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城谷さんの過去

ほんとうの城谷さんが見れました…!

前巻の続きからでアナル開発をされる城谷さんにまず萌えました。黒瀬くんに触られなくても自分で穴をキュってして感じる城谷さん可愛すぎか…!
黒瀬くんに、好きになった理由が城谷さんが潔癖症だからと言われてそのあと逃げるようにして黒瀬くんのもとから去っていった城谷さんですが、再び感じてしまい公衆トイレに閉じこもっていたしてしまうという…。涙を目に浮かべながら自慰をする城谷さん可愛すぎて。

ここから城谷さんの過去が明らかになるのですが、なるほどお父さんのことが好きだったんですね。城谷さんの存在?をよく思っていないお姉ちゃん(義理っていうか塾講師のお父さんの生徒)の策略により、お父さんとお姉ちゃんが触れあっているところを目撃してしまう城谷少年(小学5年生)。このとき雷が鳴っていました。泣きながらも自分の衝動を止められずいたしていたところをお姉ちゃんに見られ「気持ち悪い」と言われてしまいます。純粋な城谷少年はこの一言にすごく傷つけられたんですね…。それからお父さんのことを曇りなく見れなくなり、終いにはお父さんの手を振り払って「気持ち悪い」と言ってしまった。お父さんを好きになってごめんなさい という心情がすごく悲しく胸に響きました。

しばらくして、城谷さんと黒瀬くんがエレベーターではち合うシーンは驚きました。黒瀬くんの表情が見えなさすぎてほんとうに一瞬別人かと…(笑) 二人がエレベーターに乗っているときに雷が落ちて一度止まってしまいます。城谷さんは、雷にいい思い出がなく、さらに息苦しさも重なり、黒瀬くんに手を握ってもいいかと尋ねます。城谷さんほんと可愛い…。「気持ち悪い」と言われたことを引きずっている黒瀬くんには少し笑ってしまいました。黒瀬くん以外嫌だという証に、黒瀬くんの手のひらへキスをせがまれる城谷さんは、汚す汚れるではなく、汚れている自分をもっと見てもらえるという認識になっていて、城谷さんの素が出てきたなあ、と感じました。偉いですねと抱き締められ泣き出す城谷さんはほんとうに子供のようでした(笑)

番外編も書き下ろしもいい意味で本編と雰囲気が違って楽しめました。続きが気になります。長々と失礼しました。

ただただヨルが可愛い

ほんとに、ヨルが可愛すぎました。
はらだ先生渾身の一作、発売日に買えて幸せ者だと思いました。

バンド解散を機に、攻めである朝一がボーカルを務めるバンドのベースとしてサポート加入したヨル(受け)。このヨルが…たまらなく可愛い!朝一のこと好きすぎます…。中学のときに朝一が歌う姿を見たときから好きで、高校も追っかけて自分もバンドを始めて、朝一にどれだけ冷たくあしらわれても全く意に介さないという…。美形でいて、童貞(朝一ひとすじ)。設定すら美味しいです。

朝一がカタギじゃない人にボコられて性的にもズタズタにされるシーンがありましたが、私自身目を背けたくなるような描写でした…。さすがはらだ先生と言うべきか。また物語序盤、中盤までは朝一は女が好きだと自分に言い聞かせて女の子と絡むシーンがあったり、ヨルに対して暴言を吐くシーンもありますので苦手な方はお気をつけください。

ヨルは元々のバンドでボーカルをしていたので、ヨルが歌うシーンは圧巻です!すごくエロく艶かしく描かれています。思わず見入ってしまうほど。でも朝一の前では恋する乙女のような表情をするヨルのギャップにやられます。また朝一限定で脳内で思っていることが駄々漏れになるのも可愛い。

カバー裏も楽しめました!ストーリーも重厚に作られていると思うので、一冊まるっと「よるとあさの歌」の世界観を楽しめると思います。

男の中の漢

受けの男前具合に惚れました…!!

ヤンキー要素と分厚さの割に並の値段に引かれて購入。
お話は思った以上にケンカシーンが多かったです。まあ少年漫画もよく読む私的には苦ではありませんでした。むしろ楽しめました!

攻めの取り立て屋である千秋と、受けのヤンキー校の頭の菊華(名前が女の子らしいのもまたツボ)を中心に抗争が起こります。
強いはずの千秋がボコられたと知って、冷静にかつキレる菊華がかっこよすぎて…! 迫力あるケンカシーンは見所です!そのあとの、千秋の顔についた血を菊華がペロペロと舐めるシーンはもう…もう…可愛すぎでした。(効果音があむあむ だったのでよく分かりませんが笑)

ツン9割デレ1割くらい(個人差はあります)の菊華が千秋を受け入れる書き下ろしは必見です。すごく男前です、菊華が。

全体的にテンポよく、神評価にしたいところですが、少しケンカシーンが多すぎるようにも、ラブシーンが少なすぎるようにも感じたので萌え×2で。

今後のナリさんのご活躍を見届けたいです!

青春戦争 コミック

りべるむ 

ワンコとその飼い主が可愛すぎる!

支部でずっと鉛筆漫画で描かれていたりべるむさんの『恋落』が書籍化にあたり、『青春戦争』に改題されて手元に置けるようになりました…!ありがたいです!

200p以上書き直し執筆されたとのことでさぞ大変だったと思います…。ですが、書き直しによってえろシーンが増えたそうで…!眼福でした。

物語は高校一年ワンコ系ストーカー男子篠原と、高校三年自覚済みイケメン男子三保(ミホ)を軸に進んでいきます。篠原が三保を追いかけて同じ高校に入学し、入学式の日に三保に告白。三保は「可哀想だから」と付き合ってあげることにします。初っぱなからぶっ飛んだ展開なので少し驚かれる方もいらっしゃるかもしれません。

三保が入れられる側が無理だというので篠原が大人しく掘られてますが、物語終盤にはリバ表現があるので苦手な方はご注意です。

どこも魅力的なのですが、個人的に好きなシーンは三保が男に襲われたと言ったときに篠原が普段見ないような表情をし三保を無理矢理抱くところです。事後に(入れられるのがよかったって 絶対言わねーし)と頭の中で考えるツンデレ三保かわいすぎる…!
篠原の友人の寛之ときざしもいいキャラしてます。

WEB連載を書籍化するにあたりカットしたシーンもあるとは思うのですが、お話が若干繋がっていない部分が見られたので(私の読解能力が低いだけかもしれませんが)萌え×2評価にさせていただきました。

全体的には二人の喜怒哀楽の表情が細かく描かれていて、赤面もたくさん見れたのでよかったです!

ビバ青春…!

普段呟きの方でも支部の方でも追っかけさせて頂いているえむけえさんの個人作品集が出るということで、いてもたってもいられず購入しました!

『好きってはずかしくてむずかしい』と帯にもありますが、本当にその通りの内容でこちらも影山、日向の二人と一緒になってもやもやしたりにやにやしながら読ませていただきました。

相手が好きで好きでたまらなくて、告白したいのに、相手に嫌われるのが、関係が壊れてしまうのが怖くて想いを伝えられない…。良いです!青春!
互いのやることなすことに毎回胸を高鳴らせて期待する二人は本当に思春期真っ只中です。
『BOYS BE...』という作品での、二人であそこを触り合いっこしているときに、日向が影山に「影山…も気持ちい…?」と尋ね、影山が余裕なさげな感じで「ん…めちゃくちゃきもちい…」と返す場面の破壊力といったら!この本の中のどのページも素敵なのですが、このシーンが一番好きです…。えろい。二人とも無自覚で色気出てます。

高校生編のお話と、バレー選手(日向)とそのリハビリトレーナー(影山)のお話とで雰囲気ががらっと変わっていて、さすがえむけえさんだな、と思いました。
(ちなみにそのパロディである『Strong Emotion』のR-18部分は支部の方で公開されていたのを拝読しまして、こちらも本当に素敵でした)

終始可愛い可愛いと悶えながら楽しませていただきました!
男子高校生の青春、ほんとおいしかったです。

だんだんほだされていく

読みたさが勝って、特典は諦めて地元の本屋で購入しました…!後悔はしていません…!

二人がスーツを買いにいくところからスタートですね。
黒瀬くんの服に、匂いに包まれていると感じて、城谷さんのあれが勃ってしまうシーンはもう…!もう…!恥ずかしがる城谷さんおいしいです。
そしてタクシーで再び黒瀬くんの家へ 。そこで城谷さんは初フェラをされるわけですが、黒瀬くんが菌で死んでしまうのではないかと、変なところで心配する城谷さん。舐められて、食わえられてとろとろに溶かされていく城谷さんがすごくえろかったです。
熱を出した城谷さんが部屋に来た黒瀬くんを、追い出したいのに引き留めてしまう、葛藤するシーンはぐぐっときました…!赤面があんなにえろく見える人は滅多にいないと思います。キスではなく、舌を絡め合いそうになる場面での黒瀬くんの色気ったら…!本当に調教上手です(笑)
そしてなんといっても見所は、黒瀬くんによる城谷さんのアナル開発…ですね!とはいえ、実際には道具を出して指でなぞっているだけなのですが、これまたえろいです。三上の名前を聞かされ嫉妬(?)をする黒瀬くんに、ズボンの上からくにくにされてほだされていく城谷さん…。次巻はついに指を(はたまた道具を?)直接入れてしまうのでしょうか…?

潔癖を克服しようと奮闘する城谷さん、健気です。むしろ二人で会うのはデートのようだと自覚していましたが(笑)

リストの10個目はやはり性交為なのでしょうか。ちらっと出てきた過去も気になります。
赤面しっぱなしの城谷さんや地味に城谷さんの一挙一動を気にする黒瀬くんが見れて幸せです。4巻も楽しみです!

お前の声だけは聴こえていたい

表紙の美しさに引かれ購入しました!文乃ゆき先生は新人さんということですが、しっかりと話の筋が通っていてセンスの良さに脱帽しました。

大まかなあらすじははしょります。
陽気で人と接することが大好きな太一と、難聴により人と最低限しか関わらなくなった航平を中心に物語は進んでゆきます。
正直なところ、難聴というテーマで描かれるBLを今まで拝見したことがなかったのでどうなんだろう、と不安に思っていましたが、大丈夫でした。むしろ、ハンデを背負ってるからこそのそれにまつわる話や相手を思いやる気持ちなど、ひしひしと痛いくらいに伝わってきました。
雨宿りをしたときに航平が太一に想いを伝えるシーン、また航平が段々と自分の聴力が落ちていっていることを気にし、大学にて階段で別れのキスをするシーンは涙なしには読めませんでした…。互いを思いやるがゆえの別れ…なんとも悲しかったです。
ですが最終的には二人が清いお付き合いながらも共に映画館へ出掛けたりしていて、ほほえましかったです。太一がだんだん自分の感情を自覚していくところで終わったので、皆様がレビューに書かれている通り、続きが気になりますね。太一が攻めるところ、見てみたいです。

えろ度が増した

読了後の感想は、これです。一巻よりえろ度が増しました。

表題作『年下彼氏の恋愛管理癖』では、相変わらずの(受らしい)色気を発揮するサトシさんにイケナイ悪戯をする悪ガキが登場。悪ガキとはいえ、百崎の弟くんですが(笑) 身体中を縄で縛られ、筆プレイ(?)をされるサトシさんを泉がその場に駆けつけ百崎弟を殴り、救います。そしてそこから始まるセックスがいつになくえろい。桜日先生、さすがです。
また他の話で、自分からする、と積極的になるサトシさんが健気で最高にえろかったです。サトシさんの性欲に食われそうになってる泉ですが、どっこいどっこいだと思います(笑)
『お手をどうぞ、王子サマ』では、相変わらずバカップルの代名詞なミネオとリド。ミネオのためなら、とリドがベビードールを着て、出たっぽくするプレイが萌えました。リド美しい…!
『君に捧ぐサディスティック』では、マネージャーとパートナーとしての線引きが曖昧になってきたことを気にし、距離を取ろうとする倉本と、そんな彼と妙な雰囲気になったことに不安を感じる響也の気持ちのすれ違いがなんとも言えません。響也はSMプレイに倉本の気持ちが伴わなくなったことに気づいて、でも何も言うことができない…。もどかしいです。そして、放尿プレイごちそうさまです!続きが気になる展開で終わったので、次巻が待ちきれません!

桜日先生の絵は線がしっかり描かれていて、また効果音も多様に書かれているので満足です。えろが好きな方はぜひ!

だんだんと近づいていく心

最高にイカした奴らが帰ってきました!
前作でメインCPより気になる感じで終わった、源と吉宗の恋が今回は一冊丸々描かれてます。
吉宗との体だけの関係にいい加減割り切れなくなった源ですが、吉宗には重いトラウマがあり、なかなか心を開いてくれません。というより、大人の余裕で交わされてる感じ?大人といっても少し年上なだけですが(笑)
そんな折、源にはまともな恋愛をしてほしい、と吉宗が源に女友達を紹介するシーンにはついなんでやねん!とつっこんでしまいました。吉宗も源のことを思いやって行動してますが、結果空回り。源は吉宗、吉宗は源じゃないとだめなんですよね。エロシーンでの吉宗は皆さんおっしゃっている通り、色っぽいです。色気ムンムンです。

作中に、源と吉宗を表情だけで、セリフなしで描かれてるシーンが前作よりも登場するのですが、二人ともポーカーフェイスだったり無表情だったりするので、個人的に感情が読み取りづらかったです。そこが神評価ではない理由です。
ですが、前作で気になっていた二人をまたこうして読むことができてよかったです!

いたぶること 唯一ゆるされた 愛しかた

この煽り文句が、この作品のすべてを物語ってると思います…! 新しい形のSMを見た気がしました。

一冊丸々が表題作で、思う存分この作品の世界観を堪能することができます。お話は飛田白という名前の見た目は寡黙だけど真性ドMの受と、そんな飛田にひょんなことから興味を持った真澄龍一という名前のノーマル非似Sの攻を中心に進んでいきます。
飛田は元よりドMなので、痛め付けられることによってのみ快感を得られますが、真澄はそんな彼をいたぶることでしか感じさせられず、人を痛めつけるセックスに徐々に自分が快感を覚え始めていることに疑問を感じます。
ここから始まる二人の心のすれ違いが、読んでいて非常に苦しかったです。Sを演じようとすればするほど表情が冷酷になっていく真澄は、恐ろしく怖かったです。
一度離れることを決意した二人ですが、真澄のいない寂しさから涙をこぼし会いに来た飛田の姿を見て、真澄も決意した心が崩れ、二人の関係性はある形に落ち着きます。書き下ろしの、飛田がいたずら心で真澄に不意にキスをし、それに真澄が慌て照れる姿は、なんとも言えない複雑な心境になりました。この二人は笑い合ってはいるけれど、完全に分かり合えることはないのだろうと。

作者さまはまだ新人さんだというのに、SMプレイのシーンがすごく萌えさせられました。真澄が飛田の首の血のほうを止めて、飛田がその快感からプレイ終了の合図を出せないシーンなんか特に、グッときました。
今まであまりSM作品は買わなかったのですが、この作品を読んで私の中の新しい扉が開きました。
萌×2評価なのは、飛田が見ている夢の中で一瞬グロいイラスト(人体というか脚の断面図?のようなもの)が挟まれていたからです。