ったいまは美容部員としてデパートに勤務している。ある日、合宿中であるはずの漣太郎が新に会いに都内に出てくる、というお話。
良かったです。お互いがお互いの思い出に捕らわれて悶々としていることも、小さかった漣太郎が19歳になって、新よりも身体が大きくなっていることも、二人の気持ちが先輩後輩モードから恋愛モードに行っていいのかどうなのか揺れているのも、なにもかもが好みでした。
読んでよかったです。
唐突な展開な気がしないでもない部分も若干はありますが、全体的にとても丁寧に描かれていて、気持ちの変化も自然で、二人の関係性が変わっても先輩後輩のラインが崩れないのも納得できるしで、安心安定して最後まで読めました。
色っぽい展開になっても、このあとどうするんだろう、という心の声がリアルだったし、年下攻めとはいっても新の方が先輩でそっちの経験も豊かなのでそりゃリードするよね、とも思うし、ちょっと保護者っぽかったりもするのも可愛かったですね。
もう19歳で大人っぽくなってる漣太郎が、ときどきまだ子供の顔を見せる(敢えてじゃなくて素で)のも魅力でした。
良い作品でした。
大学生の敦は友達とゲイバーに行き、ホモフォビア発言をかまして周囲からの顰蹙を買う。
その後、酒に酔って年上のゲイである日高にさんざん抱かれて開発されるというところから始まるお話。
いじわる×生意気で、わからせ。
敦が日高にはまっていったのは、もちろんセックスも良かったんだろうけど、安心感なのかなと思ったんですよね。
大学生で、いつも遊んでいる友達からは得られない関係性というか、一緒にいるだけで多分刺激になるし、何を言っても受け止めてくれるし、おかしなことを言ったら窘めてくれる。会話というか、対話を、敦は求めていて、日高とはそれが成り立った、っていうことなのかなと。
作中でも言ってましたけど、敦は根はいい子で、自分の非を認めるし、素直。ただまだ子供なので、世間を舐めているところがあり、周囲があまり見えてなかった。
個人的には、ゲイバーでゲイを悪く言う敦の浅はかさには嫌悪感しか抱かないし、そういう鼻つまみ者を肴に、女を抱けない身体にしてやれ、とやいやい陰口を叩いて賭け事の対象にするゲイバーの皆さんに対しても、良い感情は持てないしで、あまり私はよい読者ではなかったです。
終盤の、敦が真実を知ってしまった場面前後はとくに読むのがつらかったです。
ざまぁ、と思えばよいのでしょうが、思えない。どちらの気持ちにも寄り添えませんでした。
私が敦だったら、真実を知った瞬間に日高とはもう会わない。私が日高だったら、敦が謝った時点でもう終わりにする。
それだとなんのドラマも産まれないから、やはりこの作品の読者ではなかったということですね。
アニメイトの有償特典、12p小冊子。
可愛かったです。前半は水族館デート、後半はラブホの本文9p。(表2からスタートしているので1p得した気分)
本編はすれ違いが多かったので、甘成分をここで摂取。まさに特典でした。
終始二人が仲良しで楽しそうで、読みながらにこにこしてしまいました。特に、鴻くんの幸せそうな笑顔がすべてを物語っています。
おうちデートも勿論いいですけど、こうやって少しずつ行動範囲が広がっていくのも醍醐味といいますか。
どこにいても、どこに出掛けても二人なら楽しいというのが伝わります。
水族館の水槽の前で寄り添って立っている二人のシルエットが好き。ずっと見ていられます。