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女性しろくろねこさん

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ジェットコースターストーリー

読後感は なんか凄い作品だった…( ゚д゚)と少し脱力感が。読むときはネタバレ無しで読んで頂きたい。
西本ろう先生初読みですが、絵の熱量も凄いし、デフォルメやギャグ一切無し。息つく暇がない。


ここからは少しネタバレしてます。


警察官の父親に劣等感を持つ大学生の悠二。
母親の四十九日も終わる前に父の不倫現場に遭遇。あまりのショックな帰り道歩いていたら銀髪ボクサーのコウにぶつかりキスされてしまう…から始まるストーリーです。
どうですか。重いですね。
全くネタバレ、シナリオも一切見ずに読み始めたので、登場人物は少ないのに頭が混乱した。
え?ドM?、、え?コウは…そんなぁ…。えぇお母さんまで…。先輩本気ですか…。
ずっと心の声こんな感じ。
父親が全ての悪の根元で関わる人が皆悪い方向に振り回されていて、ただただ2人が可哀想だった。お金以外は本当に鬼 畜オブ鬼 畜。
光として産まれたが愛情を欲していた悠二、闇として産まれて歪んだ愛情を受けていたコウ。
2人が出会うのは必然で、表題が良い得て妙です。
そのまま訳すと同じコインの2つ面?って、これで表裏一体って意味なんですね。成る程。

最後は良く纏められたなって位落ち着いて良かった。ただ最後のお○○ちゃんプレイはノリノリだったのが衝撃的だった。楽しそうで何よりです

好きなんですけど、、

前から思っていたのですが、絵がどんどん変わってますよね。ジェラシーまで見ると登場人物が皆、女性らしいラインに変わってしまったような気がします。ルカもマコトも女性に見える時が有る。

本編は冒頭の入り方が上手で引き込まれましたが、好きになる展開が早く感じてしまいました。お互いどこで好きになったのかしら。ルカの魅力は分かるんだけどマコトはちょっと分からなかったな。ジェラシーは日本とアフリカ、遠距離恋愛中の2人ですが綾とのインスタをみてルカが嫉妬し来日します。そこからの2人がひたすらラブラブです~。うんうん、良き良き。
博士先生の独特なコマ割り空気感引き込まれます。好きです。絵が完全独学と仰っていたので元々感受性も高くてセンスが有るんでしょうね。だから絵柄が変わるのかな。

あまりにも早すぎて追い付けませんでした。

1巻まではこの独特なストーリー、キャラ立ちした舞沢と宮。適宜なギャグ。
何か面白いな!の感想で読み終わりましたが、ちょっと2巻は勢いが強過ぎて無理でした。
独特過ぎるストーリー、キャラ立ちし過ぎてる2人+兄達、過剰なギャグ。
なんでだろ。
萌え…ないかな。萌えって何だろうなぁ。
ちょっと、なに言ってるか分かりません。
絵はとても好きなんですよね。
褐色受けの宮君はとても良かった。
私は!もっと!ドSに追い詰める宮君と!ドSな言葉に甘美なる舞沢君が見たかった!

何とか人鳥ぺんぎん先生に追い付こうとしましたが早すぎて無理でした。
待って下さい。
少しスピードを緩めて下さい。
制限速度オーバーです。

ほら、私のレビューもフッワフワ。

攻めの変態チックな表情が良い

あまり少女漫画は読まないので存じ上げ無かったのですが、流石!絵がキレイで読み易いです。
特に攻の国哉のDOMの表情が好きでした!
一見すると冷静な大人の笑顔ですが、奏羽のツンツンを見守る若干変態的な笑顔のギャップ。
最後の溢れだしそうな雄味の有る表情も良かったですね。お上手です。

ただですね、受けの奏羽がちょっと子供っぽ過ぎて気になりました。
父上から見放されたのは同情しますが、ただ何もせず過ごしてるだけで、この子は何をしてるのか不思議。
自立する準備をするわけでもなく、脱け出すわけでもなく、ただ文句だけ言って親から養ってもらうのは何だかなぁと感じてしまって。subだから仕方ないのかな。
国哉が来なかったらどうなってたの?と現実的に考えちゃイカンですね。

エロ的な部分は流石です。
イヤイヤながらもsub特性で無意識にお願いしちゃうの可愛いです。

総合して萌です!次作出たら読みたい。

逆に新鮮。スケベを止めるな!

ほぼ少女漫画を読んだことが無いのに、懐かしさを感じるってスゴくないですか?

独特なコマ割り、トーン、表情、細めの線、王子様アイドルの早見君、お茶山くん、過剰なキラキラ、果たし状、チョコっとベリー、愛して卍、エロ本「江戸の女」、「俺たちの青春はこれからだ」
どこを見ても昭和~平成を感じるかほり(香り)
あれ、私チャ○読んでたのかしら。

いえいえ、これはスケベなBL。

皆公認のスケベな三田村君は同じクラスのイケメン早見君が何故か人前で脱がない事に気が付き、興味興奮を覚えてしまい…。

脱がない理由は○○でしたー!
うーん、納得。
もう○首がいやらしいのか早見君がいやらしいのか、どっちもか。
さぁスケベな三田村君は直ぐに手を出すかと思いきや、出さない。
付き合うかと思いきや、付き合わない。
だってスケベだから!奥手でピュアなんですね、2人とも。

寧ろ、こんな清純な早見君がドドドスケベで後半グイグイ迫るギャップ。
相反する、見ては行けない物をコッソリ見ているような高揚感が有ります。
最後の早見くんの笑顔「ふはっ」が、もぉーーーー私の心のドス黒いエロが駆逐される爽やかさ。

皆が2人を応援し、お友達のお茶山くんも良い味出してるし平和な世界でした。リアル少女漫画世代には大変刺さる作品では。

現代は何でも新しい設定、斬新な絵柄が持て囃され少しでも昔の物は古臭いと消費されてしまう。
そんな時代にこの作品を描かれるのは、昔の良い所を見直す一石を投じたのかも。
もっとスケベをしっかり描かれたら更に良し。


後書きに「スケベが死語にならないように積極的に使って行きたい」と、成る程。その心意気良いですね!
スケベはエロと混同しやすいのですが、何が違うのか?
Googleさん教えて、をしたらセーフサーチに引っ掛かりました(涙)

スケベ(助平)とは好きをしゃれて擬人化していった「好兵衛(すきべえ)」から変化したとあるらしいです。純日本語です、まぁオシャレ。
江戸時代から紡ぐ言葉を私たちの代で絶やしては行けない。と強く意識しました。
スケベを止めるな。