人をダメにする安東
依存されたいのはダメだそ〜
甘やかしてくる相手と上手くいくにはダメにならない才能が必要なんだから
安東は兄でお母さんな印象だけれど真田はお父さん
真田がガキでマジメだっただけで、タイミング次第では全然、真田でも上手くいっただろうところが良いんだよな
真田かっこいいし
恋はパズルみたいに1人だけピッタリの人がいて嵌まったときに成立するんじゃなくて、なんか良いなって人をこの人って決めて、傷付けずに大切にし合って、互いをさらし合って同じ思い出を重ねていくことでシックリになるんだよね
多汗症、掌ビッショリみたいだった人は知ってるけれど、苦手なことをやらなくてよくなったら大丈夫になった人と、緊張しなくなって大丈夫になった人が身近にいるけれど、彼らも全身にかいていたのかな…
心が大人になる内に軽くなっていくだろうとは思うけれど、薬が必要なくらい皮膚に負担がかかっているのは気の毒
大学生なら自転車で通学したり、負担の少ない方法選べたら良いのにね
佐富の症状が軽くなって色んなことがもっと気楽になっていくと良いな
汗を大量にかくときのストレスって結構な負担だもんね
読んでいて、高校生の頃、授業でやって全然ピンとこなかった羅生門のことを思い出して、このお話と抱き合わせて腑に落ちた感じがした
出所した頃のモモの物の考え方の卑劣で醜いこと
それが仕事で信頼を得て、恋人ができて、失いたくない居場所があることで考え方や振る舞いが別人みたいに変わる
そういう物だよな…なんで昔の私は解らなかったんだろう
そして十分に愛されていたのに、なくなるハズがない両親では失いたくない存在にはなれないってこと
人間はやっぱり段階を追って他人との絆を結ばなきゃ今一つ覚悟が決まらないとかあるのかも知れないな
兄だって、自分が弱って借金を負って病に冒された状況になったらモモのことを思い出したりして
冷静でないとしか言いようがない
自分がいない状況で良くて相続放棄の妻子に前科3犯の人間との繋がりを作るなんてあり得ないのだから、弟と縁が切れていることには安心こそすれど会いたがるなんてまともな考えじゃない
でも、モモがお金を融通することで、感謝される経験、甥達と言う未来のある存在が自分の身内にいると思える状況を得られたことは良かった
損得考えるくらいまで何も持ったことがないからこそ、毎月20万をあげてしまうなんてことができちゃうんだよな
軽率さがよく働くこともある
モモは人生の前半はなんであぁなっちゃったのかな…
恋愛は始まりはなんでも良くて、絆されてこの人って決めた相手を大切にしあえれば恋人でいられる…けど、ロンちゃん、本当に?本当に良いのか?
読んだだけなのに天国のロンのお母様に申し訳ない気持ち
ロンちゃん人付き合いダメそうだけれど前科3犯の頭も顔も良くないおじさんじゃなくてもさぁ…モモがいつまでも引け目を感じるの無理もないよね
幸せならOKですとしか言いようがないけどさ
シリーズ全てを夢中に一気に読んでの感想
これ、20年以上知らないでいたなんて、私は本当に情弱だなって、呆れた
いろんな気持ちになってしまって、しゃくりあげて泣いてしまったり、目頭が熱くなるような感動を覚えたり
素晴らしかった
マリは魚住のことを強いこどもだと評した数年後のハッピーバースデーⅡで優しいとも言っていて、優しい子になって欲しいから名前をつけてって優子さんから頼まれるのってなかなか難題では?と思ったけれど、魚住は素直に真面目に良い名前を贈れたのだろうなって思った
幸せを願っても亡くなった彼女を思わせる名にもしなかったんだろうな
ハッピーバースデーⅠも素敵で、シフォンケーキの大きいピースを久留米にあげようとするのが良くて、魚住のお母さんも一番大きいのを魚住にあげましょうねってしてくれたんじゃないかと、可愛がられていることを感じさせてくれたんじゃないかと思ったんだよね
南雲先生と魚住の会話からさちのちゃんがひどい目にあった上にそれを知った母親に捨てられたのだと解って本当に許せない気持ち
決定的なことを書いていないのにズシッと重たくその事実を知らされてしまうの、凄い
だから前髪もあんな感じで…さちのちゃんがその名前をもらったとき、幸せを願ったくせに…親なら願うだけでは足りてないじゃん
だけど、それこそ免疫の研究の賜物なのか治療を受けているHIVのキャリアがAIDSになることはないんじゃないかと思うくらいになったから、いい意味でこのお話は古くて、HIVについての怯えを記憶で補っている
出た頃に読んだらもっと深く正しく怯えられたと思う
魚住家の人々についても、兄がダウン症てことでダウン症の人の寿命が飛躍的に大きくなった頃のお話だと思うから、両親は老後、兄の面倒を魚住が見ることを期待して養子にしたのかな?とか思ったりもしたんだけれど、それはきっとそこで愛されて暮らす中でいずれ自然にそうなっただろうけれど、打算などではないんだろうと、読んだらそう思った
魚住家の人はともかく岸田夫婦の懐の深さによって養母の人柄を信じても大丈夫なんだと担保されてるもんな
魚住の可哀想な身の上で本人がとても賢く美しいってのは近付くとおかしな欲が湧きそうなの解かる
だから久留米みたいな相手にどう思われたいって動機で動くことのない、自分がどうしたいかだけで関わる人は器がデカいんだなと、マリについても付き合ってもみんなと同じ呼び方のままだったってことで、変な見栄とかもないのね
作中で魚住は色んな人とキスするけれど、なんか若いときってキスしてみたりするよなって、懐かしい気持ちになった
伊東の食い込めない込まないけどいつもいる立ち位置とか、なんか良かった
本当にいろんな気持ちになってしまって、無限に感想が出てきてしまう
このお話を読めてよかった
この3巻はコウと日高が今後どうなっても、必要だった巻てなる気がする
コウと日高がいて、守るべき存在があって、そこでコウの自然な優しさと居心地の良い軽さがあの頃みたいに普通にあって
二人が一緒にいたらあんな風なんだ
絶対に読み返す巻だわ
日高はもうコウのこと好きじゃないって言うけれど、無駄にときめかないから解る良さもあるよね
本当は2人には一緒になって欲しいけれど、死ぬまで心の中から出ていかない好きだった人みたいなのも…
たださ、その場合日高は青春を共に過ごした大事な親友をコウから奪っちゃうんだよ
日高は悪くないけれど、コウこそ日高に別に何もしてないじゃん
日高は駿人の家庭教師、なんも教えてなかった時期あったり割と変なとこ多いじゃん?勝手だし
気持ちってままならないものだよな
コウに強引なところが全くないのが少し寂しい
私にはいつのときもコウは優しい人にしか見えてないから、寂しくならないで欲しいんだよな
日高はトラを連れて行くだろうか
寅さんは?日高はまた田舎で素朴な青年誑かしてやめて帰ってきてとかやったりして、意外と寅さんをなぞるのは日高なんじゃないの?
一穂ミチ先生の作品、ちょいちょいおじさんが年下からいじらしく愛されて、きれいな若い男を抱くよね
おじさんらが読んだら励まされるのではないか
オジらは食わず嫌いはやめてBLを読んだらいいのに
和はホテルでゴミ箱のメモを読んだんだろうなって思ったよね
でも、それで8年も
8年て、5人くらいと他の恋愛出来たと思うんだけど良かったんだろうか
再び会いさえすれば、あの日に好きになった彼を確認できるって信じる程に、故郷で1日分にも満たない時間一緒にいただけで好きになっちゃったんだな
そういう出会いだったんだよね
好きで何年も待っていた人が夜、自分の部屋を見上げていたら…堪らないよね
就職だって簡単に入れる会社じゃないだろうに、和、頑張ったよな
諏訪のセフレ面倒くさいのはセックスしてるとなんだかんだ情も移るし夜の秘密を共有し合うと特別になっていくことをそのまま特別にしちゃいたいからで、要はセックスばっかりしたいんだけど、セックスする相手とは付き合う方が自然てことよね
確かに、決めた相手としかしてないのにセフレだってする方がストレスありそう
セックスしておいて、本当に相手のこと友達としか思わないことって難しいと思うんだよな
長峰の恋心を認めまいとしているときの変な意地みたいなのとかも、長峰の態度を総合的に素直な目で見て口説いてく諏訪が強くて(おぉ〜行け行け!)て、楽しかった
諏訪がとにかく懐が深く正直なおかげで末永く丸く収まり良かった良かった
自分が相手を気に入ってるんだ相手が自分を振るまで好きでいるよってハッキリ告げて、負ける側になれる強さ良いよな
女の子がセックスばっかで嫌になるのは当然だけれど
ときどき、破綻していて既にレスなのに結婚しようとしたり結婚してしまうお話あるけれど、確かに仕事して生活してってやってたらない方が楽なの解るんだよな
とは言え、結婚しちゃったら不貞になってしまうのに瑠璃子も圭も今のままで良いって思っていたのかな
ケジメが必要だって、それだけだったのかな
圭が瑠璃子を愛して、浮気を咎めて、夢に瑠璃子を求めるようになるような希望もなくなりはしないものなのかな
浮気こそしていたけれど、圭には圭なりの事情があるって受け入れていたとも言えるのかな
酔ったときの感じとか、やっぱり日常的に我慢してるから?
あんだけ見てたんなら春があのマンションに住んでいたのは瑠璃子が通ってきてるの知ってるからなんだね
なんなら圭に接近することにした際に引っ越したのかも
そして、顔合わせの後実家を整理しに帰ったのも、本当に諦めるつもりで思い出の品を捨てることにしたってことで、春は間違っていると思っても、結婚してしまったらずっと孤独になるってわかっていても、決断する圭を尊重してたってことで、本当に大切なのね
そして、役者をやることで他人を理解はできないのだと解っているんだな
ただ、家で寝ていたら犯されるってのはどうなん??と思うので、その辺、圭は準備して受け入れてたってんだとしても、もう少しハッキリと期待していたくらい明言してくれないとモヤモヤは残るわ
弟抜きで顔合わせした後にやっぱり結婚はなしになって、弟と同居する養子、迷惑かけられるくらい家族で何より
しかし、あのマンションに住んで瑠璃子とときどき鉢合わせて、とかで良いんかね
深い傷を持った人が救われるお話が得意な作者さんなんだと思うけれど、彼らの幸せなその後もいつか見られるかな
ひねったところはなく、読みやすいお話
真野は目の前の相手を当たり前に信じて愛するから、隠したいことは隠せてしまうし、利用したい相手からはチョロいと思われちゃうのかも
堂島の方からみたら違う話なんだろうけれど、結婚してるのに恋人作るって、いいように利用しているとしか見ようがないんだよな
東雲は真っ直ぐだし、お似合い
二人共、失恋してすぐ出会えて良かったのかもね
変な恋愛を重ねたら素直に付き合うことをやめちゃうかも知れないもんね
攻めも受けと同じくらい脱いで行為する作品は良い
なんで履いたまま?用を足すくらいまでしか脱がない作品には違和感しかないので、全裸になる攻めに満足
このお話に続き?て思ったけれど、続き、あって良かったな
好きな人と想い合って触れ合って幸せって話
二人はまだやっと20歳だからベタベタしたい盛で、近所に越してきたりするくらいなのに転勤させられちゃう
寂しくて、二人共泣いちゃうの良かったな
佐藤さんは自分の恋人も呼べば良いのに
変じゃない?カップルと自分でご飯て
知り合いでもない同僚の恋人にお土産とかも、なんかちょっと面白がってるみたいで変だと思う
藤田も林も善良な良い人だよな
当たり前に周囲に受け入れられていく話の中だから逆に佐藤さんの態度は気になった
自然消滅した深谷とのこと、ちゃんと謝りあえて5年越しに付き合っていたこととして片付けられるようになったの、あれはあれで良かった
多分恋人同士だった、近づくと怒られて、自然消滅した思い出しても怖くなる思い出だったのが、思い出しても大丈夫になった
てか、早く帰らなければってしてたの、こんな経験からだったのか
あの日、藤田が粘ってくれて良かったわ
しかし、藤田と林の2人も、お前俺のこと好きなの?じゃ来週遠出してエロいことしようって、あんま素敵じゃないからね
まずは、顔面が派手なのが最高だってことを叫ばずにはいられないのでタイトルにした
湊が優良物件になって少しでも静真母に気に入られたいの、解る
ただ、仕事で成果を出していれば人として認めてもらえるのかってのは独りよがりなんだけど、ただ向上できるのはそこだけみたいに考えるのも解る
お母さん、多分ビックリしてもガッカリはしないんじゃないかって思うけど、甘いのかな
樹と湊が二人して女装して饗す日を作ったら、特別感あって楽しそうだけど、意味わかんないか
樹と翔平の二人が見境ないとこがちょっと気持ち悪いんだよね
静真と湊の組が控えるってことはこのお話の中でもその感覚が普通なハズなのに「早いもの勝ち」とか、そんな訳なくない?先とか後とかってのは、少なくとも致してることを知られるって事実が存在するんだから、イカれてると思うわ
プロポーズ、凄い良かった
それをプロポーズってことにしようっていうプロポーズってことじゃん
爺さんになってハートのお揃いセーターてのもあったけどさ
静真くん、凄い素敵彼氏だよな
読んだ直後だと全ての攻めランキングは、静真優勝じゃなきゃおかしいだろくらい思うわ
でも、湊が抱えてる静真母の娘&孫欲しいの願いを破らなければならない宿命、気の毒だな
全部全部軽くなって、幸せになって欲しい
静真の器のデカさ、湊の重たさにピッタリなんだから
静真も持て余す暇なく楽しそうだし、良いじゃん
私としてはリバっても良かったんじゃないかとは思ってるけど、もっと前向きな雰囲気でいつかしてみて欲しい