溺愛攻めモノを読みたくてこちらを購入しました。
ハルト(受け)は双子の兄でどちらかと言うと大人しい感じで
双子の弟のナツキは明るくみんなに好かれるムードメーカーのような存在。
初めてクレイグ(攻め)と会った時にハルトは運命を感じましたが
クレイグが関係を進めたいと言ったのは弟のナツキのほうでした。
婚約した二人に傷つくハルトでしたが
ナツキが魂のつがいに会ったことにより婚約はなかったことになります。
なのでハルトに…とお話がいくのですがすごく可哀想でした。
家のこともあるから断れないし、
ハルトの気持ちを一体なんだと思っているんだろうと。
ナツキもクレイグも勝手で嫌になっちゃいました。
更にハルトと会ったクレイグがハルトに突き付けた条件も
お前はクソか?と言いたくなる内容でもう…。
その後もはっきり言ってクレイグは勝手だなぁと思いました。
魂のつがいだから態度を軟化させたの?って。
最後まで読みましたが私はナツキもクレイグも好きにはなれませんでした…。
波乱な展開から下巻が始まります。
何故か裸で寝ている冬獅郎とジャック。
ヒートで理性を失っていたとはいえジャックと肉体関係を持ってしまい
やっぱり僕はアレックス様のそばにいてはいけないんだ…と思う冬獅郎。
そしてそれがあっさりアレックスにばれてしまいます。
ここでアレックスが
「獣人の嗅覚は人の何万倍ともいわれていてね。
今の君からは情事と彼の匂いがする。」と冬獅郎に言うのですが、
最後まで読むとこの部分に疑問を感じました。
最終的にジャックと冬獅郎は肉体関係を結んでいません。
そんなに嗅覚が優れているのであれば
生々しい言い方になりますが冬獅郎の体内にジャックの匂いがついていないことが
わかるのではないの…?と思ってしまいました。
ですが、ここでアレックスはジャックと冬獅郎が最後までしたと思っています。
そこがなんかあれー?と思ってしまいました。
本当に色々あって最後はハッピーエンドなのですが
上下巻になるほどの内容を個人的には感じませんでした。
甘々を求めていたのですが波乱が多すぎました。
作家様買いです。
元天才ピアニストの桐野と
天才ピアニストの高瀬のお話です。
感想を書くのがすごく難しいなぁと感じた作品なのですが、
高瀬はひたすら健気に見せかけて
実は欲をちゃんと持っていてそこが個人的に安心しました。
最初の感想が【高瀬は桐野を崇拝しすぎててやばいな】だったので。
桐野は母の死をきっかけに落ちぶれていき(言い方が悪い)
ドロドロした感情がすごかったのですが
なんとか高瀬に中和してもらえた…のか…?
どちらもドロドロしてお互いに執着しているので
行き着く先は共依存なのかなぁ…?と思いました。
ダークっぽい内容の割に中身があまり感じ取れず
うーん…?となってしまいました。
多分私の理解力のなさが原因です。
全て繋がっているのですが3つのお話が入っています。
【黒×恋】
保育園で手伝いをする大学生の青。
密かに園児(亜黄)の父親の黒世に思いを寄せていたのですが
どうしたらいいかわからないと悩む日々。
そんな時、双子の弟の緑の恋人がバツ3子持ちだと知らされ反対するのですが
「そんなに心配なら俺に代わってデートして思う存分探ってみればいいだろ!」と言う緑。
そしてその話の流れで緑の恋人が灰崎さんと知り
そのままデートすることになるのですが…。
ありがちなお話でした。
すれ違いも解消出来て良かったです。
【白×恋】
黒世の双子の兄の白世と、 青の双子の弟の緑のお話です。
時系列的には【黒×恋】の前のお話で、
白世と緑が付き合うまでのお話です。
白世が×3で、亜黄のお父さんなのですが
何故×3なのか等々が明らかになります。
【朱×恋】
白世の息子の亜黄と、亜黄の幼馴染の朱音とのお話です。
全てあっさりとしており軽く読む分には問題ないのですが
何度も読み返す作品ではないかな?と思いました。
【きみはもう噛めない】が好きでこちらの作品を購入しました。
神のご加護なんてないと思いながら働いている神父のジル(受け)と
ジルの秘密を知りしばらくの間ここ(協会)に居させて欲しいというエミールのお話。
その夜暖をとるため布団に潜り込んできたエミールを、
ジルはSEXしたがっていると勘違いして…。
もっと複雑なお話かと思ったらそんなこともなくて
ページ数のわりに内容がないように思えてしまいました。
読み終わっても特に心に残ることがなく
せっかくの吸血鬼と神父という設定を生かしきれない感じがしてしまい残念でした。
(偉そうなレビューになって申し訳ございません。)
吸血鬼になった後の2人は甘々で良かったです。
1巻で結ばれてからのお話。
初っ端からなんだかんだラブラブです。
ですが2巻では当て馬的なひかるくんが登場します。
楓くんにグイグイ来るひかるくんに対し、
「悪いがもう関わるな。あずさが不安がることはしたくない。」という楓くん。
1巻のチャラい楓くんはすっかりどこかにいきました(*´ω`*)
ですがその後ちょっと仲良くしている二人をあずさが目撃し、
楓くんを引きずって家に帰ります。
そして自分の項を「噛んで」と言うあずさ。
またメンヘラの発作が起きて楓くんが冷静に怒ります。
そこから二人は学校でも話さなくなるのですが、
そんな時にひかるくんが発情し、
楓くんがまさかの運命の番ということがわかります。
うーん…。
都合よく運命の番…。
まぁ結局はちゃんとあずさと楓くんでまとまるんですけど、
運命の番を出して欲しくなかったなぁと思ってしまいました。
ひかるくんの別のお話も入っていて
こっちはこっちでくっつくのですが
都合いいなぁと思ってしまいました。
うーん…。