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後半からの盛り上がりが最高

原作未読で聞きました。
正直途中までは、んーよくある話だなあというように思っていました。が、後半以降、攻めの真意が見えてきた時、え、めっちゃいいじゃん?!と湧き上がりました。また、メイン2人の声が相性とバランスが良かったです。

以下ネタバレです。
天然体育会系バカと言われていた攻めの中村が、実は裏のある本性がめちゃくちゃ良いキャラでした!!!

途中までは体育会系で無神経にゴリゴリ突き進んでるだけの感じがあり、ふーむと思っていましたが、そう思われるようにわざとやっていたことがわかり、全ては受けの佐々木さんへの好意による行動だったと明らかになります。

真意を見せてからの伊東さんの演技がすごく良いです。実は裏があるという役が本当にお上手だと思います。(別に悪巧み系の裏ではないです。)
特に「俺のこと好きになってきてるでしょ。」の言い方も、変なナルシスト感は一切なく、以降突然スパダリ系の攻めを演出してきて?!?!!!!となりました。ワンコ攻めからの突然の転向。佐々木さんと同様に?!?!となりました。
最後の濡場も身体の経験値として慣れてるはずの佐々木を、良いようにリードしていて、、最高でした。伊東さんの良い攻めが聴けました!!

そして受けの佐々木ですが、白井さんの中では低音系のボイスです。ですが、大変可愛い。佐々木は後藤さんとの絡みもかなり多かったですね。年上と年下に挟まれて翻弄されてました。溶けそうなぐずぐずの声はやはり白井さんに間違いはないなと改めて思いました!低音でこれはありがたい!!!

総じて良かったと思います!!
2人の息もぴったりでした!!

圧巻のお芝居に納得させられたエンディング

凄い作品でしたがどなたもレビューをされていませんでしたので…少しでも皆さんの参考になればと思い、初めてですがレビューさせていただきます。

BLCD歴10年ほどの私ですが、はっきり言ってこんな不穏なBLCDは初めて聴きました。それだけチャレンジングな作品でした。

原作は既読していましたが、正直内容がとても辛く、メインキャラ2人にとっては幸せなエンドなのだと頭では分かっても、心では喜びがたいような大変重い内容でした。

しかしこのCDを聴けたことで、私はこのエンディングを受け入れることができるようになりました。むしろ今となっては、このエンディングしかなかったと思えます。

理由は二つあります。一つは音声表現によるエンディングの補完、そして何より、メインお二人の圧巻のお芝居です。

まず一つ目ですが、キャストインタビューでもメインのお二人が触れられていますが、ラストのシーンはCDでしかできない表現で補完されています。ああこれが2人の幸せだったのだと理解できました。

そして何より、お二人が紡がれた繊細な演技には圧倒されました。以下詳細を…

葵にいちゃん (cv斉藤壮馬さん)
中学生の容姿のまま再会という設定のため幼めの声ではありますが、可愛すぎずお兄ちゃんらしく演じられています。
抱えていた秘密が明らかになりようやく福太に全ての感情をぶつけるシーンは、本当に胸がいっぱいになりました。
また福太との絡みのシーンは可愛すぎてびっくりしましたが…媚びた可愛さではなくうちから出てきたようなお声で思わず頭を抱えました。

福太くん (cv伊東健人さん)
トーン高めのとても優しいお声で、葵にいちゃんを全力で愛してくれています。しかし話が進むほど不穏さが増していき…。
優しさの裏に少しずつ垣間見える不穏さがとても自然に表現されていて、恐ろしくさえ感じました。しかし全ては葵にいちゃんへの純粋な想い故の行動なのだとお芝居を聞いて納得しました。
福太くんの優しい声は、どこか泣きそうにさせられるような不思議な力があり、困りました…。(最高でした)

この難しい題材で見事に「メリバ」を演じ切られたお二人は本当にすごいです。キャラクターを考えると納得のキャスティングでしたが、想像以上でした。ここまで演技力が問われる作品はそうそうないのではないでしょうか…。

ちなみに特典CDの「八畳一間のディストピア」は、タイトルこそ不穏ですがこのドラマCDの中で1番可愛らしいパートになっていると思います。なぜ特典になってしまったのか…と思いますが、おすすめです。

拙い内容ですが参考になりましたら幸いです。