関原みつ豆先生名義の「親友と子作りすることになりました。」がぎゃん甘だったので、他に読みたいな〜と思いこちらを買いました。
ハルちゃんがハチャメチャに甘ちゃんで、湧き上がる嫌悪感をかき消すためにセリフをあまり読まないようにしました。つまりハルちゃんのわちゃわちゃした発言や泣き顔はサラッと読み飛ばしました。
えぇ、甘えん坊で素直で欲しいものは手に入れつつ周囲の人間にとても愛されてて、人生ガチャで大当たりなのになぜだか泣いてばかりいるハルちゃんに対する妬みなんですよ‥
独特な言葉遣いとぐしゃぐしゃベトベトの泣き顔が性癖に合わなくてごめんなさいです。
ハルちゃんの「しゅき〜〜」「なのぉ~~」みたいな言葉遣いって脳内で音声再現されるので好みの方にはすごいパンチ力だと思います。
いやいやいくら何でも‥と思いながらも面白く読ませるのが傑作というものです。
あんなほっそ細のチャラ男子来たら、いくら何でも判るやろ?わけぇって。
リーマンがオフでは儚げミステリアス美人ていくらなんでもファンタジー過ぎるやろがい。
と思いました。それでもグイグイ読ませるのは、圧倒的な性行為描写があるからです。
カネ子先生のキャラって細くて尖ったお洒落な若者出てくるイメージがあります。
受けも攻めも綺麗で中性的な雰囲気があるんですよ。
なのにセックスとなるとAVみたいにガツガツと破壊力があります。
綺麗なキャラに玉袋描くのカネ子先生の性癖ですかね‥?
今回圧巻だったのは、お風呂でイキながらオシッコしつつ、恍惚とした表情見せて相手を見返す受けです。
チャラい俺様責めの敵う相手じゃないんですよ。
だいたい商業BLは潮とかってごまかすんですが、カネ子先生はガッツリお風呂で受けが自ら(?)オシッコするし、しかも場所は風呂のお湯の中です。
美しい男性がドロドロになってまぐわう事に直球で素晴らしいですが、こっちも体力ないとキツイです。
5巻ですね。
読みながら あれっ‥確か受けの子が投げかけた重大な問題提議あったよね?あれどうなったのと思いました。
確か矢部ちゃんは、何も考えず自分と恋愛する蛇淵をもどかしく思ってかなり悩んでましたよね。交際の存続すら。
身体や幼さだけではなく、自分の存在をもっと大切にしてほしくはなかった?
あそこで二人は成長するチャンスだったのに何か有耶無耶にしたのね‥‥。
5巻の2人はひたすらセックスしてるんですが、改めて高2と教師がひたすら毎日ヤりまくってて呆れました。いみじくも2巻で「あんたの彼氏(蛇淵)馬鹿ですよ」と言われてますが、ホントにそうですねとしか思えない。
空っぽですよね‥
これを「オモロイ先生。黙ってればルックスが良い」だけで突っ走るのすごいなと思いました。
こういうヤクザ教師は昔は沢山いましたが(知らんけど)、今はコンプライアンスで表立ってはできないですよね。
だからこそフィクションでここまで描ききりモラルに迎合しなかった点はすごい胆力だなと思いました。正直キツいですがそれは私の個人的見解なのでどうでも良いです。
矢部ちゃんは1巻のあのネガティブで尖った感じが微塵もなくなり美しくてひたすら受け身です。
振り切ってますよね。
全く成長がないところが面白かったです。
個人的見解として矢部っちは、もっとちゃんとした素敵な大人の男と幸せになるか、自立して夢から覚めるんじゃないの?と思いました。
加藤が松田にプロポーズ、という素晴らしいシチュエーションで終った前作にどんな続きが!?と楽しみにしていたのですが、結構拍子抜けしました。
松田が最初からもうグズグズで、なのに無駄な抵抗をしてて、何かモダモダしてて歯がゆいし、何なら加藤もモダモダしてるんですよ。
前作あんなに素晴らしい急転直下の奪い愛!って感じだったのに、スピード感落ちたなぁと思ってしまった。
松田がなぁ‥もうちょいハイスペモテ男の気概を出して加藤に挑んでくれたらなぁ‥
なんて、ただのぼやきです。
一点、殴るところマジで意味わからなかった。会社で殴るとか一発で解雇じゃないですか。
里つばめ先生のハイスペ男子、意外と暴力的でびびるんですけど、暴力的というスパイスは片桐と斎藤さんくらいに抑えておいてほしいです。
丸木戸節が炸裂してる‥と思いました。
丸木戸先生にとってBLの萌ってどこら辺にあるのでしょうか。受けの境遇たるや悲惨すぎ‥
そして安定の(恐らく丸木戸先生の大好きな)社会不適合が出てきます。
攻めで。
一巻丸っとBLしてないですが面白いです。
終末パニックものといえばウォーキングデッドでしょうか。
終末にむき出しになる人間のエゴが感慨深いです。
ヤケクソになる人。
現実を否定する人。
普段どおりの生活を送る人。
どうでもいい事をする人。
自分ならどうするだろうと考えてしまいます。
主人公らは、割とどうでもいいような事をします。ある意味タナボタ的というか‥
やることが見つかって良かったというか。
もう先が無いとなると、エゴがなくなる感じがなんか解ります。
私は引きこもりメンタリティーのため自宅で海外ドラマ見てるだろうなと思いました。最後まで人間関係でゴタゴタしたくない。
動き出す理由をもらえた主人公らは良かったと思います。
遊馬はどんどんキーマンになり、次回スピンの攻めは彼になるだろうと期待してます。
何故に『俺のキスで世界が変わるなら』私しかレビュー書いてないんですか!!!!
みんなもレビュー書いて!
「語彙消失」
とかそんな感じで良いから!
いやもうコミックス待つのに耐えきれず、連載版にも手を出しちゃったんですが、最高of最高で‥私の一年のストレスが吹き飛びました。
1巻も最高だったのに軽々と超えてきました。
何と7巻(コミックスの続きが7巻)からエロターンの始まりなんです。
正直もっと焦らされると思ってましたがさすが蜂谷さん、酸いも甘いも噛み分けたアダルトな男です。
私は土田推しなのですが、今回土田はかなり頑張ってます。やらせてくれ!と絶叫したりします。清々しいくらいの直球の愛(?)とスキンシップを軽んじる蜂谷さんの性癖を把握し、身体を落とそうと涙ぐましく頑張るんです‥で、結構いい線まで行くんですよ‥すごいぞ土田。
私は水神の良さが今ひとつ解らなかったのですが、今回は水神もとても頑張ります。エロターン?からの水神の魅力がヤバくて、ノンケの蜂谷さんが男なのに惹かれる理由が解りました。マジ良い男ですた‥(謝罪)
ヒロイン蜂谷さんが魅力的な二人の男性の間で揺れ動く、昔懐かしい胸キュンラブコメに久しぶりに出会えて私は嬉しいです。
二人とキスしたり何かするのに、蜂谷さんが少しも不誠実に見えないんです。
解る‥迷うよね‥!どっちにも惹かれる気持ち、解るよーー!!!
と絶叫しつつ続きが気になって光の速さで全単話ポチリました。
蜂谷さん、チャラ男という事になってますが、チャラ男ってこんなに良いものなんですか?私チャラ男見直しました。
BLって割とチャラ男に好意的だな~とは思ってましたが、沢山の女性と恋愛を積み上げて今新鮮に男性と恋愛に向き合う蜂谷さん‥先入観や偏見が全く無くて素晴らしくないですか?
おまけにとても仕事が出来て、マジメです。
チャラ男って仕事に真面目な男のことを言うんでしたっけ‥?
タイトル通り、7話連載版以降の蜂谷さんはたくさんキスします!もうもう、素敵なキスシーン満載で眼福です。
蜂谷さんとキスするたびに二人はイイ男になっている‥
とりあえずつべこべ言わずに連載版も読んでください。お願いします!!!